5分も一緒にいれば親友が出来ちゃうコミュニケーション上手なママたちと違って、なかなか子育て友達ができないと言われるパパたち。しかし!そんなパパたちの中でもコミュニティを作って、互いに楽しみながら育児をしている人たちもいます。
「教えて!先輩パパたち!」では、全国にある様々なパパコミュニティの情報、さらにはそんなコミュニティを支えている様々な先輩パパたちの声を届けていきます。
前回、「パパコミュニティ紹介②「横浜パパ会」~震災がきっかけで地域のつながりを意識~」で、紹介した「横浜パパ会」で代表を務める橋本亮介さん。
パパ会をしていく中で気づいたことや学んだことはどんなことなんでしょうか?
イベントは価値観の違う妻と一緒に考える
“夫婦の価値観の違い”いろいろな調査を見ると、離婚理由の定番としてもよく見かけるものですが、その違いこそが橋本さんの強みだと言います。いったいどういうことなんでしょうか?
「僕はどちらかというと理論的に進めるタイプですが、妻は“感性の人”。僕はアプリ製作がメインで、妻はデザイン系の先生なんですが、同じような方向性でもアプローチは本当に対照的なんです。横浜パパ会でやるイベントの企画はほとんど一緒に話し合っているんですけど、理論派の自分と感性派の妻の意見が合って“これイイね!”ってなった企画は必ず評判になるんです。これは面白いですね。」
確かに、幅広い人たちに楽しんでもらうためには、違う価値観を持っている人の意見も大事。自分とは違う意見を聞きいれることはなかなか難しいことですが、橋本さんには、「夫妻の信頼関係」があるからこそ、意見をしっかりと交わすことができるのかもしれません。そんな橋本さんが今まで子育てで悩んだことはどんなことなんでしょうか?
「ないんですよね(笑)ただ、これは子育てに限ったことではなくて、基本的にすべてのことで悩むことがない性格なんですよね。」
もちろん、人生の中では、どうしようかと考えることや、迷うことはあるそうなんですが、お話を伺う限り、ベースが前向きな印象を受けます。きっとクヨクヨ悩んでいるよりも解決する方法を考えるタイプなんでしょう。
先輩パパからのアドバイス
「子育ては自分の子どもだけ見ればいいわけじゃない」
橋本さんが横浜パパ会で活動するようになって3年が経ちました。上のお子さんはもうすぐ小学生になります。子育てのステージが少しずつ変わっていく中で、自分の子育てに対する思いが変わってきたそうです。
「元から思ってはいたことなんですが、子育ては自分の子供だけ見てれば良いってもんでもないなと、より強く感じるようになりました。生物として考えると“子どもは親が育てるもの”なのかもしれませんが、人格という意味で考えると“コミュニティが育てるモノ”だと思うので、コミュニティ作りも親の責任になるんだと思います。そこはやっぱりパパ会をやってきた感じたことですね。あとパパ友が増えたことは単純に心強いですし、情報交換もできます。そこはメリットではないでしょうか?発見だったのは、子どもたちも子供同士だけよりも親同士が仲良しの方が嬉しいみたいです。パパ友が広がることのメリットは、もうあげればキリがありません。」
パパ会に参加すると、子どもたちはおのずと多くの大人と接することになります。その中では家庭の中だけでは学べない多様性、いろいろな価値観にも出会うことができます。橋本さんが感じてきたという“人格はコミュニティが作る”という考え方は、パパ会やパパのイベントに参加したことがある人は共感できるという人も多いのではないでしょうか?これを機にお近くにあるパパコミュニティを探すことや、どこに住んでいる人でも参加できるという横浜パパ会のイベントに参加してみてはいかがでしょうか?
(横浜パパ会ホームページ http://papakai.dyo.jp/)
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杉山ジョージ

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