先日1歳と3ヶ月の息子が突っ張り棒を口に咥えたままリビングで遊んでいた時に事件は起こりました。私たちは晩の食事を済ませ、息子のほうは離乳食が終わったあとでした。
息子が床のちょっとした段差につまづき、バランスを崩してよろけてしまい、口に咥えていた突っ張り棒が口の奥へ入ってしまったんです! 息子は大泣きで、見ると床にも息子の腕にも血が付いています。
私たちは大慌て!
すぐに出血がおさまったのでその晩は病院へは行かなかったのですが、2日後に予防接種も兼ねてかかりつけの小児科へ。
先生曰く「打ち所が良かった」らしく、幸いにして大事には至りませんでしたが、「こういう事故多いですよ〜」と先生は言ってました。
私たちも本当に気をつけなきゃ! と改めて息子の身を案じるようになりました。
乳幼児の子どもの事故が起こる場所って?
我が家は『こどもちゃれんじ』に入会していて、その情報誌『おやこですくすく』で、事故の場所を順位ごと掲載されていたので、ご紹介したいと思います。
情報誌によると、年齢とともに事故が起こりやすい場所って変化するみたいですね。
1歳4ヶ月前後の場合
1位 リビング・ダイニング 38.9%
2位 階段・玄関 25.3%
3位 浴室・洗面所 22.8%
4位 台所 22.2%
5位 公園・道路などの屋外(ベランダ・駐車場以外) 18.5%
6位 ベランダ・駐車場 7.4%
おおっと! やはりリビングが1位です(^_^;)
2歳前後の場合
1位 リビング・ダイニング 21.6%
2位 公園・道路などの屋外(ベランダ・駐車場以外) 16.7%
3位 台所 16.0%
4位 階段・玄関 15.4%
5位 浴室・洗面所 10.5%
6位 ベランダ・駐車場 10.5%
2歳前後になってもリビングが1位で、如何にリビングが危険かが分かりますね…。ただ、段々、動きも活発になり行動範囲が広がるにつれて事故が起こる場所も増えていくようです。
乳幼児の子どもの事故のパターンって
乳幼児の子どもの事故を防ぐためには、どんな事故が起こりうるのかを知っておくことが大切です。どんな事故のパターンがあるのでしょうか。
浴室では親が髪を洗っている間に子供がシャンプーのボトルをなめていたり、ベランダでは網戸を開けて屋内から出てしまったり、台所では扉を開けて包丁を取り出していたり、リビングでは椅子によじ登って後ろに倒れてしまう。
大人では思いもつかないような事もあれば、運動能力が発達しきってないことから起こる事故などがありますよね。
屋外では下り坂でよちよち歩きの子供が勢い余って転んでしまったり、駅のホームで電車を待っているきベビーカーのストッパーをかけずにいたら、人に押されて、ベビーカーが線路の方に動いてしまったり、落ちていたタバコの吸い殻を口に入れていたり…などなど、この頃の子供にとっての日常が危険で溢れていることがよく分かります。
ひとりで歩けるようになってくると屋外の世界が楽しくて楽しくてしょうがないんですよね。そして、見たことのないモノもいっぱい。だから、大人は、ちょっと先回りして注意をしていく必要が出てきますね。
(参照:こどもちゃれんじの情報誌『おやこすくすく』)
乳幼児の事故の安全対策
どうしても洗濯や皿洗いや料理などの家事をしていると、子供から目を離してしまうときってありますよね? そんな時でも子どもを守れるように、日頃からの安全対策が大事なのかなと思います。それで防げる事故はたくさんあるはずです。
例えば我が家では台所に行けないように、柵を設置しています。私が台所の中で料理したり皿洗いしていると多少泣かれてしまいますが(^_^;) 怪我をされるよりマシです。前述でもあったように、扉を開けて包丁を持ち出されるなんて考えただけでゾッとしますが、扉ストッパーのようなものもあります。今のところは柵があって助かっていますが、油断大敵です。
それから今では突っ張り棒のような、棒状のものは全て部屋に置かないようにしています。他にも、子どもが口にしてほしくないようなものは、子どもの手が届かないような場所に置くことも大切ですよね。
他にもまだ気づいていないことがたくさんあるかと思うのですが、「おもちゃは時として凶器に変わる」ということも念頭に置いておきながら、日頃息子の事故を未然に防げるよう気をつけていきたいものです。
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田原尚子

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