1歳を迎えると、一段と人らしくなる赤ちゃん。
歩きはじめる子も多く、机の角が危なくなり、椅子やソファによじ登り、今まで届かなかったところに手が届きます。
また、棚の扉の開け方もわかり、中にあるものを取り出し散らかし放題!なんてこともあり、かわいかった赤ちゃんは「小さな怪獣」に変化し悩ましい時期でもあります。
我が家でも小さな怪獣は毎日暴れていますが、その中で見えるかわいらしい姿に日々感動と笑いを与えられています。
怪獣にも想いがある!意思の表現
1歳になると意思の表現をはじめます。
わたしの娘は、1歳少し手前では、持っているものを取られると「キー」となっている程度の表現でしたが、1歳になったとたん、それまでとは違うハッキリとした意思を伝えられるようになりました。
食事のときは、食べたいもののお皿を指さし、違うものを与えると、すさまじい勢いで首を横に振ります。首と一緒に手もついてくるものだから、スプーンの食べ物は振り落とされる始末……。
笑っているママでいるのも、なかなか難しいものです。
また、我が家では、長女のしまじろうのDVDがラックの上の方にあります。小さな怪獣は、テレビとDVDのリモコン両方を抱え、そのDVD指さし、「あーあー」と目で訴えてきます。
それに従わなと、どんなことになるかはご想像にお任せします。
(もしくは、何かモノがこわされそうな勢いで暴れ、人間の鼓膜を破くかのように叫びます)
今まできっと頭の中では思っていたけど表現できず溜め込んでいた想いを、体を使って表現しているのですよね。
これらの姿は、なんとも愛らしく、願いを叶えてやりたいと思わせるパワーをもっています。
そこまで?真似っ子上手な赤ちゃん
真似っ子が大得意になります。よく人を観察しているのですね。
音楽が流れると、または、踊っている映像が流れると、その音楽や動きに合わせて踊り始めます。
チラっとこちらを見ては恥ずかしそうにするとき、ほれ見ろと自信たっぷりなときとさまざまですが、その踊りをみると誰もが笑顔になります。
そして、私達がすることを真似するようにもなってきます。
スマートフォンをバッグから漁り、「もしもーし」と電話をかけている真似は、凝っていて、ちゃんと真ん中のボタンを押し画面を明るくしてからはじめます。
また、手のひらから何かをつまみ(エアーです)筆者の口に入れてきて、そして「美味し」とか「あち」とかいったり、明後日の方向を向いていることもありますが「ばいばーい」も上手にできるようになります。
この真似っ子怪獣は、アイドルを上回るほどの人気者! 年齢関係なく、みんなが注目するモテ男子or女子です。
イライラMax!どうにかしたい1歳児の攻略
最後に、小さな怪獣の弱点をお教えします!
それは、「自分大好きなこと」です。
どうしても手に負えない!静かにしてほしい! そんなときは、鏡を渡してみてください。それでも効果がないときは、本人の動画、特に泣いているときの動画は一発で静かになりますよ。
鏡は割れるし、携帯を見せることに抵抗があるママは、「ムツゴロウ攻撃」です。
ママはムツゴロウさんになった気分で、わが子の全身を、すさまじい勢いでいい子いい子してください。わしゃわしゃーってしてくださいね。
この二つで、小さな怪獣も静かにしようかなと思ってくれると思います。
1歳のわが子に困っているママ、小さな怪獣はいうことをきかないですが、その分、たくさんのコミュニケーションがとれていると思いませんか?
1歳半~2歳になると、怪獣はライオンくらいに進化してくれるはず。怪獣期を楽しみましょう!
これから1歳を迎えられるママ、1歳児は、0歳児とは違う大変さも出てきますが、子どもとの意思疎通ができるようになるので、子育てがもっと楽しくなりますよ。
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