我が家には2歳2カ月の息子がいます。
息子と頻繁にお風呂に入るようになって1年半程経ちますが、最初はお風呂が大嫌いだった息子。毎日泣きわめく息子の服を脱がして、誘拐するかのようにお風呂場に連れてった事はまだまだ記憶に新しいです。
そんな息子も今では『お風呂行く~!バンザーイ!』と言って自ら率先して服を脱ぐジェスチャー(まだ自分では脱げません)をするようになってくれました。
はじめは嫌いだったお風呂が好きになっていく
息子にとってお風呂が楽しい場所になったきっかけのひとつは、お風呂クレヨン。このクレヨンは水やお湯でさっと流せるので、お風呂では、普段家の中では書いてはいけない壁や床はもちろん、自分や父親の体までもがキャンバスになります。
『○○書いてー』と、アニメのキャラクターを描くことをムチャブリされることも、もちろんありますが、息子は今、自分で長い線路(単なる線ですが、息子は線路と呼んでいます)を書くことに夢中になっています。
もちろん、書いた後は『ケシケシ(付属のスポンジで書いたものを消す作業)』と『お片付け』も忘れません。現在我が家にあるクレヨンは、赤、黄色、緑、青、紫、ピンクの6色ですが、毎日お風呂で『今日は何色にする?』とか、『これは何色?』というやりとりを通して、色の名前と違いがわかるようにもなりました。お片付けについても息子独自の収納順があるようで、私が適当な順番で収納すると怒られます。
我が家で使っているクレヨン
日本理化学工業株式会社 おふろdeキットパスネットセット
ママと違うパパのお風呂遊び
パパだからこそできるお風呂遊びとして、大胆なリアクションがあります。息子とお風呂で遊ぶ時、お風呂に頭から浸かる、水しぶきを上げるなどのオーバーリアクションができるのは、妻曰くパパならではなんだそうです。
女性にとっての洗髪は髪の毛乾かす時間や手間を含めると、かなり大仕事だそうで、髪を洗う日は濡らすことができますが、髪の毛を洗わない日は髪の毛を濡らすことができないそうです。先日知った意外な事実でした。それを聞いて以来、息子とお風呂に入る時は出来る限り大胆に遊んであげるようにしています。これまで少しでも顔に水がかかると泣きべそをかいていた息子ですが、私のオーバーリアクションが面白さが、水の怖さを凌駕したようでで、遊んでいる最中に多少の水しぶきが顔にかかっても、へっちゃらになり、今では自ら顔をお風呂に浸けることもしばしば。水への恐怖心が和らいだ証拠かな?と、嬉しく思っています。
お風呂をエンジョイ
最後に、定番の数字数えです。我が家ではお風呂を出る前に必ず1から10まで数字を数えます。日本の家庭でよく見る光景ですが、これを毎日やることによって、今では私が『10数えてからお風呂を出よう!』という前に、息子自ら、『もう出るー。いーち、にー、さーん… 』と数え始めるようになりました。また数を数えるときは、息子の目の前で、両手の指を使って、1、2、3…と見せてあげるようにも心がけています。息子にとってもそれが面白いらしく、自らの手を使って真似をするようになり、今では一人で1から10まで数えるようになってくれました。
思い返せば学生のころ、物を覚えるときに、読むだけより、声に出したり、書いたりした方が頭に入りやすい。と、先生から教わりましたが、それと関係があるのかもしれませんね。
我が家ではこんな感じで毎日お風呂をエンジョイしています。子供の興味は毎日変わるので、我が家流がどこまで参考になるかわかりませんが、みなさまのお子さんがお風呂好きになるきっかけとなってくれれば嬉しいです。
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大楠翔一

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