子どもの才能は食べて育てる!「食べる筋トレ」を知っていますか?

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オリンピック選手になれるかは食事によって決まる?

リオオリンピックが行われていましたね。世界各国の選手たちの熱戦には、たくさんのドラマや感動的な瞬間がありました。

みなさんは、オリンピック選手は世界中のごく限られた才能に恵まれた人たちだと思っていませんか?

子どもたちの食事や「食べること」を見直すことで、子どもたちが日ごろからスポーツ選手などと同じように大きな力を発揮できるようになり、「子どもの頃に食べるもので、その後の人生が大きく変わる」という考えのもと開催されている「食べる筋トレ」セミナーがあると聞き、参加してきました。

食べる前に「子どもにどのように育ってほしいのか」が大切

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「食べる筋トレ」セミナーの会場を訪れると、そこは子どもと一緒に参加できる保育室でした。おもちゃなども用意されていて、穏やかな雰囲気です。

参加者の方も次々とやってきます。首都圏近郊の方だけではなく、はるばる九州からという方もいらっしゃいました。

 

参加者のみなさんがそろうと、講師のギール里映さんのこんな問いかけから、セミナーははじまりました。

「みなさんは子どもたちと、何のために食事をしていますか?」

「みなさんは子どもたちに、どのように育ってほしいと思っていますか?」

 

そもそも毎日の食事の目的なんて考えたことがない、という方もいらっしゃるかもしれません。

ギール里映さんは目的の大切さについて、このように話してくださいました。

「食べる目的といっても、もし“アレルギーを治す”ということが目的になったら、その子どもにとって食事は苦しいものとなるでしょう。 “何のためにアレルギーを治すのか”や“治したあとはどのように生きてほしいのか”という目的を設定することは、食事を考えるためにはとても大切なのです」

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「どのような子どもに育ってほしいか」という問いに対する、参加者のみなさんの答えを一部ご紹介しましょう。

【参加者Aさん】

お子さん:4歳の男の子、3歳の女の子、2歳の女の子

どのような子どもになってほしいか:意志の強い子になってほしい。こうなりたいという夢を実現する力をもった子に育ってほしい。

【参加者Bさん】

お子さん:小学5年生の女の子、小学3年生の男の子

どのような子どもになってほしいか:自分らしくやりたいことを見つけられて、それに対してやり抜ける子になってほしい。

 

参加者のみなさんは、ご自分のお子さんたちの将来をしっかり見つめていました。

 毎日の食事には、どんな傾向がある?

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次に、毎日の食事についてチェックしました。

全部で5枚にわたるチェックシートの質問に答えていきます。

1枚のチェックシートに10問の質問があり、全部で50問です。

以下のような質問の中から、当てはまるものにチェックしていきます。

 

・甘いものが好き

・加工品、冷凍食品が多い

・市販のスナック菓子をよく食べる

・食べすぎている気がする

・焦げた肉をよく食べる

・揚げ物をよく食べる

・白いパンやご飯をよく食べる

・乳製品をよく食べる

・塩味のものが多い

・薄味すぎる

 

質問に答えたら採点をします。参加者のみなさんは自分のチェックシートの結果に、納得したり意外な結果に驚いたり。

そして「家庭によってこんなに違うの?」などと言いながら、お互いの結果をシェアしました。確かに、全く違うのです。

このチェックシートの結果に合わせて、それぞれに優先して食べるとよい食材などについて学んでいきました。

子どもの5つの力を育てる食材

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ギール里映さんによると、「子どもの5つの力を育てる食材」があるそうです。「5つの力」とは、次のようなもの。

 

・集中力

・好奇心

・やる気

・精神力

・基礎体力

 

参加者Aさんのように「意志の強い子になってほしい」という場合は、「集中力」「やる気」「精神力」を高める食材を選ぶとよいとのこと。

参加者Bさんのように「自分のやりたいことを見つけて、やり抜ける子になってほしい」という場合は、「好奇心」「やる気」「基礎体力」を高める食材などを選ぶことができるそう。

参加者の「子どもにどのように育ってほしいのか」という目的に合わせて、具体的な食材の組み合わせ方がていねいに説明されました。

 

それぞれの傾向がわかり、どのような食材を食べるべきかがわかったところで、具体的な献立を考えます。おいしそうな献立ができあがっていきました。

 

参加者からの質問にも、ギールさんはわかりやすく答えてくださいます。

玄米を毎食食べているという方からの「子どもがもっと玄米をおいしく食べられるようにするには、どうしたらよいか」という質問には、炊き方や水分調整の方法、一緒に食べるとよいものなどが提案されていました。

 

セミナー終了後も、個別の質問にギールさんが答えていたり、参加者同士で情報交換していたりと、熱心なやりとりが続いていました。そんななか聞こえてきた、参加者の方の「今日、帰ったらすぐにやってみよう!」という言葉には、熱心さとともに、とても楽しそうな感じがあふれていました。

「子どもを授かることは奇跡的なこと。それだからこそ、自分の子どもや周りの子どもたちの食事をサポートしたい」そんな思いから「食べる筋トレ」を始めたというギール里映さん。参加者のみなさんの熱意に応える姿からも、その思いは伝わってきます。

 

自分たちの食生活を見直し、よりよい食の考え方を知り、具体的な献立や食べ方について身につけることができる「食べる筋トレ」セミナー。

改めて「食」について考えてみるよい機会となりました。

 

子どものココロとカラダを創る!「食べる筋トレ」

http://taberu-kintore.com

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すいっち編集部 平賀

フリーランス編集者。書籍・雑誌、WEBサイトの編集を通して「子ども」や「子どもの隣にいる人」に向けた作品や情報を届けています。

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