街はすっかりクリスマス一色。街角を飾るクリスマスツリーや、華やかなイルミネーションを見て、テンションが上がっているお子さんも多いのではないでしょうか?
今年のクリスマス、みなさんはどんな風に過ごしていますか?お友達同士でのクリスマス会やプレゼントの準備で、楽しいことはきっと盛り沢山だと思いますが、その中に1つ「自分たち家族だけ」ものを取り入れてはどうでしょう?家族でこんなクリスマスを過ごした、と振り返ることのできる思い出は、嬉しい記憶としていつまでも思い出すものです。
今回ご紹介するのは、家族で作るクリスマスツリーのオーナメントです。毎年少しずつ手作りのオーナメントを増やしていけば、こどもの成長がつまった世界で1つだけのクリスマスツリーになります。
オーナメントを作る魅力
オーナメントとは、クリスマスツリーに飾る、星やボール、ベルや天使などの飾りのことです。クリスマスツリーを買うと、カワイイ飾りが沢山ついていますよね。もちろん、付属のオーナメントも可愛いのですが、更に手作りのものを加えて飾ります。
こどもが手作りした工作や絵は部屋に飾っておきたいけれど、日に日に増えて、飾る場所がどんどん少なくなってしまうのが悩ましい、と感じることはないですか?その点、オーナメントの良いところは、いくつ増えても、ツリーに飾れば全部を残しておけること。毎年増やしていくことができるので、クリスマスの季節の度に、毎年の成長が一目で楽しめるのも魅力です。
では、年齢に合ったオーナメント作りをご紹介していきます。
0~2歳向け 写真を使ったオーナメント
0~2歳の場合は、お父さん・お母さんが中心となって、写真を使ったオーナメントを作ってみましょう。
【材料】
・お子さんの写真(顔が大きく写っているもの)
・白い厚紙(画用紙でもいいし、シャツなどの形を整えるために入っている厚紙も使えますよ!)
・シールや色画用紙など飾りつけできるもの
・透明なビニール袋(PP袋と呼ばれる透明度が高くてハリのあるものがおススメです。100均などでも売っています。)
・両面テープもしくは糊
・リボン
【作り方】
1.お子さんの写真の顔の部分を丸く切ります。
2.白い厚紙に、マルを2つ描いて、雪だるまの形を作ります。小さいマル(雪だるまの顔になる方)が、お子さんの写真よりひとまわり大きいサイズになるようにします。
3.雪だるまの顔の部分にお子さんの写真を貼ります。
4.色画用紙やシールを使って、飾りつけをします。帽子をかぶせると、雪だるまらしくなります。1歳前後くらいからシール貼りができるので、お子さんにシールを貼ってもらうのもいいですね。
5.ビニール袋の中に雪だるまを入れて、袋の口を、セロテープでぴったり止めます。
6.ビニールと雪だるまの帽子部分が重なっているところに、穴をあけてリボンを通し、飾ります。
1歳半~6歳向け 紙粘土を使ったオーナメント
何かを作ることがイメージできるようになったら、真っ白い紙粘土を使って、色々な形を作ってみましょう。小さいお子さんと一緒にビーズやスパンコールを使う場合は、口に入れたりしないように、気をつけてくださいね。
【材料】
・紙粘土(軽いタイプがおススメです。)
・リボン
・ストロー
・ビーズやスパンコール
・クッキー型
【作り方】
1.粘土を適量用意します。
2.(きらきらボール)粘土を丸くまるめてみましょう。粘土に、ビーズやスパンコールなど、好きな物を押し付けます。
(型抜き)粘土を1センチくらいの厚さに伸ばします。クッキー型を使って、好きな形にぬきましょう。こちらもお好みで装飾ください。
!重要!装飾前にストローを使って、リボンを通す穴をあけておきましょう。
3.紙粘土が乾いたら、リボンを通して完成です。乾いた後に、マジックで絵を描き足すこともできます。
4~6歳向け フェルトを使ったオーナメント
形のある絵が描けるようになったら、こどもの絵を違った形で残してみましょう。絵を描いた後、布を切ったり縫ったりするところは、大人がやった方が良いですが、お子さんが興味を持ったら、チャレンジしてみても楽しいですね。
【材料】
・フェルト
・マジックペン
・わた
・裁ちばさみ
・針/糸
【作り方】
1.フェルトにマジックを使って絵を描きます。
2.描いた絵の外側を、まるっこい大雑把な形に切ります。
3.2と同じ形のフェルトをもう1枚切ります。
4.2.と3.のフェルトを、まわりをぐるりと縫って縫い合わせます。中に綿を入れて厚みを持たせます。縫う時に、飾りつけ用のリボンを一緒に縫い込みます。
いかがでしたか?
こどもたちにとって、楽しみが一杯のクリスマス。何かを「してもらう」だけではなく、誰かに「喜んでもらう」体験ができるのも、クリスマスらしさの1つです。クリスマスツリーを自分たちの手で飾り、こどもの成長をぜひ味わってくださいね。
他の季節イベントもクリスマス同様に、成長に合った「こどもの遊び」と掛け算して、存分に楽しんで学びも深めてもらいたいなと思います。では、メリークリスマス!!
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しみずみえ

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