「家事、できるだけ頑張ってるんだけど、何やっても怒られるんだよ」
「どうも、俺のやった家事には不満があるらしい」
頑張っているのに報われない。そんな悩めるパパさんへ朗報です。実は、家事のスキルを高めなくても、簡単にママに満足してもらえる方法があります。
それは「タイミングを戦略的に見計らいながら家事をする」と言うこと。
スポーツで得点をとる時、シュートやアタックやスマッシュの技術も大切ですが、そのタイミングも大事ですよね?家事も同じなんです。
順を追って説明をしていきます。
まずはチームプレイが大切であることに気がつくべし!
次の2つのケースをご覧ください。思い当たる節はありませんか?
■ 家族みんなで遊びに行って帰宅。
「運転疲れたー」なんて言って、パパはソファでゴロン。ママは「みんなの晩ごはん作らなきゃ」ってことで、すぐさまキッチンへ。
子ども達は「ママー!ママー!」ってまとわりつくし、オモチャ出しまくって家を散らかしまくり。
パパはソファで横になりながら「うるさいよー」なんて言ってTV見てる。
この時のママの気持ち、パパは想像したことあるでしょうか?
「わたしだって疲れてるのに、座る間もなくごはん作らなくちゃいけないなんて!ちょっとは手伝ってよ!」
なんて思っているでしょう。
時間は遡って。
■みんなで楽しく遊んだ帰りの車の中。
パパが運転中にママは爆睡。子ども達は「パパー!ひまー!」「まだ着かないのー?」「お腹すいたー!」と大騒ぎ。
ママは寝ながら「静かにしててね〜」なんてあしらってる。
この時のパパの気持ち、解りますよね?
「俺だって疲れてるのに、寝ないで車の運転してるんだ!子どもの相手くらいしてくれよ!」
なんて思っているでしょう。
どちらのケースも同じことです。つまりチームプレイがとれていないことが大きな不満の原因なのです。
家事も育児も、パパとママがチームとなって協力し合う。
「一緒にいる時」くらいは共に支え合うことで、どちらかに負担が偏り、不満が溜まってしまうことは避けられるはずです。
ママだって、毎日遅くまで働いているパパに多くの家事をこなすことを求めているわけではないはずです。でも「一緒にいる時」くらいは協力し合える、そんなパートナーシップを築きたいと思っているのではないでしょうか。
今週末からはじめよう!戦略的パパ子散歩
「一緒にいる時」は協力し合えるけれど、平日は忙しくて、週末しか家事や育児ができない。そんなパパさんに最初の一歩としてやって欲しいのが「戦略的パパ子散歩」です。
内容は簡単。
休日の午前中に、子どもを散歩に連れだすだけです。
できればその前に掃除や洗濯などちょっと溜まっている家事をやります。家族みんなで協力し合いながら一気に片付けられるとベスト。
だけど子どもがまだ小さくてお手伝いまではできなかったり、かえって邪魔してしまったりする場合は、家から連れだすことが掃除や洗濯に協力することになるんです。
「週末はママの時間をつくるために、子どもと公園とか行ってるよ」ってパパもいると思います。でも、意外と“思いつき”で出かけているケースが多いんです。
「戦略的パパ子散歩」では、前の晩や当日の朝に話し合いをして「10時〜12時は出かけてくるね」と決めるのがポイント。
その間にママは溜まった家事を片付け、2時間もあれば本を読んだり少しゆったり休む時間もとれるでしょう。
パパがお散歩の帰りにお昼ごはんを買って帰ってくる約束だってしておけば、昼食作りだってしなくていい。
10時くらいにのそのそっと起きてきて、ママがイライラしているのを見届けてから「公園でもいくか〜」なんて連れだしたって、せっかくのパパ子散歩もあまり家事の効率化につながらないし、「行って当然だ!」とママの感謝も薄れてしまうことでしょう。こんなスタートでは気分的に休日をあまり満喫できません。
ママが家事を始めたら、パパも家事をする!
どんな家事もタイミングを戦略的に見計らいながらできれば良いかもしれません。でもうまくタイミングを掴めるようになるには少し時間がかかるのが現実かと思います。
そこで、ママが家事を始めたら、それはパパも家事をするタイミングだと心得ましょう。
そのうちに、どういったタイミングでママが家事に取り組みだすのかわかるようになり、パパも徐々に戦略的に取り組むことができるようになるはずです。
パパの家事スキルが高くなくても、パパが忙しくて家事にあまり時間を割けなくても、このタイミングを外すことなく家事ができれば、パパの頑張りがママの満足につながります。
ママと良いパートナーシップを築き、チームプレイで家事に取り組むこと。それこそが、家族の笑顔を生み出す大切な一歩になるのです。
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