冬休みにお正月。
近所の方や、親戚の方々とお会いする機会が多い この時期。
こどもが あいさつをしないことに、イライラモヤモヤしていませんか?
家の中では、元気いっぱいなのに、外で話しかけられるとダンマリ・・・
わたしたち親が 「ほら、何ていうの?」 「あいさつしなさい!」 って、
誘導しないと出てこない。
するべきあいさつの言葉は知っているはずなのに、なぜ?恥ずかしがり屋なのかな?
親としては、しつけがちゃんとなってないって思われるようで、何だかモヤモヤする
こともあるかもしれませんね。
今年はあいさつができるこどもになる!今すぐできるシンプルな方法
もし、なかなか挨拶しないような場合、こんなことを試してみてください 。
①
近所のおばさんに 「 おはよう 」と言われたら、ママ ( パパ ) がすかさず …
「 お … 」もしくは「 おは … 」と、言ってあげます。
②
田舎のおじいちゃんに「 あけましておめでとう 」と言われたら、ママ ( パパ ) がすかさず …
「 あけ … 」もしくは、「 あけま … 」と、言ってあげます。
③
親戚のおばさんにお年玉を頂いたら 「あ … 」もしくは「 あり … 」と言ってあげましょう。
ここまで来るとお分かりだと思いますが、言うべきあいさつの、最初の一文字か二文字を ( こちらが ) 言って、あいさつを引き出すのです。
大人からみたら、こんなにヒントを与えちゃっていいの?と、感じるかもしれませんが、言えないのであれば、そのままにしておかず、何か手を打たなければいけません。
その子に合っていない方法を提示し、「 何でできないの? 」と言われたこどもは、
「あぁ、ぼくは ( わたしは ) また できなかった・・・」という、自分に対して残念な思いだけが残るのです。
子どもにあいさつを習慣にさせるなら・・・
ここからがとっても大切なコト。
親のヒントがあって、あいさつができた時でも、できたことを 『できたね』 って
伝えてあげてください。
「おはようって、言えたね」
「あけましておめでとうって、言えたね」
「ありがとうって、言えたね」
にっこりと。
わざわざ、合っているよ!と、教えてあげる。
このフォローがないと、習慣にはなりません (*^^*)
最初の文字を言って ヒントを提示することで、こどもが あいさつの言葉を探します。
この 【 探す 】 ということがとても大切なんです。
こどもを観察し、今の理解度を確認する
こどもたちは、頭の中にたくさんの引き出しを持っています。
そのなかから、今必要なピンポイントな情報を探し出すことは、一人ではなかなか難しいことがあるのです。
また、想像を働かせることが苦手だったり、そもそも 【あいさつをされたら 返さなきゃいけない】ってことも、教えてあげないとわかりません。
うちの6 歳の 自閉症のむすこの口癖は・・・
「教えてくれないと、わかんない … 」
あいさつは、息を吸ったり吐いたりするようなもの。
そのような感覚で一緒に生きてきたわたしは、むすこの子育てを通して、その概念がことごとく崩されました。
いちいち考えなきゃならないなんて、そっちの方が混乱してしまいそうですが・・・
困っているこどもが、いるのです。
あいさつは、どういう時にするのか?
どういう言葉を、返すのか?
こどもをよく観察してみてください。
こどものこえをよく聞いてみてください。
そこから、見えてくるものがあるかもしれません。
そして、 【こどもが言葉を発するまで 待つ】 ことも大切です。
こどもが考え、答えをだすタイミングは 親と一緒とは限らないのです。
毎回はできなくても、時間があるときは、目の前のお子さんのペースを感じてみてください。
ぜひ、試してみてくださいね(*^^*)
本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。
このライターの他の記事を読む

浜田 悦子

最新記事 by 浜田 悦子 (全て見る)
- うちの子ってシャイ?子どもがなかなか挨拶できない理由とは - 2016年1月7日