我が家には、6歳の娘と3歳の息子がいます。
よくある話ですが、下の子って、ちょっと雑になりがちですよね(笑)
決してネグレクトではないけど、上の子の経験から「まぁ、このくらいだったら大丈夫だろう」という経験が、どうしても下の子の子育てって雑というか大雑把になっちゃいます。
このような親目線の記事をよく見るけど、下の子のケアに関する記事ってあまり目にしないですよね(「二人目育児」で検索してみてください)。そうなると、下の子の気持ちって誰が救ってくれるんでしょう?
我が家のおねえちゃんは、本当に弟の面倒見がよく一緒に遊んでくれたりするんだけど、弟はその気持ちを汲み取ることができず(そりゃ、当然だけど)「パパがいい」「ママー!」と叫ぶこともあります。それでも、弟がかわいくてしょうがない おねえちゃんは、弟をかまってくれて本当に助かってます。
二人目育児をされている家庭では、兄弟姉妹はどんなコミュニケーションを取っていますか?
二人目育児では上の子と同じように接するのは不可能?
当たり前のことだけど、二人目が産まれたからといって1日が24時間であることに変わりありません。上の子にかけただけの時間を下の子にかけてあげることは永遠にないでしょう。そして、その事に対して罪悪感を抱く親も少ないのではないでしょうか?
「だって、しょうがないじゃん」って感じ。
わがやの場合でも、おねえちゃんには、しっかりと本を読んであげることができた。それでボキャブラリーが増えたとか、文字を読むのが早かったという事もあるかもしれないけど、それよりも大切なのは子どもとの絆がしっかりとできたということ。
残念だけど、そこまで下の子には時間をとることができていない。だから、そこまで絆は作れてないかもしれない。
そして、ある程度、大きくなってきても、上の子の場合は、親にとっても初体験のことが続く。
「初めてのお留守番」「初めてのおつかい」「小学校入学」「ひとりでの登下校」などなど。
それに対して、下の子は上の子の経験から、どうしても親もどこか気が抜けちゃう部分があると思う。だって、上の子が問題なくできちゃっているから。
だから、二人目育児では、超ビビるということがあまりない。
でも、それって、下の子も気づいているんじゃないかな。「パパもママも、あんまりボクのこと見てくれないなぁ」って。
二人目育児では、下の子の気持ちを上の子にくみ取ってもらう?
ひとりでも育児って大変なのに、二人目が産まれたら、そりゃ猫の手も借りたくなりますよね。
まぁ、実際に、猫の手は借りれないけど、上の子の手だったら借りれますよね。
我が家でも、おねえちゃんに色んなことを手伝ってもらっているけど、アメリカのパパサイト「Fatherly」の記事では、上の子に「手伝って」という言葉を使わないという家庭のことが書かれていました。
子どもの頃って、「手伝う」ことが楽しいことだったり、それでパパママが喜んでくれるので嬉しかったり、新しいことができて嬉しかったりしますよね。
でも、下の子のことで「手伝い」をお願いすることで、「手伝い」を苦痛だと思われるのがイヤだからとのことでした。まして、それが原因で下の子のことを嫌いになっちゃうなんて最低ですもんね。
だから、その記事の中では、上の子には、下の子に共感するように伝えているそうです。
パパやママが下の子との時間を作れない分、上の子に寄り添ってもらうと下の子の気持ちを汲み取ってもらえるといいんじゃないですかね。
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斎藤 哲
