皆様、いつもありがとうございます。。
妻は山へ芝刈りに(外で正社員勤務)、私は川へ洗濯に(自宅で個人事業主)。
父母は家で家事労働。
二世帯同居で、「心を磨く」帝王學を活かした仕事と子育てをしている伊藤です。
帝王學とは、「人の為に行動できる愛と人格を持つために、己を磨く學問」で、人間學・哲學・経済学など、その内容は多岐にわたります。
巷にあふれる「リーダー教育・お金持ちになる學問」ではなく、「人の為に頑張っていたら結果としてリーダーやお金持ちになった」というのが本当です(笑)
「子育て」
少しでも良いものにするために、世間にあふれているたくさんの知識や、帝王學で學んだ内容から、ぼくが実感した智慧をお伝えしていきます。
目次
子どもには優しい子に育ってほしい!!
みんなそうですよね(笑)
しかし、子どもは無邪気な素直さゆえにキツイことも…
教えていないのに悪い言葉を使っていたり、「その言い方は傷つくぞ!!」ということを平気で言ってしまったり…
うちの子でもあったのですが「それは僕のだから触らないで!!」とか「○○だって言ってんだろ!!」とか、いじわるなことを言う・強すぎる言葉を使うことがありました。
伊藤家では、ぼくが一番怖いので「そうた…」と声のトーンを下げて息子の名前を呼ぶと、息子は「はっ!! なにかやらかしたのか!?」と身構えます(笑)
近くに呼び、色々話をすると見えてくるものがありました。
子どもの「今」を考えてみる
ぼくたち親は、人生経験を得て、色々なコミュニケーションを學んでいます。
人生数十年の間に、何百何千人という人に会っているはずです。
そんな中で、良い人もいれば悪い人もいて、一生大事にしたい人や、一緒にいるだけで癒される人・嫌いだけど付き合わなければいけない人や、二度と会いたくない人がいて、どんな言葉を言うとどういった反応をするのかの経験智を積んできています。
しかし、子どもたちは「今」そのコミュニケーションの経験智を積み重ねています。
相手から言われた言葉に何を感じるか? 自分が言った言葉で相手がどういった行動をするのか? 両親が使う言葉やシチュエーションなど、すべてから學んでいます。
「優」という漢字の成り立ちを考える
「優」という漢字は、ニンベン(イ)で横向きの「人」を表しています。
そして、「憂」は字の上から頭・心・足を強調し「下を向いている人」を表し、そこから、「心配してあげている人」→「思いやれる人」を表していると言われています。
…ということは、「優」という字から、優しさというのは「相手がいないと學べない」ということだと思いませんか?
前述のぼくと息子の例でもありますが、
・自分のおもちゃを勝手に使われて嫌な思いをしたことがあるのでしょう。
・何度言ってもわかってくれないということがあったのでしょう。
・一緒に遊んでいても、つまらないことがあったのでしょう。
・仲間外れにされて、とっても悲しい気持ちになったことがあるのでしょう。
いろいろな性格や趣味の人がいるから、相手を理解し、受け入れ、思いやり、支え合うことができるのだと思います。
優しい子どもに育てる3つのポイント
子どもに絵本を読んでみよう
帝王學では、「北風と太陽」や「星の王子様」など、絵本を大事にしています。
力で押さえつけても意味がないことや、目に見えないことが大事だということなど、絵本は大事な心理を優しい物語で教えてくれます。
その時に大事なことは、「あなたならどうする?」「どう感じる?」ということを聞いてみることと、答えてくれたことに「そうじゃないでしょ」と言わないことです。
子どもは、素直に感じたことを教えてくれています。そこを否定してしまうと、常に親の正解を求める子どもになってしまいます。そんな時は「お父さん・お母さんはこう思ったんだよ」という、選択肢だけを与えてあげてください。
そうすることで、色々な意見があることや、自分で感じる力を身に付けることができます。
親の背中を見せよう
子どもは親の行動や言動をとても良く見ています(笑) それは、子どもが一番初めに触れた人が親だからであり、子どもが初めて触れる「社会」です。
ぼくが帝王學を學ぶ前によくやってしまっていたのですが、「人に優しくしなさい!!」と怒っていました。
すると、子どもからすると「優しくしなさい!!」と言いながら怒っている「矛盾している親」を見るわけです。子どもからしたら訳が分かりませんよね?(笑)
優しくなって欲しいなら、まずは親が優しくならないといけませんね♪
優しいとは、甘やかすことではありません。子どもの氣持ちになって、悪い時はなんで悪いのかを説明し、良いことをできた時にはやりすぎなほど褒めてあげることです。
親が「優しいとはどういうことなのか?」と背中で見せてあげましょう♪
子どもの立場になって話を聞いてあげましょう
「子どもにそんな言葉を教えてないのに!!」なんてことありませんか?
子どもは、周りの人の反応を見て「面白い!!」と思ったものを何でも真似します。
そのため、親が焦っている言葉や、友達がお兄ちゃんお姉ちゃんから仕入れた面白い(悪い)言葉を面白がって使ったりします。
しかし、「その言葉の意味は知っているかい?」と聞いてみると「悪い言葉だとわかっていない」ことがわかります。
ただ面白がっているだけなんです(笑)
大事なのは、頭ごなしに怒らず、子どもが何を面白がっているのか? 意味を分かっているのか? ということを確認してから行動に移ることです。
その上で、言葉の意味を教え、「だから使ってほしくないんだよ?」ということを納得できるように説明してあげられるといいですね♪
子どもは親を見て育つ♪
子どもは生まれた時から「優しい」です。ただ、その表現方法がわからないだけです。
分からないから、周りの人(一番初めは親)の行動を見て、周りの人の表情を見て、意味が分からないけど真似をしてみているのです。
だから「できるだけ笑顔でいてください」「できるだけ抱きしめてあげてください」「人を傷つけたり、嘘をついたりしたときはしっかり怒ってください」。そこに親の愛があれば、どんなに怒っていてもちゃんと伝わっています。
真っ白な子どもというキャンパスに、一番初めに色を付けるのは親です♪
それが親の特権です(笑)
親の色が子どもに現れます。「子は親の鏡」とはよくできた言葉だと思います。
・いつも怒っていれば、怒りやすい子どもが育つ。
・いつもニコニコしていれば、ニコニコしている子どもが育つ。
・たくさん話をしていれば、よく話をする子どもが育つ。
・誰にでも優しくしていれば、優しくできる子どもが育つ。
素敵な色を付けてあげてください♪
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伊藤健太郎

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