皆様、いつもありがとうございます。。
妻は山へ芝刈りに(外で正社員勤務)、私は川へ洗濯に(自宅で個人事業主)。
父母は家で家事労働。
二世帯同居で、「心を磨く」帝王學を活かした仕事と子育てをしている伊藤です。
帝王學とは、「人の為に行動できる愛と人格を持つために、己を磨く學問」で、人間學・哲學・経済学など、その内容は多岐にわたります。巷にあふれる「リーダー教育・お金持ちになる學問」ではなく、「人の為に頑張っていたら結果としてリーダーやお金持ちになった」というのが本当です(笑)
「子育て」
少しでも良いものにするために、世間にあふれているたくさんの知識や、帝王學で學んだ内容から、ぼくが実感した智慧をお伝えしていきます。
目次
「干支」に意味があるって知ってますか?
皆さん、ご存知の通り2020年今年の干支は「子(ねずみ)」です。
ちょうど干支の始まりに戻った年ですね♪ もう半分過ぎてしまってますが…(笑)
実は「干支」は、「その年にしかゲットできない能力」を伝えるために毎年きまっているものだとご存知でしたか? しかもその一年は60年に一度しかありません(笑)
干支は本来、「十干十二支」というものです。
これは甲乙丙…という10個の暦と、子丑寅…という12個の年の掛け合わせでできています。余談ですが、「甲子園」は「甲(きのえ)の「子(ね)年」にできたから「甲子園」というみたいです(笑)
つまり、十「干」十二「支」の干と支をとって「干支」というのですね♪
十干十二支をすべて一周するのが60年(10と12の最小公倍数。詳しくは下記資料のWikipediaをご覧ください)です。
そのため、60年一回りを「人として完成された」と定義し、還暦からは新しい人生がはじまるために、お祝いをするのです。けっして60才が定年だからではないのです(笑)
それで、今年の「子」は「庚子(かのえ・ね)」という年であり、この年は60年に一度しかこないということなのです!!
「その年にしか習得できない學びをぜひ習得してほしい!!」ということでお話をさせていただきます。
Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B2%E6%94%AF
with コロナ時代に手にすべき能力とは
今年の干支、庚子(かのえ・ね)の意味を紹介しますね。
庚(かのえ)=草木の実が成熟し、花から実へと成長が更新される意味をあらわす。
「これまでの発想と異なる新たな思考性と生き方が必要」という現れ。
子(ね)年 =生命の始動・再生。子どもを育て育み「教え導くこと」をあらわす。
「子」という干支は、「慈愛」の旧漢字「孳愛」から「子」をとって表現
している
今年とるべき能力は「斬新な発想力」と「教え導く愛」です。
そう考えると、現在のコロナの状況はピッタリと当てはまるのがビックリですよね(笑)
今までの「常識」が崩れ、「withコロナ」に合わせた経済活動や生き方をつくっているのは、まさに今向き合うべきものだとわかります。
そして、子どもたちに、斬新な発想力を身に付けてもらうために、どういった導きをするのか?それを問われる大事な年だということですね。
子どものために、親がこの「子」の年にやるべきこと
子どもたちに、斬新な発想力と愛情を身に付けてもらうためになにをするか?
僕が考える導きをお伝えさせていただきます。
たくさんの人と交流させよう
未就学のお子様の交流範囲は、先生や家族が主となり、友達との交流はある程度限定されますので、多くの異年代の方と交流する機会を作ってあげましょう。
小学生くらいだと、友達だけで遊べるようになりますが、ご近所づきあいも希薄な中、大人とも話す機会が少ないです。
社会は老若男女、様々な人がいて、様々な考え方や価値観があります。それは、たくさんの人と触れ合わない限り理解はできません。お年寄りへの思いやりや、友達のために何をしてあげられるのかなど、愛情を學ぶのにとても大事なことです。
しがらみなく、たくさんの人と交流し、色々な人に触れることで、たくさんの価値観に触れ、新しいものを創造する原点となります。
そして、コミュニケーションの練習にもなります。
たくさんの人と触れ合うことで、引っ込み思案な子、積極的に話ができる子、照れ屋な子など、皆さんのお子様の家族以外の顔を見ることもできます。
感情を自覚させよう
ついつい大人は、常識や正しいと言われているものを基準に考えてしまいます。
大人からすると一見理屈に合わないことも、子どもにとってはどうしても譲れない感情があったりします。だからこそ、「今どんな気持ちで、何をしたかったのか?」をちゃんと聞いてあげてください。うまく言葉にできず黙ってしまうこともあるので、そこは「もしかしたらこんな気持ち?」とか「待っているから、ゆっくり考えて。大丈夫だからね」と、子どもに合わせた対応をしてあげてください。
そうすると、子どもの優しい価値観や、怒る原因、出来ない理由などがたくさん出てきます。
それを知った上で、悪いことは注意し、優しいことをたくさん褒め、出来ない理由を認め、我慢が必要な時は我慢し、我慢できないなら、その気持ちに向き合えるようにしてください。
そうすることで、自分の氣持ちや考えを「人に伝えることができる」人間に育っていきます。
たくさん話を聞こう
子どもには、子ども同士のコミュニティが、すでにできています。
しかし、大人が介入するとその本質は見せてくれません。
たくさん話を聞くことで、誰と友達で、どんなことがあって、どう感じたのか?そしてどうしたらよいと思うのか?をたくさん質問して聞いてあげてください。
その時に、決して話の途中で意見は言わないでください。言ってしまうと、その価値観に合わせた話に変わってしまいます。全部聞き終わった上で意見を言うようにしてください。
そうすることで、我が子のとんでもない成長や、意外とわかっていない事や、どんな価値観があるのかなどが見えてきます。
今回、取り上げたことをまとめると、多くの方と触れ合う機会を作りながら、子どもには自分の気持ちに向き合わせ、親は、その気持ちに寄り添ってあげることなんですよね。
子どものありのままを大切にする「教え導く愛」
「みんなと同じようにすることが正しい」
「常識だから○○しなければならない」
子どもが他の子と違う行動をしていると心配してしまう気持ちはわかりますが、本当にそれでいいのでしょうか?
ぼくもそうでしたが、「学校では勉強を頑張らなければいけない」「みんなできているのだから、自分もできなければいけない」「いうことを聞けない人は不良」…
そんな価値観は子どものコミュニティの中にあるのでしょうか? ないはずです。
そのような価値観を植え付けたのは社会、あるいは親です。
社会に触れるうちに、子どもが本来持っている素直で純真な気持ちや想いを「常識とは違うから」という理由だけで出せなくなります。そして、無理やり周囲に合わせて自分を出さないままいると、どこかで潰れてしまうか爆発してしまいます。
少し目をつぶって振り返ってみてください。
・勉強が苦手なのに、「これくらいできて当たり前」と無理強いしていませんか?
・整列しなければならないのに、なぜできないのだ?と言っていませんか?
・受験のために、きちんと礼儀正しく、わがままも言わない子になっていませんか?
勉強が出来なくても、運動や芸術に秀でているかもしれません。
じっとしていられないから、世界に打って出たり、新しいことにチャレンジできるかもしれません。
「自分の氣持ちを出すことや、友達と馬鹿な遊びをできなかった」気持ちに終止符を打ち、大人になってから自由を目指すかもしれません。
子どもたちは初めから優しいし、たくさんの天才と個性を持っています。
人に優しくできることの強さ、出来ないことは恥ずかしいことではないと自信を持てる強さ、自分にできないことは誰かに頼れる強さ、誰かを守れる強さ、差別しない強さ、初志貫徹できる強さ…そういった「根底にある愛」を持てる一年にしてください。
親や大人の役割は、自分の価値観という枠に可能性に満ち溢れた子供を閉じ込めることではありません!!
子どもの可能性を探り、氣付き、大切に育ててあげる土台を作ることです。そして、この土台をしっかりと見つめながら教え、導いていくことが重要なこと、教導の愛なんですよね。
その「慈愛」の心は、必ず子どもに伝わり、大人になり自分の子どもを育てる時に、自分たちの愛と教えを伝えていってくれるでしょう。
そうした子供たちが世界の未来を作っていくなら、世界が良くならないわけがない!!
親が世界を変えるのです。
すいっちを見てくださっている、子どものために勉強してくださっている皆さん。
そんな皆さんが素敵な世界を創る土台となってくれていることに感謝です♪
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伊藤健太郎

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