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オレの育児スタイル 父子手帳 父子手帳の作り方 ② ー家族の数だけ子育てのカタチがあるー

父子手帳の作り方 ② ー家族の数だけ子育てのカタチがあるー

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父子手帳の作り方

前回の「父子手帳の作り方 ① ーキラキラした目で未来を見つめる子どもを増やすー」 には、とても多くの方から反響をいただきました。応援のメッセージや「必要だよね」なんていうコメントも数多くいただき、父子手帳の必要性を強く感じております。

今回は、「つなぐみらい」メンバーで実施した企画会議から父子手帳の方向性についてまとまったアイデアをご紹介します。

 

目次

  • 1 手元に置いておける父子手帳を作りたい
  • 2 作られたコンテンツはいつか陳腐化する?
  • 3 父親の役割って母親の代わりをすることだけではないよね
  • 4 父子手帳というかパパが主導して作る家族ノート?

手元に置いておける父子手帳を作りたい

今回の企画会議は、生後2週間のパパから中学生の男の子がいるママなど6名で行われました。前回の記事にも書きましたが、父子手帳はちらっと見ることはあっても繰り返し読むことはないという話から始まったんですが、「母子手帳もそんなに見ないよね」というママからの発言が。

病院に行ったときや予防接種の時には必要になるので、持参するけど中身のコンテンツを目にすることはほとんどないということでした。

どうしてなんでしょう?

ほとんどのパパが読まない父子手帳、予防接種などの必要な時にしか手にしない母子手帳。

これを読まれるものにできたら、

子育て革命が起きるんじゃないか!!

くらいな勢いで考え始めました。

じゃ、ずっと手元に置いておいて見てみたくなる手帳は???というところから会議はスタート!
今までも何人かの方に父子手帳の話をすると、「アプリにしないの?」という話になり、今回もそっちの方向性にも話が向けられました。

ちょっと時間のある時にチェックできるものとして、誰もが様々のアプリを利用していると思います。だから、そこに父子手帳アプリを置けばという発想は自然です。

ただ、開発費、運用費にはかなりのコストがかかりますし、アプリの場合は、ダウンロードしないと始まりません。実は、このダウンロードさせるのがかなり難しく、広告費などのコストも発生します。また、ダウンロードしたあとは、一台のスマホの中ですき間時間の取り合いに勝たなければいけません。他のアプリとの闘いも待っているのです。

その中で使い続けてもらうのはすごく難しいと思っていて、段々、目にしなくなるんじゃないだろうかという不安の方が大きくアプリではなく、従来の父子手帳のように紙で展開していこうという話にしました。

だからこそ、物理的に目に入るような場所に置いておく、もしくは定期的に引き出しから出せるようなものにならないといけないと考えました。

ーーーーー

社会問題と向き合う人のクラウドファンディングGood Morning で
父子手帳「オレたちの育児ノート」制作プロジェクトスタート
https://camp-fire.jp/projects/view/467257

 

作られたコンテンツはいつか陳腐化する?

子どもが小学校に入学する前まで手元に置いておけるようなものにしたい

これは、父子手帳を考え始めてからのコンセプトです。この6年間に、子どものことを理解し、どのような子育てをしていくのか、どんな将来を送りたいのかをイメージすることが重要だと考えていたからです。

そのような考え方を伝えると、

「今、作っても6年後には、そのコンテンツって古臭くならない?」という、ごもっともな意見が。。。。

「それに、子育てに関する情報ってネットで検索しますよねー」と、これまた、ごもっともな意見が。。。

子育てのノウハウや子どもの成長に関する知識って不変なことも多く、それほど古くはならないと思ってはいるけど、「〇〇って、どうしたらいいんだろう?」って思った時に、わざわざ母子手帳や父子手帳を開くのではなく、手元にあるスマホで検索するのは常識ですよね。

紙で提供できる情報には限りがありますが、ネットであれば情報が溢れるほどあり、自分にマッチした情報が探せる可能性が高いでしょう。

でも、ネットで情報を探しても、自分の子どもの状況にあった情報って探せないときありませんか?

「うちの場合は、ちょっと違うなぁ」と思いながら、検索し続けることもあるんじゃないかと思います。

その情報を夫婦で共有しながら、自分たちなりのやり方を見つけ出していっていませんか?

父子手帳を企画する上でも、そこにヒントがあるんじゃないかなぁと思い始めました。

 

父親の役割って母親の代わりをすることだけではないよね

多くの父子手帳を見ていると、制作のコンセプトに2つのパターンがあるということがわかってきました。

1.母親のことを思いやり、母親がやっている家事や育児を父親もやってみよう
2.男性も子育てを目いっぱい楽しもう

大体の父子手帳がこの2つのパターンに分かれるのですが、1のパターンの父子手帳が大半です。

母親が家事や育児の中心になっていて、それをサポートしたり代わりに家事育児をすることで母親の負担を減らしてあげようというものです。恐らく、「男は働き、女は家を守る」的な昭和の考えで作成されている父子手帳では、このパターンが王道だったんだと思います。

しかし、平成を過ぎて令和の時代、かつwithコロナの時代。

働き方にも変化が起き、多様なスタイルが考えられるようになってきました。女性も母親としての役割だけでなく、自分で進みたいキャリアを明確に持ち多様な役割を担っている方も多いでしょう。男性にも働き方に変化が起き、会社勤めで一生を終わるだけが人生ではないと感じ、様々な働き方、時間の使い方をする方が増えてきています。

その中で、子どもが産まれて家族を作っていくわけです。

父親の役割、母親の役割というのも変わってきて当然ですよね。

多くの父子手帳が家事育児は母親の役割であるという大前提の元、それを代替してあげましょうというメッセージを出しています。だから、家事育児を少しやっただけで「俺ってイクメンでしょ」っていう男性が出てくるんです。

母親に代わって家事育児をしたら父親の役割って終了ではありません。子どもや家族の将来のことを考え、そこに向けて、今、何をすればいいのか考えることが大切です。決して、母親がやっている家事育児をシェアしたからといって終わりではないんです。主体的に、子どものこと、家族のことを考え行動に移していく必要があると思うんです。そして、その考えを夫婦でシェアをしていくことが大事なポイントです。

 

父子手帳というかパパが主導して作る家族ノート?

そして、それを父子手帳に落とし込んでいくには、、、、、

もちろん、最初から大きなことを考えるのは難しいと思うので、目の前にある家事シェアからでもいいと思うんですよ。

そう考えていた時に、「家事をしていく中でママにも聖域があって、パパに口出しして欲しくないって部分ってあると思うんですよね」という発言が、会議中にパパが言ったんです。ママではなく、パパが言ったんですよ。

きっと、家事育児に大変なママを見て手伝おうとしたら、ダメ出しをされたり拒絶された経験があるのかなぁって思って聞いてました。

その時に、女性だから料理ができるもの、男性だから外遊びが得意だという固定観念で役割を決めたコンテンツって意味がないのかなぁと感じたんです。

夫婦には、それぞれ得意、不得意があって当たり前です。考え方にも違いがあって当たり前ですよね、人間ですから。

それを補いながら歩いていくのが夫婦ですよね。

それであれば、

その補い方や考え方を知り合うことがコンテンツになればいいんじゃないか!

そして、互いの考え方を知る練習をしながら、

将来のことを夫婦で考えられるようになればいいんじゃないか!

という考え方になってきました。

ただ、いきなり互いの考え方を知ってね、では会話も進まないかもしれないので、そのためのきっかけをコンテンツにして、会話を記録するこができるような手帳だったら、、、、

 

夫婦の数だけ、子育てのカタチや家族のカタチがあります。

その中で、ネットを探せば見つかるようなコンテンツを一方的に提供するだけでは、誰もが手にしない父子手帳になるのは目に見えています。

それであれば、家族の数だけ異なる父子手帳が作れればいいんじゃないかという話になり、その為には、夫婦で会話を記録していくことでオリジナルのノートが作り上げられればいいんじゃないかと思ったんです。

子育ての色んなシーンで夫婦で話し合った記録を書き込めるノート

話し合いの記録が残れば、お互いの思考パターンが見えてきて、これから発生する課題にも対処しやすくなるのでは!

もう、それって父子手帳じゃないよね!(笑

世界にひとつだけの父子手帳?家族ノート?

そんな手帳ができたら、使ってみたいと思いませんか?

次回は、どのような内容で話しあってもらうか?について書いていきたいと思います。

 

他の父子手帳の作り方の記事はこちらから

「父子手帳の作り方 ① ーキラキラした目で未来を見つめる子どもを増やすー」
「父子手帳の作り方③ ー子育て世代に必要なコンテンツってたくさんあり過ぎる!?ー」
「父子手帳の作り方 ④ ー子育てをアドベンチャームービーのようにー」
「父子手帳の作り方 ⑤ ーみんなの経験を活かしてコンテンツを作るー」

 

こちらの記事では、全国の父子手帳を紹介しています

「父親になったら父子手帳を手元に!全国の父子手帳の内容や特徴を紹介します」

本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。

2021年5月25日 斎藤 哲 父子手帳 父子手帳の作り方

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斎藤 哲

斎藤 哲

代表取締役 : 株式会社グループライズ
7歳の娘と4歳の息子をかかえる2児の父。 2000年にネット業界に入り、企業のウェブコミュニケーションを専門領域とする。近年はFacebookのマーケティングコンサルの実績も多い。子どもに関わる仕事をしたくて「すいっち」を立ち上げた。 著書 Facebookマーケティング 価値ある「いいね!」を集める心得と手法 http://www.grouprise.jp/
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