ビジネスの現場では、挨拶に欠かすことが出来ない名刺。それはパパ友を作る時にも非常に有効なアイテムなのです!しかもそれが、ビジネスのことではなくパパとしてのプロフィールがまとまっているものであれば、より素晴らしいコミュニケーションアイテムになります。「はじめまして、私こういうパパでございます。」では、パパ友が欲しい!という皆さんがどんな名刺を作ったらよいか?そのヒントにしていただきたい“パパ名刺作り”のプロセスをお伝えしていきます。
今回はゴルフなどを中心とした記事のフリーライターをしている保井友秀さんのパパ名刺作りをレポートします!
キーワードは「ゴルフ」…とは書きづらい(汗)
―「よろしくお願いします!」
保井(以降、保)「よろしくお願いします!」
―「保井さんと言えば、僕の中ではゴルフ!というのが一番強いイメージなのですが。」
保「そうかもしれないですね」
―「実際、ライターの仕事でゴルフ関連の割合は多いですよね?」
保「そうですね。今は7割くらいかなと」
―「ご家族もみんなお好きなんですか?」
保「そうなんですよ。妻もプレーします。それに家でもやっぱりゴルフを見ることが多いので息子もスイングの真似ごとを家でしていることもあります」
―「おおすごい!今何歳でしたっけ?」
保「長男が3歳6か月。下の女の子はまだ9か月です」
―「英才教育ですね」
保「あんまりそういうつもりはないですよ。ただ、息子は“機関車トーマス”が好きなんですけど、ジャスティン・トーマスというプロゴルファーがいるもので、息子はよくわからずに応援していたり、面白いですよね」
―「素敵な偶然ですね」
保「実際、僕自身もゴルフは好きなので、ゆくゆくは妻も含めて家族でゴルフを楽しめるような家族になれたらいいなという思いはありますね。海外にはそういう
家族がけっこういるけど、日本ではあまり聞かないですが」
―「楽しそうですね!じゃあ、名刺のキーワードも“ゴルフ”にしましょう!」
保「いやー、それはちょっと…」
―「え??なんでですか?」
保「知っている人に“お前そんなにうまくないじゃん”ってつっこっまれそうで(苦笑)」
―「いやいやいや、好きなんだからいいじゃないですか!それにゴルフの知識も豊富でしょうし。」
保「確かに知識は豊富ですね」
―「じゃあ、まずはそれをキーにしましょう」
子どもの「抱っこ!」は断らない
―「パパスイッチが入ったのは子どもが産まれてからですか?」
保「もっと前からですね。僕らが育った時代って“大人の言うことは黙って聞きなさい”という感じがあったと思うんですけど、昔からそれに疑問を持っていたんです。だから自分が親になった時には、ちゃんと子ども自身が何をしたいのか?ということをしっかり見ていこうと思っていました」
―「実際にやってみていかがですか?」
保「そもそも、そういう子育てに対する考え方があったから“学研”に入ったんです。そこで子育てに関わるいろいろな人の話を聞いて、やはり間違っていなかったと感じています。そういう育て方をしたいからこそ、会社も辞めてフリーになって出来る限り子どもと一緒にいられる環境を作りました」
―「それで今はフリーというわけですか?」
保「そうですね、やっぱり会社にいると自由に動けないですし、そもそも自由が好きというのもありますよね。」
―「子どもと一緒にいる時間が増えたことで、変わったことはありますか?」
保「ありますよ。僕の中のルールとして、子どもが“抱っこ!”とねだってきたら断らないという風にしているんですよ。いつでも“ハイ喜んで!”って」
―「お子さんが産まれた時からですか?」
保「いえ、きっかけは下の子が産まれたことです。やっぱりママが抱っこできないケースが出てくるじゃないですか?そういう姿を見ていて、これはやるべきだなと。」
―「気持ちはわかりますけど、それってなかなかできないですよね?」
保「まあよほど急ぎの原稿があって仕方なく断る時もないわけじゃないですけど。会社員の頃と比べてフリーになってからは自分で時間の調整ができるようになったわけで断る機会は劇的に減りましたよね。原稿は夜中でも書けますからね。自分が泣きながら書けばいいと思ってます(笑)以前は、そもそも平日はほとんど会えないような状況もあって、抱っこをせがまれることも週末だけでしたし。やっぱりそこはフリーになってよかったと感じています」
―「なるほど。ちなみに抱っこの仕方にもこだわりがあったりするんですか?」
保「できるだけ目線が高くなるようにすることですね」
―「何か理由があるんですか?」
保「ちゃんとした根拠があるかは全然知らないんですけど。何かでエスキモーの人たちの子育ての話を聞いたんです。彼らは基本的に子どもをおんぶして育てるらしいんですが、そうすることで、物事を俯瞰で見られるようになると。言い伝えみたいなものでしょうが」
―「へー!知らなかったです!」
保「自分的にはしっくりきたんですよ。だから抱っこの時は目線を変えることを意識しています。いろんな目線でモノを見られるように」
―「面白い!僕もやってみます!」
職業は…子育て??
―「じゃあ、得意技は“抱っこ”ということで。あとはお子さんの年齢と親子の写真。連絡先などを載せて…フリーライターという職業は載せますか?」
保「あ、自分の中では職業は違うんですよ」
―「違うんですか??他に何かやっているんですか?」
保「いえいえ、自分の意識として職業は“子育て”なんです。こっちがメイン。フリーライターは副業ですかね」
―「そういう感覚なんですね!」
保「そうなんですよね。そのくらい大事だと思って臨んでいます」
―「もう覚悟を決めた、という感じですね。色のイメージはありますか?ゴルフって考えると、やっぱりグリーンでしょうか?」
保「いやー…青でお願いします。」
―「あ、そうですか?何か理由でも」
保「息子が好きな色なので」
―「どこまでも子ども目線を優先するんですね」
保「はい。子どもには子どもの力があると思うので、ちゃんとそれに気づけるように、常に気を配って、彼が何をしたいのか?見逃さないようにしていきます。」
―「わかりました!じゃあこれで作りますね!」
保「よろしくお願いします!」
子どもを抱っこできるのは何歳までなのか?子育てをしているとたまに頭をよぎることがあります。理屈ではわかっていても、抱っこを断らないということはなかなかできないですが、「職業は子育て」と言い切ってそれを実践しているなんて、本当に尊敬しました。そんな保井さんの名刺のデザインがこちらです!
いかがですか?
あなたもこんな素敵なパパ名刺を作ってパパ友を増やしてください!
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杉山ジョージ

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