共働き家庭、共通の課題「時間がなーい!」
皆さまは、家事の時短、どこまでやっていますか?
帰宅してから寝るまでの、数時間。ここにすべての育児・家事が詰め込まれます。少しでも家事にかける時間を短くして、限られた時間を子供との触れ合いタイムに充てたいですよね。
わが家では、私の復職を機に家事のやり方をがらりと変えましたので、ここで紹介します。
お掃除
床の掃除
小さな子供がいる家にとって、床掃除はとても大切ですよね。そこで便利なのが、共働き3種の神器、お掃除ロボットです。
これには2つのメリットがあります。
1つめは、スイッチひとつで留守中に床のゴミ・ホコリを掃除してくれること。2つめは、お掃除ロボットを使うために、床の物を片付けるということ。
意外とメリットが大きいのが、この2つめ。
おもちゃ、引っ張り出された小物…子供は基本的に床で遊ぶため、どうしても物が置いてあることが増えているのではないでしょうか。逐一あるべき場所に片付けるのがもちろんベストですが、忙しい朝にそれが出来ず、気付けば出しっ放し…
そんな家庭、「お掃除ロボットを使う」ことが、片付けの習慣作りのきっかけになるケースは多いようです。
それでも手が回らず、ロボットを使えない日が出てきたズボラなわが家では、小さい収納ボックスをひとつ用意。朝はとりあえず全てをそこに入れ、帰宅後に仕分けして片付けるようにしました。
この習慣によって、1日たった3分で、家をある程度綺麗に保つことができています。
小物はお風呂でまとめ洗い
子供がなめまわしたのおもちゃ、ビニールの食事用スタイ、食べこぼしだらけのゴム製ランチョンマット…
水洗いできるものは、基本的に入浴時にまとめ洗い、ネットに入れてまとめ干ししています。
別のタイミングに洗面所で洗うのと比べ、格段に効率が良いのでオススメです。
お洗濯
こちらも3種の神器、乾燥機付き洗濯機を購入。
「洗濯物を叩いて干す」という作業には結構時間を取られる上、その間おとなしく待っていないのが小さな子供。
特に、雨の日や花粉の季節に浴室乾燥を使うとすると、必然的に干せる時間は朝のみ。
そのための早起きが、短い時間とはいえ負担になっていないでしょうか。
乾燥機付き洗濯機は高値ではありますが、「家族全員の入浴後にスイッチされ入れれば、朝には乾いた服を着られる」という利便性には充分見合っていると思います。
お料理
買い物
平日に買い物をすると、結構な時間のロス。なるべく削減したいところですよね。
わが家は週末に大量にまとめ買いをしています。
食材を一気に買ってその中でやりくりすることで、節約にもなってオススメです。また、生協などの宅配サービスの利用者も多いよう。子供が小さいうちは割引サービスをしているところもあるので、是非調べてみてください。
調理
私は「平日の調理時間は15分以内(いないいないばあ/おかあさんといっしょの放送時間内)」と決めています。
放っておかれると泣いてしまう乳児、目を離すと危ない幼児、どちらにも共通している「ママ、かまって!」コール。
集中して台所に立てるのは、長くて15分程度ではないでしょうか。
そのためにわが家でやっているのは、週末の作り溜め。
【土日】常備菜2~3品、メイン1~2品。(子供を見てもらいながら時間をかけて)
【水】追加で各1~2品。(子供が寝た後にささっと)
わずか週2回の料理で、1週間を回しています。
ポイントは、1食分ではなく大量に作り、一部冷凍しておくこと。
切る、下味をつけるなどの下処理を完了させて「レンチンするだけ」「焼くだけ」で冷凍おけば、週の後半や翌週に回すことができます。
ハンバーグなら、当日は「中濃ソース」「トマトソース」「チーズ」「大根おろしとポン酢」と、仕上げにかけるものを変えるだけ。(※大根おろしも事前に冷凍)
鶏もも肉なら、切ったものを(塩コショウ」「味噌」「焼き肉のたれ」「バジルソースとレモン」と下味を分けて、ジップロックに入れておけば、当日は焼くか煮るかするだけ。同じ食材でも味付けを変えるだけで、飽きずに楽しめます。
野菜も悪くなるもの以外は、茹でたり切ったりしたものを保存。
包丁とまな板を使わない日も少なくありません(笑)
洗い物
子供が危ないことをしそうな時に、すぐに手が離せずにもどかしい。
夜やろうと思ったら睡魔に負けてしまい、翌日に洗い物がどっさり。
そんなストレスから解放してくれるの、3種の神器の最後のひとつ、「食洗機」でした。わが家では、夫が夜遅い時間までお酒とおつまみを楽しんでいるので、その日の最後の洗い物を作るのは彼となります。そのため、「寝る前に食器を入れて食洗機のスイッチを入れる」のが夫の役割、「朝にその食器を取り出して片付ける」のを私の役割としています。
それでも追いつかない時は
子供の体調が悪くて付きっきりになったり、自分も風邪をもらったり、疲れていたり…工夫をしても、家事が回らないこともあるでしょう。私自身、散らかった部屋と、反対に綺麗な冷蔵庫の中に、げんなりしてしまう日がありました。あれができていない、これができていない…今までの生活や理想とのギャップに、自分を責めてしまいがちでした。
そんな中で見出した解決策は、「潔くあきらめること」。
1週間や2週間、意外となんとでもなるものです。たまには市販のベビーフードに頼っても、お惣菜で済ませても大丈夫。部屋が散らかっていても、誤飲さえ防げば大丈夫。
一番大切なのは、家族が笑顔でいること。
そのために欠かせないのは、家事ができることではなく、自分が笑顔でいること。
「働きママ」になった私に身についたのは、「効率の良さ」でも「計画性」ではなく、「前向きさ」と「おおらかさ」だと思っています。
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白鳥 舞

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