こんにちは、ママフォトグラファーのひださとこです。
外に出ると心地よい気候になってきましたね。秋の行楽も考えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、秋の行楽で使える撮影のコツをお伝えしますね。
背景と人物を両方とも素敵に撮る方法
紅葉などの自然が綺麗な場所を見つけたら、「家族写真を撮りたい!」と思いますよね。
では並んで並んで、はい、チーズ!
よくある家族写真ですね。全体の雰囲気は伝わってきますが、人物の表情はあまりよくわからない…。背景の自然も人物も、うまく撮りたい!
そんな時はカメラの方に人物が近寄ればいいのです。
すると、こんな写真になります。カメラに人物が近付いたお陰で、人物の映る割合が広くなり、表情も伝わりやすく活き活きとした写真に見えます。ただし、ポイントとしては人物を真ん中に置かないこと!いわゆる日の丸構図にすることで、せっかくの旅先のキレイな自然が見えなくなってしまいますからね。
ここで、ちょっと位置関係を確認してみましょう。
このような位置関係になります。ついつい、背景の方に近づいて、全身を入れて撮りがちになっちゃいますよね。当時の身長を実感できるので一枚はあるといいかもしれませんが、、せっかくなら表情がわかる写真をもう一枚撮って残してみてくださいね^^
いつもと違う構図で撮ってみる
構図、という言葉は聞いたことはありますか?広辞苑で調べると、「絵画・写真などで芸術表現の要素をいろいろに組み合わせて、作品の美的効果を出す手段」とあります。同じ写真でも、構図によって違った効果が出たりするので、構図を意識するだけでいつもと違う写真が撮れます。
今回はおすすめしたい構図を3つご紹介します。
①日の丸構図
中心に、写したい被写体を持ってくることで、パッと被写体に目が行き、強調する効果があります。
日の丸構図、と知らずにこのように被写体を真ん中に撮っている方は多いのではないでしょうか。いつもとちょっと違う写真が撮りたい!そんな方は、次に説明する三分割構図と対角構図にチャレンジしてみてください。
②三分割構図
水平と垂直に、等間隔に線を2本ずつ引いて画面を9等分にします。その、線状や線と線の交わるところに被写体を配置することで安定感や面白さが出てきます。
写真を撮るときに、カメラのファインダーに、このような目安になるグリッド線をあらかじめ出して撮ることもできます。取扱説明書に「グリッド線(格子線)表示」など項目があるかと思いますので、確認してみてくださいね。
グリッド線を出すことで、水平の傾きも確認しやすくなりますよ。
③対角構図
対角線を意識して、被写体を配置することで、バランスを取ったり動きを出す効果があります。
ついつい真ん中に写したいものを持ってきたくなりますが、このように被写体の位置をずらしたり角度を意識するだけでいつもと違った雰囲気になりますね。
その他にも、「構図」「写真」で調べるとたくさんネットで素敵な写真が出てきます。上手な人の写真を見ると写真の腕の上達につながるので、調べてみてくださいね。
いつもの楽しい表情を引き出すためには
カメラを向けるとピースでお決まりの笑顔!となってしまい、写真を見返すといつも同じ顔・・・という経験はありませんか?
自然な姿を撮りたい時には、まず「写真撮るよー」の声かけをやめてみましょう。カメラは持ちつつ、子どもたちの興味ややりたいことをそっと近すぎず遠すぎない距離で見守ります。その時、子どもの後ろにいると表情を確認できないので、できれば顔が見える位置にスタンバイ。何かに集中していたり、思いっきり遊びだした時のような「写真におさめたい!」と思う瞬間を見つけたら、カメラを構えて撮る、といった感じです。
旅行先だと、カメラマンになる親が前を先導することで、家族の移動の楽しい様子などを撮りやすくなるので、やってみてください。写真を撮ることに夢中でケガをしたりしないようにしてくださいね!私は置いてかれたことがあります(笑)
いかがでしたでしょうか?まとめると、
- 背景側ではなく、カメラの近くによって家族の表情がわかるように撮る
- 構図を意識して撮ってみる
- 自然な写真は、お子さんの表情が見える場所からそっと見守りながら撮る。
の3点になります。楽しい旅行の思い出を、写真にたくさん残してあげてくださいね!
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