どんなに子どもが可愛くても、一緒に過ごす時間が多いとついつカッとなってしまうことってありますよね。
その怒り方に怯えてしまって子どもは大泣き。そして自己嫌悪。
子育てをしていると誰もが経験したことがあるかと思います。そういう場合は、睡眠不足だったり、仕事や夫婦のコミュニケーションがうまくいってなかったりする場合に起こりがちではありませんか?
幼少期に、そういう経験を多くしてしまうと、社交性や感情コントロール、自己肯定感にも影響するという調査結果もでています。それでも、ついついカッとなることもあるでしょう。
親だって人ですから。
ポイントは、怒ってしまった後に、どのようにして子どもとコミュニケーションをとっていくかということ。そのやり方によっては親子の関係性をより強いものとし、信頼の基盤を強くするものでもあるんです。
目次
親の怒りに怯えた子どもへの3つのフォローステップ
落ち着くこと。いつもの心の状態を取り戻すことが大事
子どもたちを慰めようとする前に、自分の心のコンディションを元の状態にすることが重要です。あなた自身が、まだ怒っていたり、落ち着く途中では、子どもたちを慰めることはできませんからね。もし、落ち着くまでに時間がかかったとしても、落ち着くまで待ってから子どもに説明してあげたほうがいいですよ。
互いの気持ちに寄り添いながら冷静に説明しましょう
子どもの視点になって考えてみましょう。自分よりもずっと大きくて強いパパやママが怒鳴ったり、攻撃的な態度を取ったんです。できれば、安心できる場所に移動して話しましょう。怒られたことについて話したがらないお子さんもいるかもしれませんが、互いの気持ちを共有することが大事だと思います。
まずは、親の事情・気持ちを説明してみましょう。
いつも言っていることを聞いてくれない、例えば、何度言ってもお片付けをしてくれなくて悲しかったのか、遊び食べばかりで食事が終わらないことで、その後の予定が狂ってしまうのがイヤだったのかなど、どのような気持ちだったのかを説明しましょう。
そして、子どもの事情・気持ちもしっかりと聞きましょう。大人には理解できないことかもしれませんが、子どもなりのこだわりがあるのかもしれません。また、子どもなりに考えていたことがあったのかもしれません。
それから、同じような状況になったら、どのようにすればいいかを共に考えていきましょう。ここでは最高の解決策を見つけることを目的とはせずに、協力をしながら、互いを理解・意識しながら解決策を見つけようとしたというプロセスが重要になります。
一緒に過ごす時間を作りましょう
関係が修繕できたら、一緒に過ごす時間を作り出しましょう。公園に行って遊ぶのも良し、ドライブに出かけるのも良し、とにかく共に時間を過ごしましょう。
大人でも、一度悪化した関係性が上手く修繕できた後って、関係性が非常に強くなったりしませんか?子どもも一緒です。そういう機会を作ることで親子関係は非常に強力なものになっていくんですよね。
親だって「人」、子どもだって「人」
みなさんに覚えておいてもらいたいのは、子どもたちは怒られたことで、その後もパパママを怖がり続けることってあまりないと思います。それよりも、関係性が壊れてしまうことを恐れている子が多いのではないでしょうか?「ママに嫌われちゃった。。。」「もう、パパは遊んでくれなくなっちゃうかも。。。」
カっとなってしまうことは誰もがあると思います。ただ、その後のフォローがうまくいけば大きな問題ではありません。親だって人間ですから、もっと本音を子どもにぶつけてもいいと思いますよ。
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斎藤 哲

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