2月3日の節分。
いよいよ、パパにとっての一大イベントがやってきます。
それは「鬼」になること。
1年の中で、パパが家族にとってパパでなくなる日が2回あります。12月のクリスマス。そして2月の節分です。
しかし、クリスマスは子どもが寝静まってからこっそりプレゼントを置くのが一般的。サンタの格好をして現れるパパは稀でしょう。
だからこそ、節分は気合を入れましょう!そう、思いっきり「鬼」になってわが家の一年の幸福を願うのです。
豆まきの知識を仕入れよう!
節分の名悪役たる「鬼」。パパはなぜ節分に豆をまくのか、なぜ鬼は豆でやられてしまうのかをしっかりと理解しておきましょう。
そして、豆まきをする前に、子どもたちにしっかりとその由来と意味を伝えてあげてください。
「節分は大晦日だったんだよ!」
節分とは、季節の節目である立春・立夏・立秋・立冬の前日にあたる日のことをいいます。中でも立春は1年のはじまりとされ、その前日である春の節分(2月3日)は旧暦の大晦日にあたるとされています。
「大晦日だから昔は厄払いをしていたんだよ!」
新年を迎えるにあたり、平安時代の宮中では大晦日に「追儺(ついな)」という行事を行い、旧年の厄払いをしていました。室町時代以降、豆をまいて悪鬼を追い出す行事へと発展し、民間にも広まったのだそうです。
「豆をまくのは、オヤジギャグなんだぞ!」
なぜ攻撃力の低そうな「豆」をまくのか?
「魔を滅するぜ!(鬼をやっつけるぞ!)」→「魔滅!(まめ)」→「まめ?」→「豆!!」
さらに、豆は必ず炒った豆を使います。それも・・・
「(鬼を)射る!」→「炒る!」なのです。
この理由を聞いた子どもたちの反応はいかに!?
いよいよ豆まき!思いっきり「鬼」を楽しもう!
ドキドキわくわくの豆まき当日。
鬼であるパパは豆をまかれながら会心の演技で逃げ惑いましょう!パパが思いっきり鬼をやればやるほど、子どもたちも本気になって豆をまくことでしょう。
ちなみに、豆は玄関から遠い部屋から順番に、窓を開けてまいていきます。
※窓から外に投げると、ご近所さんに迷惑なので外には投げないようにしましょう。
豆をまく時は鬼に投げつけるのではなく、下手投げでまくようにします。なぜなら、このまき方は豊作を祈願して畑に種をまくしぐさを表しているからです。
パパも一緒に豆をまきたいときは?
ここまで、パパの一大イベントとして鬼になるべし、と言ってきましたが、「一緒に豆をまきたいよ」というパパもいることでしょう。
そんなパパは、ぜひ鬼づくりから子どもたちと一緒に楽しんでみてください。以下のサイトが参考になり、おすすめです。
■節分の工作風船を使った鬼の作り方
http://yorozudailynews.blog.so-net.ne.jp/2015-12-01-1
■おにのお面〜張り子でつくる本格的なお面〜
https://hoiclue.jp/1650.html
■折り紙で節分の鬼を作ろう!折り方は意外と簡単?
https://handmade3.jp/3524.html
各家庭のやり方があってもいい
昨年のクリスマス。保育園でサンタ役をやることになったのですが、うちの娘さんだけビビって大泣き。その後もサンタにビビり続けています。
と、言うことで僕は鬼にならずに、娘さんと一緒に鬼をやっつけたいと思います。
子どもの年齢や状況に合わせて、豆まきのやり方がちょっと変わってしまっても大丈夫。家族全員が笑顔で豆まきを楽しむことが一番大切!“笑う門には福来たる”です!
【参照】日本の行事・暦|節分(せつぶん) http://koyomigyouji.com/24-setsubun.htm
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