外で遊ぶのが気持ちいい、この季節。お散歩や公園であそぶ中で、秋ならではの自然物拾いを楽しむ子どもの姿をよく見かけます。
「どんぐり」は、特に子どもたちに大人気ですよね。
今回はそんなどんぐりを、より長く楽しめるように、処理の方法と、どんぐりあそびのアイディアをいくつかご紹介します!
目次
これでもっと楽しめる!どんぐりの処理方法
そもそもなぜ処理をする必要があるのか。 それは「虫が湧いてくる」可能性があるからです!!
「え?穴があいていない、ヒビが入っていないキレイなどんぐりを拾えば大丈夫なんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありまん。 実は、どんぐりがまだ柔らかい青い実の時に、虫が卵を産み落としていることがあり、時間が立つと虫が湧いてくることがあるのです。
せっかく拾ってきたどんぐり。 長い時間楽しむためにも、処理の仕方を覚えておくといいですよね!
どんぐりの処理方法は、
・お湯で茹でる
・冷凍させる
の2つのやり方が主流です。
お湯で茹でる方法
〈必要なもの〉
・どんぐり
・水
・なべ
・穴があいている
・ヒビが入っている
・腐っている
・芽がでてきている
こういったどんぐりは、よけるようにしましょう。
②なべにたっぷりの水を入れ、火にかける。
③沸騰したら、どんぐりを入れて、茹でる。
※茹でる時間の目安
小さいどんぐり:3分程度
大きいどんぐり:5〜10分
④2〜3日、直射日光を避けて乾かす。
⑤完全に乾燥したら完了!
冷凍させる方法
〈必要なもの〉
・どんぐり
・ビニール袋
〈やり方〉
①茹でる時と同様、どんぐりを選別する。
②どんぐりを洗い、乾かす。
③ビニール袋に入れ、冷凍庫で7〜10日冷凍する。
④2〜3日、直射日光を避けて乾かす。
⑤完全に乾いたら、完了!
どちらの場合も、どんぐりの帽子も一緒に処理するのも忘れずにしてくださいね。
「どんぐりあそび」のアイディア
どんぐり博士になろう!
どんぐり、と一言で言っても様々な種類のどんぐりがありますよね。
どんぐりを拾いに行く際、どんぐりの本を一緒に持って行って、「今拾ったのは、何て名前のどんぐりかな?」、「他にどんなどんぐりがあるのかな?」と、探してみると、新しい発見があるかもしれません。
おすすめの本はこちら!
「拾って楽しむ どんぐりの呼び名事典」
粘土あそびのお供に!
粘土あそびの際に、クッキーカッターなどを使う方は多いかと思いますが、どんぐりなどの自然物と一緒にあそぶのもオススメです。
トレイなどを用意して、子どもが興味をひくような環境をセッティングすると◎!粘土あそびの幅がぐーんと広がると思います。
どんぐりネックレス
〈材料〉
・どんぐり
・ひも
・ペン
・ハサミ
・キリ
・接着剤
〈作り方〉
①どんぐりのぼうしをどんぐりから取る
②どんぐりの帽子に、ひもが通るようにキリを使って、2つ穴をあける
③ ②の穴にひもを通し、どんぐりのぼうしの内側で結ぶ
④どんぐりに好きなように絵を描く
⑤ニスを塗る
⑥ ③と⑤を接着剤でつける
どんぐりをはじめ、自然は子どもたちのあそびのパートナーです。
ぜひ秋ならではのどんぐりあそびを楽しんでくださいね!
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