「育児」って幅広い!そして、奥が深い!!!
パパに手伝ってもらえることって、ミルクや離乳食をあげてもらったり、オムツを替えてもらったり、お風呂に入れてもらったり・・・沢山あるけれど、ママの本音って実はもっと奥深いかも?
産後ケアじゃなくて、「ずっとケア」
もう少しで9ヶ月になる息子がいる私です。
9ヶ月前までは妊婦さんだったということを忘れそうになります。更にその10ヶ月前までは妊娠していなかったんですよね。そう考えると、あの時ああしてれば良かった、こうしてれば良かったなどとあれこれ思います。
出産して間もない頃は、そんなことを考えてる暇も余裕もなかったのですが、息子9ヶ月目にしてようやく物事を冷静にかつ深く掘り下げて考えられるようになってきた気がします。
意見はさまざまかもしれませんが、好きな人の子を産みたいと願い出産できることは女性にとって本当に幸せなことだと思っています。私は夫との赤ちゃんが本当に欲しかったので、今、息子が宝箱から出てきた宝石のようにきらめいて見えます。「この人との子を産んで良かった!」と心から思い続けたい。出産したからといっていきなりお母さんになれるわけはなく、赤ちゃんが成長していくにつれてお母さんになっていくんだなと感じます。
だからこそ、旦那さんには、「ママ」としてだけじゃなく、これからもいつだって「女性」であることを忘れてほしくないなって思うんです。私の場合、照れくさくて普段は口にして言えないし表現もあまりできないのですが、どこかで「私だって女性なんだぞ!」という意識があって、そのことをパパに忘れないでいて欲しい。だから、パパからちょっとレディーファースト的なことをしてくれるとすごく幸せな気持ちになれちゃいます。
「産後ケア」って産後間もない頃までを言うのではなく、ずっと続くんだと思います。これからもずっとパパにケアしてもらえたらなって。
産後ケアにも人それぞれしてほしいケアってあると思いますが、私の場合は「女性であることを忘れてほしくない!」これに尽きます。
例えば、時にはサプライズでプチプラでもいいからプレゼントされると、飛び上がりたいほど嬉しいんです。そんなちょっとしたパパの心遣いというか、優しさと愛情が、ママの育児の原動力にも繋がる気がします。
ママひとりの時間を作ってあげる
いつも育児に追われてなかなか一人の時間を持てずにいるママは多いと思います。いくら赤ちゃんが可愛くても、したいことの半分もできない日々はストレスの原因にもなるかもしれませんよね。時にはパパがママの時間を作ってあげることで、ママもリフレッシュできていいと思います。
例えばパパが帰宅してから1時間はパパが子供を見てあげて、ママだけの時間にするとか。それだけでもママは、数年に1度見れるか見れないかの流れ星を見れるようなワクワク感、今か今かと待ち遠しい気持ちになったりするんです。やっぱり、何かしらご褒美のある毎日のほうが充実した毎日を過ごせるはずです。
ママはちょっと孤独かも?
専業主婦の私はほとんどの時間息子と二人きりです。それは、男性からすると、当たり前のことのように見えがちですが、孤独を感じてしまい、「外へ出たい!」とか「誰かと話したい!」っていう気持ちになったりするときもあります。
私の場合息子がまだ9ヶ月。お出かけするのにもいろいろベビー用品を抱えてだし、外で息子が泣くことだってあるかもしれないし・・・と考えていたら準備することも大変に思えてきて結局外出せずという日もあります。
そうやって夜を迎えた頃パパの帰宅は救いの女神(男神?)がやってきたかのようです。やっと帰ってきた! やっとあれこれ話せる! パパはそんなママの孤独をカバーしてあげられるように、沢山話し相手になってくれるといいなと思います。
協力し合うことの大切さ
やっぱり、ママ一人のワンオペ育児はなかなかきついものがあります。それが原因でママのストレスも溜まっていく一方かもしれません。
家事も育児も、協力し合うことで夫婦の絆も家族としての絆も深まると思います。ママがパパを頼りにするってパパ冥利にも尽きると思います。良い相乗効果が生まれそうですよね。お互い何ができるのかを確かめつつ、できることから協力してもらえるととっても嬉しいものです。
ママだって泣きたい
赤ちゃんがすべての欲求や感情を泣きで表しているように、ママにだって泣きたいときがあるかもしれません。
そういうときはそっとパパが察知して気づいてあげられるといいですよね。ママの泣きたいときには泣かせてあげたり、しんどいときは「しんどい」って正直に言い合える関係が理想かも。パパだって泣きたいときがあるかもしれないし、しんどいって思うときもありますよね。ママの気持ちは実はパパが一番理解できるのかもしれません。
夫婦の時間を持つということ
夜、息子を寝かしつけてからは夫婦の時間を持つようにしています。「今日こんなことがあってね、あんなこともあったよ」と他愛もない話をしたり、「今日ついにずり這いしてたよ!」など息子の成長を報告したり。パパからしたら知らない間の成長を聞けるので新しい発見として嬉しいみたいです。
ただリビングでお茶を飲みながら話をしているだけなのに、マイナスイオンの出るカフェでランチ気分です。つまりとても心地よく時間が流れているということ。夫婦の時間はまたときとして純粋に二人だけの時間に戻れるいい機会です。これからも続けていきたいことの1つです。
もちろんパパにも手伝えることにも限りがあるし、パパだって甘えたいし頼りたい、泣きたいときってあると思いますが、そんな気持ちも包み隠さずママと共有し合えたらいいのかもしれません。
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田原尚子

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