5分も一緒にいれば親友が出来ちゃうコミュニケーション上手なママたちと違ってなかなか子育て友達ができないと言われるパパたち。しかし!そんなパパたちの中でもコミュニティを作って、互いに楽しみながら育児をしている人たちもいます。
「教えて!先輩パパたち!」では、全国にある様々なパパコミュニティの情報、さらにはそんなコミュニティを支えている様々な先輩パパたちの声を届けていきます。
今回は東京都板橋区を中心に活動する「板橋パパネットワーク」通称“いたパパ”で代表を務める、五十嵐丈敏さんにお話を聞きました!
<いたパパ 基本情報>
■結成 2015年5月20日
■コアメンバー 10名程度
■参加資格 特になし
■主な活動内容 板橋区内の集会所や公演で絵本の読み聞かせや紙芝居、リトミックダンス、バルーンアートなどのワークショップ開催。
全ては雪の日にはじまった
2011年2月15日。それは五十嵐さんにとっては一生忘れることがない大事な日。
長女が誕生した日です。
「雪が降っていたのをよく覚えています。すごく寒くて。うちの娘は帝王切開で生まれたので病室からは、ママと一緒に出てきたわけではなかったんです。そして、長女を初めて抱っこしたんですけど…自分でも不思議なスイッチが入りました。それまでは、妻のおなかが大きくなる姿を見てもまったく父親になる実感がなくて。(笑)今思えば、全てはあの日に始まりましたね。」
奥さんのススメですでにプレパパママセミナーなどには行っていた五十嵐さん。すぐに父親支援のNPOなどに入るなど積極的にアプローチをしていきます。
自分も負けてられない!
「子育てをしているとやっぱり思いや情報を共有する仲間が欲しいと感じるようになるんです。そこでNPOや、隣の練馬区にあるパパコミュニティに入ったのですが、当時はSNSがまだそれほど活発ではなかった時代。メンバーになるとメーリングリストでいろいろな情報交換などをしていたのですが、それが驚くほど活発だったんです。保育園の送り迎え、育休取得、PTAなど、自分がこれから勇んでやっていくぞ!と思っていたことを先にやっている人たちがたくさんいることは衝撃でした。世の中的には父親が育児参加をしているのは少ない、という感じでしたから、全然違うじゃないか!と。そんなメールを見ているうちに、これは自分も負けていられない、と刺激を受けまくったんです。」
パパ友からの刺激で、入ったパパスイッチのギアが上がったという五十嵐さん。次の一歩を進みだします。
地元にパパ友が欲しい!
今でこそ、周りをひっぱりパパコミュニティを運営したり、イベントを行っている五十嵐さんですが、もちろん最初は不慣れなことばかり。そんな時に導いてくれたのがNPOなどで知り合った先輩パパたちだと言います。
「いろいろなコミュニティに入ると、自分がいつかやってみたいと思っていることをすでにやっている人たちがいました。だから、自分がやる時は、その人たちが道筋をしっかり教えてくれる。わからないことや悩み事も、聞いてみれば経験を教えてくれる。僕にとっては先輩パパたちの存在は非常に大事でした。だからこそ、どんなところでもいいからまずは先輩パパたちがいるところに行ってみることから始めてみたらいいんじゃないかと思いますね。もちろんそれが地元だったらもっといいと思いますよ。」
何から始めていいのか?という多くのパパたちが持つ悩みに対して、シンプルな答え。まずは先輩の近くに行くこと。待っていても何も始まりません!今、この記事を見ている端末で検索をかけてみたら意外と近くでイベントが行われているかもしれないですよ。
(板橋パパネットワーク“いたパパ” http://blog.livedoor.jp/itapapa55/)
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杉山ジョージ

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