こんにちは!親子フォトの伝道師、えがお先生です。
「子どもが遊んでいるときに、カメラを意識していない写真を撮れないんです」そんなお悩み相談をいただきました。相談者は4人の子どもをもつ飛鳥馬(あすま)さんパパ。
みなさんも砂遊び、ブランコ、かけっこなど「子どもが遊ぶ姿を撮影したいんだけど、ブレたり、子ども表情が撮れなくて、難しくて困っている」ということはありませんか?それでも、遊びに夢中になっている時の子どもの表情はイキイキしているので、写真を撮っておきたくなりますよね。
今日のテーマは、「子どもが遊んでいるときの写真の撮り方」にしていきましょう。えがお先生がポイントを3つに絞ってみました。ではさっそく、パパのお悩みを解決していきましょう。
子どもに振り回されず写真を撮るには・・・
はじめに、写真を撮る前に考えておいてほしいことがあります。それは子どもの動きについてです。子どもは動き回るので、写真に撮るとき、後ろ姿になってしまったり、ブレたりしてしまいがちです。そうなってしまうのは子どもを追いかける撮影になっているからです。
子どもの動きに振り回されてしまうと、心身共に疲れる割に、子どもの表情を捉えた写真が撮れません。では、どのようにしたら子どもにも撮る側のパパママにもストレスのない撮影になるのでしょうか?
子どもの動きを観察する
そこで試してほしいのが、子どもの動きを予測することです。まずは子どもの表情や動き方を観察してみましょう。
子どもを追いかけている時は、どうしても気持ちが焦ってしまいます。焦って撮ろうとすると、写真がブレたり、子どもがカメラを意識しない写真が撮れなくなるんです。おもしろいもので、写真は、撮る人の心の状態を表します。したがって、焦って撮ると、その気持ちが写真に出てしまいます。ゆとりある気持ちで撮影することが大切です。
お子さんをよく観察して、動きを予測してみてください。子どもの動きに合わせて、写真を撮るスタンバイができていれば、気持ちに余裕をもって、その子らしさを捉えた写真を撮影することができますよ。
撮影スポットを決めてみる
カメラを動かしながら撮影すると、どうしても写真にブレが生じてしまいます。ブレない写真をとるためには、撮影をする場所を決めましょう。例えば、子どもがすべり台で遊んでいるとします。子どもがすべり始める瞬間、滑っている最中、それとも滑り終わった瞬間なのか、撮影したいイメージによって、撮る場所が変わってきそうですよね。
撮る場所を決めたら、カメラを動かさずに、その場所で子どもが来るのをじっと待ってください。カメラを動かさないことが大切です。子どもがカメラの前を通り過ぎるまで、絶対に動かさないという気持ちで、カメラを固定してシャッターを押してみてください。写真のブレが一気に減りますよ。
子どものタイミングに合わせてシャッターを押す
今回のパパからの要望は、「カメラを意識していない写真」です。子どもの動きを予測し、撮る場所を決めたら、あとは撮りたい瞬間(タイミング)を待つだけです。子どもが遊びに夢中になっている時、そこに介入するのではなく見守ってあげてください。「はい、こっち見て」はもちろん禁句。子どもの動きに合わせて、一番捉えたい瞬間をひたすら待つのです。
コマ遊びをする時ならば、コマを引く瞬間や勝敗がつく時に合わせてシャッターを押す。ボール遊びをしている時ならば、夢中になってボールを見つめていたり手を叩いて喜んだりする時がシャッターチャンスです。心の中で「今だ!」と言って、子どものタイミングを掴みましょう。
いかがだったでしょうか?今日は飛鳥馬パパのお悩みである「子どもの遊んでいる時の写真撮影」をテーマに学んできました。
みなさんもぜひ日常生活で、子どもが遊ぶ自然な姿を写真に収めてくださいね。アルバムを見返した時、とてもいい思い出として振り返ることができると思います。
以上、えがお先生でした!
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