子ども部屋をいつ頃、どうやって与えたらいいのか?モヨウ替えコンサルティングをしていると毎回のように聞くお悩みです。
今回は、子ども部屋でのひとり寝デビューとベッド選びについてです。
目次
子ども部屋の役割を考えよう
子どもが小学校に上がる頃を境に、一人部屋を与えるべきかどうかで迷う親御さんは多いです。
ところで、子ども部屋の役割ってちゃんと決めていますか?
色んな親御さんの話しを聞いていて感じるのは、子ども部屋に求める役割が多すぎると言うこと。
以下の図のように、子ども部屋には子どもの成長に応じた役割のステップアップがあります。
子どもの就学と同時に部屋を与えたいと思った時に、これらを全部部屋に詰め込むと役割過多。
子どもは部屋を使いこなせません。その結果「部屋があるだけ」という状態になってしまいがちです。
部屋は子どもの成長に応じて必要な役割が増えてくるのです。いきなりプライバシーの確保を気にするよりも、まずはひとり寝の習慣を身につけることに集中しましょう!
子ども部屋はひとり寝デビューから!
未就学〜低学年くらいの小さな子のお部屋は、寝室機能だけでOK!
まず最初に親として考えるのが「ひとりで眠れるようになって欲しい」という思いではないでしょうか。
欧米では、子どもの乳離れをきっかけに子ども部屋を与える家庭が多いようです。その部屋の役割はベッドルーム。親と寝室を分かつことが目的です。
子どもが未就学、または親御さんのから見てまだ自分で着替えの準備などが難しいと感じる場合は、身支度などは子ども部屋にまとめなくてもOK。親が手伝いやすい場所のままで大丈夫です。
子ども用のベッドは必要?
この時に迷うのが、子ども用のベッド。なぜ迷うかというと、限られた空間の中にたくさんの役割を持たそうと思うから。
学習スペース、睡眠スペース、本やカバン、学用品類の収納スペース、衣類収納スペース。これらを全部詰め込むのはなかなか難しいものです。さらに兄弟がいるとそれぞれのスペースが倍になってしまいます!
だからこそ、ひとり寝デビューの小さな子の場合はベッドだけに絞って、「ここはあなたが眠るためのお部屋だよ」としてあげる。
そうすると、多機能なベッドよりも子どもが気に入ったデザインのベッドを選んであげることができます。
5畳以下のお部屋で、将来的に学習スペースも完備させたい場合
とは言えいずれは学習デスクとベッドを一緒に置きたい。そんな場合はロフトベッドに変形できるタイプなどを選んであげましょう。いずれにせよ、いきなりロフトベッドとして使わないで最初は普通の高さのベッドとして使うことをお勧めします。
ロフトベッドは高さがあるのでひとり寝デビューにはちょっと向きません。
うちは兄弟で一緒の部屋なんです!と言う場合
基本的には上の子のステップに合わせてお部屋を作ってあげましょう。上の子がひとり寝デビューなら寝室機能だけ。お部屋で勉強ステップなら机を置いてあげることを考えましょう。
お勧めは、シングルでも使える二段ベッド。まずはシングル2台を並べて寝室として。
その後、机を置くようになったら2段に重ねてスペースを活用しましょう。
子ども部屋は最初のうちは自立のための練習スペースとも言えます。
ひとり寝の練習。ひとり身支度の練習。ひとりお片づけの練習。ひとり集中(勉強)の練習。
そう思えば、一気に全部揃えてしまわずにステップアップしながら役割を増やして行ったほうが使いこなしやすいです。
自分の部屋をしっかりと使いこなせるように整えてあげる。
そうすれば、子どもと子ども部屋の関係はとてもいい関係を築いていけるのではないでしょうか。
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