皆様、こんにちわ
妻は山へ芝刈りに(外で正社員勤務)、私は川へ洗濯に(自宅で個人事業主)。
父母は家で家事労働。
二世帯同居で、「心を磨く」帝王學を活かした仕事と子育てをしている伊藤です。
帝王學とは、「人の為に行動できる愛と人格を持つために、己を磨く學問」で、人間學・哲學・経済学など、その内容は多岐にわたる學門です。
巷にあふれる「リーダー教育・お金持ちになる學問」ではなく、「人の為に頑張っていたら結果としてリーダーやお金持ちになった」というタイプのものなんです(笑)
「すいっち」では、「子育て」を少しでも良いものにするために、世間にあふれているたくさんの知識や、帝王學で學んだ内容から、ぼくが実感した智慧をお伝えしていきます。
目次
子どもを完璧超人にしたい!!
そんなお父さん、お母さんいませんか?
ちなみにぼくはそうしたいと思っていました(笑)
勉強をできるようにしたいし、運動もできないとイジメられるかもしれない…
音楽や英語とかも必要かも!!
そう思って、ぼくは息子の教育を始めました。
音楽を聞かせたり、絵本を読ませたり、公園に連れて行って運動させたり、友達の英語教室を開いてもらったり…
でも、全然思う通りにならないんですよ…
音楽や絵本はすぐに飽きて動き回るし、公園では遊び感覚で頑張るのですが、すぐ疲れて止めちゃうし、英語教室では遊んでばっかりで集中して話を聞かないし…
その内「うちの子は社会でやっていけるのか?」と不安になってしまい、ついつい厳しく「~やりなさい!!」になってしまう。
子どものためを思って、色々頑張っているのに悩んでしまいますよね。
「完璧」が必要なのかを考えてみる
ぼくたち親は「子どもに幸せになってもらいたい」という念いで動いています。
だからこそ、出来る限り不安要素を消したり、やりたいことを出来るようにしてあげたくなってしまいます。
ここで「完璧」について、少し考えてみましょう。
もし、神様のように完璧な人間に育て上げられたとして、何でも自分よりうまくでき、失敗もせず、性格も最高!! そんな人に対して、ぼくらは何を思うと思いますか?
ものすごく尊敬し、「あの人のようになりたい!!」と思うだろうし、頼ることもあるかもしれません。でも、何でも自分よりできる人に対し「助けてあげたい」ということは思わないかもしれないですね(笑)
これはぼくの勝手な意見です。
でも、苦手なものがあるくらいの方が、人として面白いと思いませんか?
「才」という漢字の成り立ちを考える
「才」という漢字は、洪水を食い止める木の働きを「もともと備わっている良いもちまえ」とするなど、いろいろな説がありますが、ここではそのうちのひとつ「木に神様への言葉(祝詞)を入れた箱をかけた姿の象形文字」というのを挙げます。
才能とは、元々持って生まれた天からの授かりものということではないかと思うわけです。
だからこそ、「天才」など「天」という字が付く言葉がたくさんあるのではないかなぁと。
その中に「天は二物を与えず」という言葉があります。
これは、人には生まれ持った才能があるということ、誰でも欠点があるということ、努力なしでは才能は花開かないということなど、多くの意味があるそうです。
そう考えると、大事なのは「子どもたちがどんな才能を持っていて、それを伸ばしてあげられるのか?」ということです。
ぼくが息子にやっていたことは、「やりたいことを見つけるためのチャレンジ」のはずが、いつの間にか「すべてを人並み以上にやらせたい」というエゴだということに氣付かせてもらいました。
子どもの才能を伸ばす3つの事
子どもになんでもやらせてみよう
帝王學では、子どもの素質をある程度把握するために九星氣學という統計学を使いますが、大事なことは「子どもが好きなもの、嫌いなものを見つけよう」ということです。
ここで、注意することとして「好き嫌い」と「できる・できないは関係ない」ということです。
親から見て全然できていなくても、好きなものは好きです。逆に良くできていても、子どもがつまらなそうならば、嫌いなものは嫌いです。
親の判断ではなく、子ども主体の判断を信じてあげてください。
そうすると、子どもの天才が見えてきます♪
子どもの「好き・嫌い」を見守ってあげよう
子どもの好き嫌いがわかったら、好きなことを目一杯やらせてあげてください。
逆に嫌いなことは大事ならば程々・大事でないなら気にしないであげてください。
好きこそものの上手なれ。
ほっといても頑張ってくれるので、親も楽だし、才能は伸びるし、良いこと尽くしです。
嫌いなことを無理にやらせると、嫌なのでどんどん嫌いになるし、嫌いなことをやらされるという気持ちになって、親への反発にもつながります。
ここで大事なのは、「もし途中で子どもがやりたくなくなったら、無理に継続させない」ということです。
親はどうしても「途中で投げ出す子になってはいけない!!」と考えがちです。
それはその通りなのですが、子どもにも「好きだったのにやりたくない理由」が必ず存在しますので、必ず、その理由をくみあげてください。
それが単なるわがままならば叱っても良いでしょう。
しかし、そうでないならば寄り添ってあげてください。
途中でやめた経験であっても、その経験「智」は生き続けます。
そして、ふとした時にその経験智がかけ合わさって、新しいものが生まれるかもしれません。
世の中に無駄なものは何もないのですから。
絶対に人と比べないようにしましょう
「○○くんはこんなにできるよ」「そんなことでは一番になれないぞ」という言葉を、発奮してほしくて使ってしまうことありませんか?
負けず嫌いな子や、糧にできる子ならば良いですが、子どもによっては、その言葉を否定的にとらえてしまいますので、できるだけ使わないようにしてください。
一度、人と比べてしまうと、子どもにとって強迫観念や、自己卑下を生み出し、「どうやってもあの子に勝てない」「じぶんには得意なことがない」といった自信の無さを創り出しやすいです。
比べて良いのは、子どもの「過去の自分」だけです。
「前はこれくらいだったのに、こんなにできるようになったね!!」「人は関係ない。過去の自分を超えていきなさい」と伝えてあげてください。
それは子どもの自己肯定感につながります。
一番でなくても、得意なことは苦手な人にとっては特技になるように、好きなことを得意だと素直に言える子にしてあげてください。
パパママもお子さんもそのままで大丈夫♪
学校の勉強や、落ち着きのなさ、集団行動ができないなど「平等」を求める世の中のせいで、「自分の子どもが適応していないのでは?」と苦しんでいるお父さん、お母さんがいるかもしれません。
子どもの性格も特技も千差万別。できないことだってたくさんあるのが普通です♪
そんなすべての子どもを四角四面に当てはめようということ自体がナンセンスなんです。
誤解を招くかもしれませんが、世の中の天才は奇人変人な部分を持っている人がいて、それは「常識」に捕らわれないからかもしれません。
「常識」とは、みんなと同じ「人」が決めたもので、時代や価値観によっても変わるものです。
人を傷つけること以外、常識外れでも良いではないですか♪
みんなそれぞれ素敵なものを持っているのです。
だから、人と同じことができなくてもまったく気にしなくて大丈夫。
勉強ができなくても、運動ができなくても大丈夫。
その子だけの「宝石」を見つけ出して、磨いてあげてください♪
原石を磨けるのが親の特権です♪
そして、「すいっち」を見てくださっている方々なら、認め受け入れてくれる仲間もたくさんいると思います。
家族だけで戦わないでいいんです。
みんなで一緒に「天才」をのびのび育てていきたいですね♪
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伊藤健太郎

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