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考えたことありますか?子育てと同時に始まる「パパ育て」

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パパのおむつ替え

「ふたりの子供なのに」「仕事には休みがあるけどママは休んじゃダメなの?」「なんで一緒に育児してくれないの?」多くのママ達から、このような声を聞きます。

一方、男性が多い職場にいる私は、多くのパパ達からこのような声を聞いてきました。「うちは嫁がしっかりしている」「家庭のことに男が入る余地はない」「下手に手を出すと怒られるから、おとなしくしている」

哀しいかな、パパはママの想いに気付いてすらいないことが多いようなのです。

パパに初めから積極的な育児を期待することは難しい。

だからこそ、ママは「子育て」をすると同時に「パパ育て」をすることがとても大切になります。

 

目次

  • 1 パパ育てのポイント
    • 1.1  (1)パパの育児エントリーの機会作る
    • 1.2  (2)あらゆる育児の業務フローを明確にする
    • 1.3 (3)根気良く「育てる」気持ちを持つ
    • 1.4 (4)「パパならでは」の価値に気付かせてあげる
    • 1.5 (5)「察する」は無理だと理解する
  • 2 パパ育ての前に確認しておきたいこと

パパ育てのポイント

子育てに関する意識が非常に高く、自ら勉強して積極的に育児をする…そんな根っからのイクメンはごく一部。ここでは、「一般的なパパ」にイクメンになってもらうには、どのような工夫ができるかご紹介します。

 (1)パパの育児エントリーの機会作る

入院中や里帰り期間など、子供が生まれてからしばらくの間、ママが付きっきりで赤ちゃんのお世話をし続ける家庭がほとんどだと思います。そのため、パパが子供との生活を始める頃には、ママがお世話をするスタイルが出来上がっており、「基本的に育児はママの仕事」「自分(パパ)がやらなくても大丈夫」という意識が生じてしまいがち。その前提がある限り、パパにしっかり育児に踏み込んでもらうことは難しいのではないでしょうか。

そこで私達夫婦は、3人暮らしが始まる前に話し合いをし、以下の約束をしました。

「育児のメインはママだけれど、ママに何かあった時に子供を育てられるよう、パパも最低限のお世話はできるようになること」

こうした明確な目的を作ったことで、まず「パパが一通りの育児をやってみる」というスタートを切ることができました。

 

 (2)あらゆる育児の業務フローを明確にする

ママ「ちゃんとやってよ!」

パパ「こんなにやってるのになんで認めてくれないんだ!」

このような言い争いは、なぜ起こるのでしょうか。私は、それぞれの育児の中の工程に対する認識が違うことが大きな原因ではないかと考えています。

例えば、「オムツ替え」について、パパとママの捉え方を見てみましょう。恐らく多くのパパは、「オムツを替える」ことだと思っているのではないでしょうか。一方でママは、「オムツを出す→オムツを替える→オムツをゴミ箱に捨てる→オムツケースに新しいオムツを補充する」ことを差しているとしたら?冒頭のようなことになりますよね。

私はかつて、パパが替え終わったオムツをいつも隣にポンと放置したまま去ることを「なんで?!信じられない」と思っていました。しかし周りの話を聞いて、それが「パパあるある」であることが発覚。そこで、上記のすれ違いに気付いたのです。

そこで「子供が口に入れたりすると不衛生だからすぐにゴミ箱に捨ててほしい」と理由を説明した上でお願いをしたところ、問題はすぐに解決しました。(忘れられることも多々ありますが(笑))

 

(3)根気良く「育てる」気持ちを持つ

「違う!」「遅い!」「そんな風にしちゃダメ!」

パパに育児を頼んだ多くのママ達が、このような感情を持ったことがあるのではないでしょうか。

しかし、ママより知識や経験が少ないパパが、自分よりうまくできないのは当たり前。経験上、一番良くないのが「もういい、私がやる!」の一言だと思っています。ママがやってしまう限り、パパが出来るようになることはありません。なにより、せっかくのパパのやる気をそいでしまいます。

時間がかかっても、やってくれたこと自体にお礼を言う、出来たことを褒める…そんな風にやる気を引き出しながら根気良く経験を積んでもらえば、パパはきっと立派なイクメンになってくれるはず。イメージとしては「新人バイトの育成」くらいでちょうど良いでしょう。(※世のパパ達、不快な思いをさせてしまったらごめんなさい)

 

(4)「パパならでは」の価値に気付かせてあげる

どんなに育児に積極的でも、どうしてもママよりも子供と過ごす時間が短いパパ。

「自分では泣き止まないのに、ママだと一瞬で泣き止む」

「自分とは寝つけないのに、ママと一緒だとすぐに寝る」

そんな現実に寂しい気持ちになり、「やっぱりママが一番だよ…」と益々子育てから遠ざかってしまうパパも少なくありません。

しかし、ママにはない、パパの良さは絶対にあります。

新生児期なら、沐浴ではママよりパパの大きな手の方が安心感があります。重くなると、長時間の抱っこはママより力のあるパパの方が向いていますよね。更に成長すれば、ダイナミックでパワフルな遊びも、パパならでは。ママといる時には聞けない笑い声でキャーキャーはしゃいだりします。

そんなパパとの触れ合いの価値をいち早く見つけ、「パパだと気持ち良さそう!」「こんな楽しそうなかお初めて見た!」と教えてあげましょう。「ママが一番」という前提意識がある分、多少大袈裟に、ヨイショするくらいの勢いで褒めないと、パパの心は満足できません(笑)

 

(5)「察する」は無理だと理解する

「男性にとって『察する』ことは非常に難しい」主に恋愛面でよく言われていることですよね。私は女性ですが、残念ながらあまり気が利かず「察する」ことが苦手なタイプです。だからこそ、多くのパパ達の代弁者として、ママ達にお願いしたいことがあります、

それは、「言ってほしい!」ということ。自分が知っていること、慣れていることであれば、気を付けさえすれば「察する」ことはできます。しかし、知らないこと、初めてのことに関しては、何をすれば良いか「分からない」、見ていても「気付けない」ことが多いのです。(許してください、やる気はあるのです。)

育児で忙しい中、自ら気付くのを待つより、さっと伝えるとる方が効率が良いはずです。なにより、子供が生まれて夫婦の関係が大きな変化を迎えている中、少しでも多くのコミュニケーションをとることが、ふたりの絆の深まりに繋がるのではないでしょうか。

 

パパ育ての前に確認しておきたいこと

いかがでしたでしょうか。少しでもお役立ちできる内容があれば幸いです。

ただ、ここでご紹介したのは、あくまでわが家でのパパ育て。家族のありかたは、家族それぞれです。パパのお仕事は忙しい?ママはお仕事している?祖父母は同居している?兄弟はいる?パパとママはバリバリのアクティブタイプ?のんびりほんわかタイプ?ひとえに「家族」と言っても、その環境や個人の性格などを見れば、どこひとつとして同じ家族はいません。

周りがどうではなく、自分達がどのような家庭を作っていきたいかを話し合い、共有する。子育ても、パパ育ても、ママとしての自分の成長も、「自分達だけの幸せ家族像」のためのものだと納得すれば、みんなで同じ方向を向いて頑張れる気がしませんか?子育ては本当に大変なことですが、そんな日常が望んでいた幸せの形であることを忘れずにいたいですね。

本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。

2016年1月6日 白鳥 舞 ママの味方, 子育てパパ 子育て, 会話, コミュニケーション

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白鳥 舞

白鳥 舞

某大手飲料メーカー勤務の1児の母。 営業部門で初の産休取得者となり、7ヶ月間の育休を経て復職。現在は商品開発部門で時短勤務中。前例の少ない環境で、女性が夢を諦めずに、家庭と育児を両立させる風土作りを目指す
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