皆様、はじめまして。
妻は山へ芝刈りに(外で正社員勤務)、私は川へ洗濯に(自宅で個人事業主)。
父母は家で家事労働。
二世帯同居で、「心を磨く」帝王學を活かした仕事と子育てをしている伊藤です。
「子育て」を少しでも良いものにするために、世間にあふれているたくさんの知識や、帝王學で學んだ内容から、ぼくが実感した智慧をお伝えしていきます。
目次
子どもがご飯をダラダラ食べている!!
なかなか子どもって、ご飯だけに集中してくれなくて、ダラダラ遊びながら食べることって多いですよね。そんな子どもの食べ方にイライラしたり、困ったりしているお父さん、お母さんいませんか?
うちの息子は、まあ~ご飯をなかなか食べませんでした(笑)
テレビを見て手が止まったり、目の前にあるおもちゃに関心が移って中座したり、やっと食べるかと思ったら、話に夢中になってしまって止まらない…
そんなこんなで、あっという間に30分が経過。
朝は登園・登校だったり、夜は早く寝かさなきゃいけなかったりと、スケジュールが圧迫されることに焦り、イライラがピークに達して家族に怒られる。
それが毎日3食、ご飯の度に起こりました(笑)
親は親で、子どもに怒ってしまうことが申し訳ないやら、かわいそうやらで、知らないうちに自己嫌悪になってしまうこともしばしば…
だからこそ、「何とかしなきゃ!!」と、色々な対策をしてみました
「もうご飯片付けちゃうからね!!」とか、「ご飯の後のデザート食べちゃおうかなぁ~」という「子ども焦らせ作戦」や、テレビを消したり、おもちゃを目の届くところに置かないなどの工夫もしてみる。
すると「嫌だぁ~!!」とその時は早いのですが、それも一瞬…
何口かを頑張ったら、振り出しに戻る…
これでダメなら「もっと良い方法があるのでは?」と、子育て本を読んだり、セミナーに参加したりと、自分にできる努力をして、色々な方法を試す。
すごく良くわかります!!
僕も初めての子育てを良いものにしたくて、色々試してみました!!
「でも、それじゃうまくいかないから、悩んでいるんですよね」
なぜ、イライラしてしまうのかを考えてみる
ここで少し考え方を変えてみましょう。
問題は、
・「子どもがダラダラ食べている」ということで、なぜイライラしてしまうのか?
・子どもがちゃんと「親のいう通りに動けるようにする」ことができるか?
という2点です。
親がイライラするのは、「子どもがダラダラ食べている」ことにイライラしているのではなく、「スケジュールに間に合わないから」イライラしているということを認識してみてください。
子どものために頑張っているのに、自分も子どももつらいのはもったいないですよね。
子どもは「親の言う通りに動けるか?」ということを考えてみてください。
おそらく「できる」という人、「できない」という人に分かれると思います。
どちらも正解!! 「できる時とできない時がある」だけです。
親という漢字の成り立ちを考える
「親」という漢字は、「木の上に立ち、見(守)る」と書きます。
私たち親にできることは、子どもの可能性を見つけ出し、見守り、客観視することです。
昔を思い出してみてください。みなさんも「子ども」でしたよね。
親の言っていることが理解できていなかったり、納得できていなかったり、わかってはいても、つい忘れてしまったりすることはありませんでしたか?
ぼくたちが理解し、できる事でも、子どもたちにとっては「はじめてのこと」です。
口は達者になっていても、「その言葉・行動の意味を本当に分かっているのか?」を確認してみると、ちゃんとわかっていないこともあります。
今回のような場合、「ご飯を早く食べてほしい意味はわかるかな?」と確認してみてはどうでしょうか?
ご飯をダラダラ食べる子どもへの3つの対応策
子どもに「時間」はわからない。まずは時間を教えてみよう
親にとっては当たり前でも、実は子どもには時間の感覚がありません。
「8時にはご飯を食べないといけない」→「なんで?」
「もう10分経ったよ!!」→「それってなに?」なので、スケジュールに合わせるということがわかっていないのです。
まずは
「時計の長い針がわかるかな? あれが『5』に来るまでにお着替えできるかな?」とか、
「今時計の長い針が『5』にあるから、『7』になるまでにご飯を食べられるかな?」という風に、少しずつ時間の概念を伝えてみましょう。
こうすることで、子どもが「時計を読めるようになる」、「何時までになにをする」というスケジュールを身に付けることもできるのでおススメです♪
ご飯はゲーム♪「なぜ?」「どうすれば?」「どんな良いことが起きる?」
ご飯の時間を楽しいものにするために、ゲーム性を持たせることもおすすめです♪
「ご飯粒が残ってない選手権」で「今日は100点だね!!」とか「一粒残っているから95点かなぁ」と楽しんでいると、その内「今日は何点?」と子供からお茶碗を見せてくるくらいになります♪
他にも、「ご飯を食べると、身体が元氣になる」「早く食べたらテレビが見られる」など、
「なぜ? どうすれば? どんなことが起こる?」を教えてあげると、自分で頑張れるようになってきます。
子どもに責任を持たせよう
子どもは全てが「初めてだから・慣れていないからできない」だけで、バカではありません。
そのため「ダラダラ食べていたら、幼稚園に間に合わなかった」「ダラダラ食べていたら、遊ぶ時間が無くなってしまった」という「失敗の経験」も重要です。
大事なのは「そうならないように叱る」のではなく、「そうなってしまったのはなぜ?」「次はどうすればいい?」を考えさせて、その答えにアドバイスをあげてください。
そうすることで、子どもには考える力と自立能力が培われ、親は良きアドバイザーとしての関係性が出来上がり、怒る必要が無くなるので自己嫌悪が無くなるという良いこと尽くしになります。
親の役割をあらためて考えてみよう
「親は子どもを育て、子どもは親を育てる」
子どもが居なければ「親」にはなれません。子どもが居てくれるから「親」になれたのです。
子どもとの関りを通しての「氣付き」を通して、親も価値観や人格を高めることができます。
子どもも親も、お互いが居てくれるから、色々な経験や學びができるのですね♪
そこには「上も下もない」、愛による素敵な繋がりができます。
帝王學は「人の役に立つために、何ができるか?」を學ぶ学問です。
そこには人間関係學・哲學・経済など、多くの學びが含まれています。
ぼくはこの學問を學び、子育てと仕事に活かすようになってから、すべてが変わりました♪
これからも、その体験談をお伝えすることで、悩んでいるお父さん・お母さんの力になれたらと思っています。
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伊藤健太郎

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