パパ最大の悩み!?「ママがいい~~」の対応法を保育士さんに聞いてみた

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こんにちは。都内でフリーランス保育士をしている三束マリコです。幼稚園教諭歴7年、保育士経験5年を経て、現在はベビーシッターや、保育関係のイベント講師などを中心に日々子どもたちと関わっています。

今回は、お子さんと積極的に関わりたいのに、「ママがいい!」と言われてしまうパパに向けてのアドバイスです。

共働きが当たり前で、子育ても家事も夫婦協力するのが当たり前。

『育メン』なんていう言葉まで生まれ、積極的に子育てしたいパパも多い時代。

毎日、保育園の送り迎えをしたり、休日には子どもをテーマパークへ連れて行ったり、奥さんを労って家事もしてみたり、といろいろ工夫して、子育てにも積極的なはずのに!!なぜか、子どもに近づくと『ママがいい―!』と泣かれてしまった、ということは、パパなら誰しも経験したことがあるのではないでしょうか?

これがまだ、たまにだったら「かわいいなぁ」と思えるかもしれませんが、何回も続いてしまうと、さすがに参ってしまいますよね。

そんな時は、どのように対処したらいいのでしょうか・・・

「ママがいい!」ということを受け入れる

拍子抜けしてしまうかもしれませんが、何よりも『そういうものだ』とわかった上で関わることが重要です!

子どもは、生まれてすぐの時からママの傍にいるのが当たり前の状況にいます。

それは、わかりやすく言うと生きていくための本能とも言い換えられるのではないでしょうか。人間に限らず、動物は基本、生まれた直後は母親のおっぱいを飲まないと生きていけないですよね。だから単純に、ママはおなかを満たしてくれる人(欲求を満たしてくれる人)→ママと一緒だと安心する→やっぱり「ママがいい!」。

このように考えると、「ママがいい!」は、ある意味当然のことかもしれません。だから、そういう反応があるのは当たり前と思うと気持ちが楽になります。

…とはいえ!急に「ママがいい!」が始まることもよくあります。とくに1歳半~2歳前後にこのような反応を示す子は多いものです。つい先日まではパパの抱っこも喜んでいたのに何で?!という話もよく聞きます。

それは、『自我の目覚め』と考えましょう。自分と他人がいることを意識しはじめている証拠です。人見知りも成長の過程の一つ。場合によっては「ママはいや!パパがいい!」となる逆パターンもあるし、気分でコロコロ変わることもあります。正直もうめんどくさい!笑

子どもとどうやって接する?!

まずは、程よい距離感を保つことをしてみましょう。近づいて嫌がる場合は、『嫌なことはしない』を徹底します。

ただ、事前にママと相談をしながら進めていってくださいね。夫婦で相談しないまま子どもとの距離を取ってしまうと、ママからも育児を放棄してる!と思われてしまい、せっかくの作戦が台無しです。

「ママがいい」の時期は、パパが積極的に子どもと関われない分、家事を多く手伝ってママの負担を減らしたり、ママを助ける救世主に徹するようにします。すると、大好きなママが頼りにしていると存在を認め、ある程度経つと自然と『ママがいい!』が減ってくるものです。

パパと二人きりだと大丈夫な場合は

パパと二人の時は大丈夫だけれど、ママの姿を見たら「ママがいい!」が始まるパターンも少なくありません。保育園にお迎えに行ったときには「パパ―♡」とかわいく駆け寄ってくれたのに、家に帰ってママの姿を見たら突然「ママがいい!パパあっち行って!」なんていうことも。この態度の違いははなんだよ?!と思ってしまうかもしれません。

そういう時は、休日などにあえて『パパと二人きりの時間を作る』というのも有効です。

特別なことをする必要はありませんが、思い切ってママにはお出かけしてもらって、すぐには帰ってこない状況をわざと作ります。そして、まずはお子さんと半日一緒に過ごしてみましょう。

子どもって、ママがいないとわかると近くにいる大人を頼らざるを得ません。その時に、近くの公園に行ったり、おいしいものを食べたり、車に乗ってお出かけしたり。パパと一緒だからこその楽しい思いを共有できると、一気にお子さんとの距離が縮まります。半日が大丈夫だったら次回はもう少し長い時間をふたりで過ごすようにして、少しずつ長くするのもいいかもしれません。

その時のポイントとしては「写真を撮って、あとでママにもみせようか?」とか「二人でお料理を作ってママをビックリさせよう!」などと、ママの存在もあえて入れること。『ママ』というワードを出して思い出したらどうしよう、と思う気持ちもわかりますが「ママを喜ばせたいのはパパも一緒だよ」ということが伝わると、目的が同じ方向に定まって、一体感が増します。大好きなママの笑顔を見るためにパパと協力することができ始めると「またやりたい!」の気持ちに変わり、関係性も変化します。

子どもは手がかかるもの

「ママがいいー!」問題は、程度の大小こそあれ、多くのパパが手を焼いているものです。子どものことを気軽に話したり、相談する環境が近くにないパパにとっては、ママたちに比べてモヤモヤすることも多いかもしれません。

そこで、思い切って、子育て中の同僚や子育ての先輩の両親などに聞いてみるのも一つの手です。同じような経験をしている人も少なくないので、話してみたら「俺の子もそうだったよ!」と経験談がきけるかもしれません。同じ思いをしているパパがいるんだと知るだけで、気もちが楽になるものですし、逆に同じ思いをしている同僚パパたちにとっても救いの一言になる可能性もあります。

さらに、両親に聞くと「昔はおまえもそうだったよ」なんて話が出てくることも。ずっと『ママがいい!』が続くわけではないということが具体的にわかるはずです。

 

真剣にお子さんと向き合っているからこその悩み。お子さんたちはこんなに真剣に向き合ってくれるパパがいて幸せ者だなぁ!と思います。

いろいろ試しているうちに、時期が来たらいつの間にか『ママがいい!』が減ってきた、なくなった!というケースが多いと思います。イヤイヤと言っている時期も今だけ!と思って、そんな子どもの反応も楽しむ気持ちで、ぜひこれからも子育てに積極的に取り組んでみてください。

本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。

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三束真理子

三束真理子

幼稚園教諭7年、保育士5年の経験を経て、フリーランス保育士として独立。 ベビーシッターを中心として都内で活動をしている。また、企業とコラボした保育イベント企画のや、週末こども塾の講師、保育施設立ち上げ補助など子どもと関わる仕事に幅広く携わっている。現在は子どもの料理教室『麻布子どもcooking』主催に向けて準備中。仙台市出身。好きなことはヨガと散歩。保育士の新しい働き方について、日々構想を巡らせている。

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