新年明けましておめでとうございます!NPO法人tadaima!の三木です。今年もパパによるパパのための情報発信をたくさんしていきたいと思います。
今年はインフルエンザが例年よりも早く流行し始めているようです。
学校も学級閉鎖になる所が多数出てきたり、大人も子どもも気をつけないといけない季節。
そんな中、保育園でも風邪が流行って来てうちの子ももらってきちゃった、なんて事ありませんか??
共働きの家庭にとって、子どもの体調不良は死活問題!ママだけに全部任せっきりにしちゃうんじゃなくて、夫婦で協力し合いながら乗り切りたいものです。
今日は、子どもの体調不良時にしっかりパパも「戦力化」するための「10分×2の話合い」についてお伝えします!
これでパパも戦力!
「なんだか、身体が熱いみたい。…あれ!?熱が39℃もある!どうしよう」
前日位から予兆に気がついていれば、気持ちにもゆとりを持ちやすいですが、昨日までは元気いっぱいだったのに朝起きたら熱が高い!
子どもの病気ってそうやって気がつく事も多いですよね。
そんな慌ただしい中、
「おれも何かできる事ある〜?」
なんてノンビリ言われても、言われた方はイライラします。それこそ「指示出すの面倒くせえなあ!」って気分です。
そうならないために、当日の朝、まずは10分だけ夫婦でこの2つについて話し合いましょう。
①朝10分の話合い>お互いの当日スケジュール確認&病児保育の予約確認
何よりもこれが必須。
「大変だと思うけど、後はよろしくね!なるべく早く帰ってくるね!」なんてイクメン風の言葉だけ残して、何も話合いをせずに出かけてしまうようでは全く戦力になれていません。
まずはお互いの今日のスケジュールを確認し合いましょう。
会社に一報入れて遅刻できるか(朝一でのアポ・会議などの有無)、夜は残業なしで帰れそうかをザッと思い浮かべたら、この後すぐにやるべき事をどちらがやるか決めます。
□病児保育の予約(お預け)はどちらができるか(医師の診断書が必要な場合は、受診も含めて)
□病児保育の「お預け」と「お迎え」の時間確認
□お迎えはどちらが行けるか
最低限のこの3つが決まったら、
□病児保育に預けるための物の準備(着替え、タオルなど必要に応じて)
□最低限の朝家事担当(ゴミ捨てはどちらがやる?朝ごはんはどちらが準備する?など)
を決めましょう。
10分でおおよそ当日の予定の話し合いは終わります。そして、この10分がパパ・ママの気持ちを落ち着かせてくれます。
やるべきことが明確に見えると、人ってパニックから解消されるものです。
もう1回の話し合いは帰宅後です。
②帰宅後10分の話合い>2〜4日間の仕事のスケジュール共有と調整について話し合おう
朝、時間があればこれも話し合ってしまってもいいですが、時間がなかった場合は帰宅後に10分間、今後のスケジュールについて話し合いましょう。
子どもの病気っていつ回復して保育園に通えるようになるかわかりません。インフルエンザだったりすると長期間休まざるを得ない事だってあります。
なので、子どもの様子を見ながら少し長めに2〜4日位の夫婦のスケジュールを話し合いましょう。
スケジュールを見直す時のポイントがひとつありますのでご紹介します。
「絶対に調整できない日時」を共有!
戦力になれていないパパと、ママや戦力になれているパパで圧倒的にスケジュールの確認の仕方が違う点があります。
「俺は、今週はちょっと調整できる日がないなぁ」
「え!?…この日の午前中だけどうにかできない?どうしても大切なプレゼンがあって、代わりも頼めないんだけど」
「…この日の午前だけなら、何とかしてみるよ」←(何とかなるんじゃん!)
みたいな会話ってした経験ありません?
どうしてそうなるかと言うと、戦力になれないパパはどうしても「調整可能な日時」だけを探しがちなんです。
そういう日がちゃんと見つかれば、それでももちろん問題はありません。でも、調整できる日なんてほとんどない!ってパパも多い。
そうすると結局全部がママ任せになってしまいます。
一方、「俺は調整できません」と宣言されたママは「絶対に調整できない日時」を探します。
この日だけは自分が何があってもどうにかしないといけない。仕事をしているとそんな日もありますよね。
それは、別にママが暇なわけではなくてスケジュール調整の視点が全然違う、ということなんです。
だから、お互いに「絶対に調整できない日時」を共有し合って、まずはその日時をどう対応するかを決めてしまいましょう。
それができてしまうと、後はどうにでもなるような気がしてくるものです!
事前の準備が当日のパニックから救ってくれる
また、いざという時に備えて、普段からやっておくといいことをご紹介します。
当日パニックにならないためにも、普段から病児保育や保育園などの情報はしっかりとまとめて、夫婦でシェアしておきましょう。
病児保育についての資料を一元化
普段は利用しない病児保育。いざ利用しようと思ったら連絡先の資料がどこにあるかわからない。準備するべき物が何かわからない。なんて事では困ります。
もちろんママしかわからないって状態だってダメ。
自分達が活用できる病児保育施設や預かりサービスについては「病児・病後児保育」と言うファイルをつくってまとめて置くのがお勧めです。
病気の際の緊急グッズも一元管理
いざ、受診しようと思ったら乳児医療証がない、母子手帳はママが持ってる、なんて事になったら受診だってままならない。
乳児医療証・母子手帳・保険証・診察券・かかりつけ医の場所なども一箇所にまとめて、それもひっつかんですぐ受信ができるって状態にしておきましょう。
子どもが体調不良になると、まずは何よりも心配になります。そしてその後にやらなくちゃいけない実務が襲ってくる。
この実務をいかに効率よく夫婦でこなして行けるかが、パートナーシップの見せ所!
何かあった時に、しっかりとパパも戦力になれているようにしましょう。
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