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オレの育児スタイル 子育て相談 【保育士が教える】男の子大好き!「戦いごっこ」とどのように向き合えばいいのでしょう?

【保育士が教える】男の子大好き!「戦いごっこ」とどのように向き合えばいいのでしょう?

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男の子の戦いごっこ

今回のご相談

4歳の男の子のママです。 とにかく、仮面ライダーや戦隊モノが大好きです。当然、テレビで見るだけでなく、お友達と戦いごっこをしちゃってます。そして、エスカレートしちゃうと頭をたたいたり、服をひっぱったり大変なことに。。。。 やっぱり、男の子って戦いごっこ好きですよね?お友達にけがをさせない程度ならいいかと思うのですが、その加減をどのように伝えたらいいでしょうか?

 
ご相談ありがとうございます。
今回の相談「戦いごっこ」は、特に男の子のお子さんをお持ちの親御さんなら、一度は悩んだことがあることなのではないでしょうか?

今回は一緒に、親としてどのように戦いごっこと向き合っていくといいのか考えていきましょう!

目次

  • 1 戦いごっこってやってもいいの?
  • 2 戦いごっこを通して子どもたちが学ぶこと
    • 2.1 痛みや加減を知る
    • 2.2  子どもの想像力や表現力を豊かにする
    • 2.3 コミュニケーションの仕方を学ぶ
  • 3  親として、戦いごっことこのように向き合ってみませんか?
    • 3.1 物(武器)を持たない
    • 3.2 どちらかが嫌がったらやめる
    • 3.3 戦いごっこ以外にも誰かと体をぶつけ合うことが出来る遊びをする
  • 4 まとめ

戦いごっこってやってもいいの?

皆さんは戦いごっこをどのように捉えていますか?

してもいい?それともダメ?どのように子どもには伝えていますか?

実は、幼稚園や保育園の中でも、戦いごっこのへの対応の仕方は園によって様々です。全面的に戦いごっこと呼ばれるものを禁止するところもあれば、怪我になるようなリスクを減らす条件をつけてOKにしている園、子どもの様子をまずは見守る姿勢を取り、好きなように遊ばせる園もあります。

関わる大人が何を大切にして、子どもの成長を見守っているかによって、対応が分かれやすい戦いごっこ。何が正解で何が間違っているのか、判断しにくいことなのかもしれません。

 

戦いごっこを通して子どもたちが学ぶこと

戦いごっこのことを考えた時、危険ということに大人は目が行きがちになりますが、実は子どもたちは戦いごっこを通して学んでいることもたくさんあるということを知っていましたか?

痛みや加減を知る

どうされると痛いのか、どれくらいの強さで相手と向き合うといいのか、経験する中で子ども達は「痛みや加減」について学んでいきます。

遊びの中でこのようなことに向き合い学ぶことが出来るのは、とても重要なことなのではないかと個人的には思っています。

最初から「やってはダメ!」と禁止してしまっていたら、子どもたちは本質的に「痛みや加減」について学ぶことが出来ないですよね。

もちろん、だからと言って遊んでいる相手や自分が大きな怪我をしてしまうのは避けたいことだと思います。

そのことについては次の章で述べます。

 子どもの想像力や表現力を豊かにする

戦いごっこはおままごとと同じ、ごっこ遊びの分類に入ります。
子どもたちは、その役に成りきってあたかもそこに悪者がいるように戦ったり、自分が空を飛べるように振る舞ったりしながら、お話を作っていきます。
子どもの想像力や表現力、発想力を育てる大切なあそびのひとつとして捉えられることも出来ますよね。

コミュニケーションの仕方を学ぶ

戦いごっこを通して、他者との関わり方を学ぶ子も多くいるでしょう。
遊びでやっていたはずなのに、どちらかがイヤな思いになることもあるかと思います。

子どもたちは、その中で自分たちの力でどうすればいいのか問題を解決したり、相手がどのように感じているのか、他者の気持ちを理解するということを自然に学んでいきます。

 

 親として、戦いごっことこのように向き合ってみませんか?

私は、子どもたちの戦いごっこを見守る時に、大切にしていることがあります。

物(武器)を持たない

子どもが戦いごっこをする時は、手には何を持たないでやるように話をします。
素手でやる分には、大きな怪我に繋がる可能性が低くなるからです。

どちらかが嫌がったらやめる

戦いごっこをしている中で、どちらか(複数いたらそのうちの誰か)が嫌がったらそこで必ず終わりにする。

これは、物を持たないということと同様、子どもたちと必ず共有し、子どもたちの様子を見守る時に注意し深く観察していることでもあります。

戦いごっこ以外にも誰かと体をぶつけ合うことが出来る遊びをする

子どもは誰かと、どーんと身体と身体をぶつかけ合うことが大好きです。

相撲やおしくらまんじゅうなど、戦いごっこ以外の体と体をぶつけ合いながら遊べる遊びをする時間を設けるようにしています。そうすることにより、子どもの気持ちは満たされ、人を傷つけるという行為として戦いごっこをすることがなくなっていきます。

 

まとめ

いかがでしたか?

子どもは遊びから生きる力を育んでいきます。
遊ぶ中で、子どもたちは何が危ないかも自分たちで判断し学んでいくのです。

「ダメ」と言って全面的に戦いごっこを禁止するのではなく、子どもの姿をしっかり観察しながら、遊びを見守ることを大切にしていきたいですね!

本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。

2015年12月8日 三輪ひかり 子育て相談 子育て

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Borderless Educator-国境なき共育者- 日本とカナダで保育士を経験。 現在園に属さず、子ども・幸せ・本質というキーワードを軸に、ワークショップや研修、ライターなど様々なアプローチで個や社会に向け活動中。 ・ Kodomo.bin共同代表 ・ fbページ 「 世界のほいく便り」 にて情報を発信 ・ホイクホンシツ会議共同主宰
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