1歳近くになった娘が、最近よく怒るようになりました。
着替えやおむつ交換で怒る!
手に持ったものを取ると怒る!
いろいろなお世話が一気に重労働になりました…。
これが自我の芽生えでしょうか(^^;
家事がはかどらなくてイライラすることもしばしばです。
「まあいいや。今日しなくていいや。」と割り切ることばかり上達していきます(笑)
私は子どもを持つまで、どちらかと言うと物事に手を抜けない性分でした。後になって思うと、自分で自分を苦しめていただけなのですが、どうにも器用にできなかったのですね。
「ほどほどでいいじゃない。」と言われて初めて「あっ、自分はがんばり過ぎてたんだ。」と気づくありさまでした。
育児中のママこそ手を抜くことが大切だと痛感しています。
今日は、がんばり過ぎてしまうまじめなママをテーマに、頑張りすぎないための対処法を考えてみたいと思います。
なぜがんばり過ぎてしまうの?がんばり過ぎる人の考え方のクセ
がんばり過ぎる人に当てはまる考え方のクセをまとめてみます。
自己関連づけのクセ
できごとの原因を自分に関連づけて考えるクセが過ぎると、ストレスをためてしまいます。
例えば、まわりの同じ月齢の赤ちゃんは歩き始めたのに、わが子はハイハイの段階だとします。
歩くためのバランス感覚や筋力を身につけるタイミングは子どもによってバラつきがあるものですが
「私があまり外に連れ出さなかったから?」
「私が◯◯しなかったからかも」
と自分のせいにしてしまっていないでしょうか。
一般化するクセ
「公園で友達の輪に入っていかないな。この子は消極的なんだ。」
など、あるできごとから「(その人)全部がそうだ」と決めつけて一般化する心のクセがあると、物事をありのまま受け止めることができづらくなります。
冷静に考えると「今日は友達の輪に入らなかった」という事実があるだけで、別の場では楽しく遊ぶこともあるかと思います。
「今日は」「そのことについては」と受け止められると楽なのです。
白黒思考
極端な考え方しかできず、中間(ほどほど)の考え方ができないことを白黒思考といいます。
苦しくなってしまいますよね。
完璧を目指して努力するものの、それが不可能な場合は投げ出したくなることもあるでしょう。
人間関係でも「好き」「嫌い」や「良い人」「悪い人」に分けてしまいがちです。
この3つのクセ、あなたはありませんか?
どれか当てはまるかも!と思われたあなたは、「がんばり過ぎ」かもしれません。
グレーを考える
白黒思考へのひとつのアプローチ方法があります。
子どもはちっとも思い通りになりませんから、家事・育児を完璧に…と考えていると、たちまちイライラしてしまいます。
「自分にとっての白と黒とは具体的にどのような状態なのか?」を紙に書き出してみるとスッキリしますよ。
私の例で恐縮なのですが、毎日19時までにしておきたいことを例に挙げますね。
・白(100点)…掃除・洗濯・食事の支度がパーフェクトに完了。子どもにも栄養バランスがとれた離乳食を毎食出す。
・黒(0点)…何もできない。
このようになります。
現実的には、どちらもありえないです(笑)
これをもとに「グレーとはどんな状態か?」を考えていきます。白と黒の間ですから、状態の幅はぐんと広がりますね。
・掃除はできていないけど、まあいいか。
・洗濯物をたたむのは、明日でいい。
・食事はサッと作れるものにしよう。
・レトルト食品も活用しよう。
子どものぐずり具合とこちらの体力などを見ながら、毎日どんなグレー状態に落ち着くかを探っています。
白と黒をはっきりさせることで、自分なりのグレーを見つけ出していく作業はおすすめです。
子どもの成長や将来を考え、日々懸命に育児されているママ達。
そんなママ達が柔軟な考え方を身につけ、心からの笑顔でいられたら、子ども達はどんなに幸せでしょうか(^^)
ご一読下さりありがとうございました。
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野田みや

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