父親の育児をもっと楽しく
オレの育児スタイル
  • オレの育児スタイルとは
  • 無料会員登録
  • 講演依頼
  • 運営会社
  • お問合せ
オレの育児スタイル 子育てパパ パパも考えて!今しかできない育児を優先した働き方

パパも考えて!今しかできない育児を優先した働き方

Tweet
このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

産後の働き方をパパも考えよう

私は今、兼業主夫として、日々を過ごしています。

保育園に通う3歳の娘と、小学校1年生の6歳の娘と、会社員として働く妻との4人家族です。

仕事は、インターネットショップの運営管理をしていますが、人を雇うことなく、自宅で自分一人でできる範囲で経営しており、仕事だけでなく家事も育児も地域活動も、大いに楽しんでいます。

このような生活を送るきっかけになったのは、純粋に、子供たちが生まれたことでした。

と、いいたいところですが、それだけでは、ありませんでした。

 

目次

  • 1 人生を変えるきっかけとなった東日本大震災
  • 2 家族を最優先する生活を始めました
  • 3 今しかできない育児を大切にできる環境を作る

人生を変えるきっかけとなった東日本大震災

長女が生まれた時、私は日本を代表する大企業で派遣社員として働いていました。

仕事にやりがいを感じて、ということではなく、生活のために給料さえ貰えればいいという打算的な思いだったので、きっと死んだ目をしていたと思います。

それでも、少しでも早く帰って、家族との時間を作りたいと思っていたので、飲み会には出席せず、残業もできる限りせずに帰るようにしていました。

ただ、年齢も30代後半、派遣社員ですから、先は知れています。それでも、雇われて働くことしか、その時は考えられませんでした。

当初の契約内容がどんどん変わり、終電まで残業しないと契約更新はしない、休日出勤しないと契約更新はしないなど、契約更新のたびに労働条件は最悪のものになっていきました。

社員の方々は、さらに最悪な状態で、社内で寝袋で1週間泊まり込みという姿も普通に見受けられました。

あの人気のある大企業の労働条件、実態に失望しました。と同時に、雇われて働くこと自体に、絶望したと言ってもいいかもしれません。

2011年3月11日 東日本大震災

その時、同じフロアにいる100人以上の人がいたと思います。私の目には、ほとんどの人が家族の心配をしていないように見え、会社の機能が止まり仕事ができる状態ではないにも関わらず、仕事の話をしていたり、ゲームをしていたり、ただテレビを見ていたり。

私はすぐに帰らせてと言っんだけど、数時間待たされた上で、やっと許可が下り、徒歩で帰りました。でも、私以外の方々の殆どの人は、そのまま数日間、泊まり込んでいたようです。

その姿を見て、私は、決心がつきました。

そんな人たちと同じようになりたくはない、そう思ったんです。

 

家族を最優先する生活を始めました

そもそも、娘の成長を見守りたいと思ってはいましたが、実際に子どものいる生活が始まると、知らないことばかりで、ある意味、それまで完全に思考停止していた私の脳に、大きな刺激を与えてくれました。

共働きだったため、私が会社を辞めても、すぐに生活に困ることはありませんでしたが、専業主夫になるつもりは毛頭なかったので、家族との時間を大切にできる仕事で、希望のある仕事をしようと思っていました。

もちろん、雇われることに絶望していた私は、すぐに職を探すことはせず、娘の保育園の送迎、家事、育児をしながら自宅で一人の力で稼ぐことができる方法を模索する中で、インターネットショッピングの運営を始め、数か月で手ごたえを感じ、1年経つ頃には、派遣社員で働いていた頃の程度は稼げるようになったのです。

その間、娘との時間をより多く経験することで、育児の楽しさと大変さ、家事の思った以上の大変さと、楽しさ、あらゆることを覚え、雇われているときよりも、生きていくためのスキルは、大きく上がりました。

二人目の娘が生まれて、妻が育児休暇の間は、私も基本的に家にいたので、家族でゆっくりと過ごしながら、ゆっくりと育児ができました。

また、その育児休暇の間に、家事や育児のあらゆるスキルを、妻から教えてもらい、私の家事育児スキルも大幅にアップしました。

 

今しかできない育児を大切にできる環境を作る

今のようなライフスタイルを自分で作ってよかったと、心から思っています。

会社が変わるのを待つ、社会が変わるのを待つ、それじゃ、子供たちは成長してしまいますからね。

子供が生まれるということは、女性だけではなく、男性にとっても人生において最大級の変化が求められる出来事でもあります。子供が生まれる前と、同じ働き方のままというのは、本来はあり得ないことだと思いませんか?

ライフステージが変われば、働き方も変わる可能性もあるということを、特にパパには考えていただきたいと思います。

出産という体験をするママは、働き方を変えざるを得ない状況に追い込まれるので、その変化に対応しようと考えます。パパも一緒ですよね?

 

本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。

2015年10月1日 坪井 博一 子育てパパ はたらき方, パパ, イクメン

このライターの他の記事を読む

国会議事堂 2015年12月29日 男性国会議員の育休取得に対する反応を見ると、今の日本を窮屈にしている原因がわかる!?
サイボウズワークスタイルムービー「声」 2015年12月16日 サイボウズワークスタイルドラマ声 第2話「悠太」を見て~父親って何だろう?~
夫婦の会話 2015年11月27日 資生堂ショックは、子供がいる共働き家庭にとっては絶好のチャンス?
2015年11月6日 子どもとの食事は楽しいのが一番!マナーやしつけよりも大事なこと
地域子育てのお祭り 2015年10月16日 会社だけの人生でいいの?たくさんのギフトが得られる地域活動
産後の働き方をパパも考えよう 2015年10月1日 パパも考えて!今しかできない育児を優先した働き方

このライターの記事一覧

The following two tabs change content below.
  • この記事を書いた人
  • 最新の記事
坪井 博一
Facebook のプロフィール

坪井 博一

1973年3月7日生まれ。 現在は葛飾区亀有在住。 個人事業主で兼業主夫。 葛飾区男女平等推進審議会の区民審議委員。 小学校のPTA、図書ボランティア活動。 地域活動にも積極的に参加しています。 小さな子供たち、家族との時間を最優先し、育児家事を大いに楽しみつつ、空いた時間で、しっかり、お仕事をして稼いでいます。
坪井 博一
Facebook のプロフィール

最新記事 by 坪井 博一 (全て見る)

  • 男性国会議員の育休取得に対する反応を見ると、今の日本を窮屈にしている原因がわかる!? - 2015年12月29日
  • サイボウズワークスタイルドラマ声 第2話「悠太」を見て~父親って何だろう?~ - 2015年12月16日
  • 資生堂ショックは、子供がいる共働き家庭にとっては絶好のチャンス? - 2015年11月27日
夫婦の会話(コミュニケーション)が家族の未来を明るくする!?
保育士と子育て中のママがいちおし!絵本を選ぶコツと効果がわかる読み聞かせ会【東京・中目黒】
検索
人気記事
  • 七五三の髪型 自宅で簡単!アレンジ大紹介
    七五三の髪型 自宅で簡単!アレンジ大紹介
  • 【保育士が教える】「貸して」と言われたら「いいよ」って言わないとダメなの?
    【保育士が教える】「貸して」と言われたら「いいよ」って言わないとダメなの?
  • 【保育士が教える】子供の意地悪な態度や言動への対応、どうすればいい?
    【保育士が教える】子供の意地悪な態度や言動への対応、どうすればいい?
  • 【保育士が教える】「自分のことは自分でやる」を子供に望むとき、大人にできることってなんだろう?
    【保育士が教える】「自分のことは自分でやる」を子供に望むとき、大人にできることってなんだろう?
  • お友達に嫌がることをするので困ってます│子育てお悩み相談
    お友達に嫌がることをするので困ってます│子育てお悩み相談

法人向けコンテンツ制作サービス

最新記事
  • 男性の育休 取得した人の96%が「取得して良かった」/パパママ264名に聞いた!男性の育休 取得した人の96%が「取得して良かった」/パパママ264名に聞いた!
  • 119番通報では、自分から、できるだけ多くの情報を伝えたほうがよい? 育児クイズパパ力検定119番通報では、自分から、できるだけ多くの情報を伝えたほうがよい? 育児クイズパパ力検定
  • 父子手帳研究所「石巻市父子手帖」父子手帳研究所「石巻市父子手帖」
  • 男性育休に関する自社制度の認知度は 3 割未満 一方、認知している人の育休取得意向は 7 割超え男性育休に関する自社制度の認知度は 3 割未満 一方、認知している人の育休取得意向は 7 割超え
  • 119番通報では、電話を切った後に救急隊が出動準備を始めるので、できるだけ早く電話を終わらせる必要がある? 育児クイズパパ力検定119番通報では、電話を切った後に救急隊が出動準備を始めるので、できるだけ早く電話を終わらせる必要がある? 育児クイズパパ力検定

パパコミュニティメンバー募集

カテゴリー
  • 未分類 (2)
  • 子育て (173)
    • ありのまま (13)
    • 絵本 (20)
    • 食育 (26)
    • 保活 (2)
  • はたらく (12)
  • ママの味方 (34)
  • 子育てパパ (103)
  • 夫婦パートナーシップ (49)
  • 子育て相談 (40)
  • すいっち (10)
  • 心理学 (19)
  • お外遊び (25)
  • 写真撮影 (28)
  • 遊び (36)
  • コミュニケーション (53)
  • 食事 (17)
  • 季節イベント (51)
  • 保育園の風景 (12)
  • パパサークル紹介 (32)
  • 先輩パパに聞く (71)
  • PR (29)
  • お出かけ (27)
  • 料理 (6)
  • イベント・セミナー (15)
  • パパお悩み相談 (7)
  • 家事 (8)
  • 男性の育休 (11)
  • 子育てサービス (3)
  • 助産師 (4)
  • 父子手帳 (10)
  • プレパパ (2)

Copyright © 2022 Grouprise.co.ltd All Rights Reserved.