ビジネスの現場では、挨拶に欠かすことが出来ない名刺。それはパパ友を作る時にも非常に有効なアイテムなのです!しかもそれが、ビジネスのことではなくパパとしてのプロフィールがまとまっているものであれば、より素晴らしいコミュニケーションアイテムになります。「はじめまして、私こういうパパでございます。」では、パパ友が欲しい!という皆さんがどんな名刺を作ったらよいか?そのヒントにしていただきたい“パパ名刺作り”のプロセスをお伝えしていきます。
今回は「Acrobat」や「Photoshop」などのソフトウェアで知られる会社「アドビ システムズ 株式会社」でデジタルマーケティングをしている井上慎也さんのパパ名刺作りをレポートします!
キーワードは“ゲーム”
―「よろしくお願いします!」
井上(以降、井)「よろしくお願いします!」
―「早速ですが、なんとなくキーワードを決めたいんですが。」
井「そうですね、自己紹介をしようと思ったらいろいろ出てきてまとまらず。。」
―「いろいろというのは例えばなんですか?」
井「そうですね、例えば、こうお話していると標準語ですし面白くないけど神戸出身の関西人です。また、車好きで学生の頃からバイト代をほとんど車につぎ込んでいました。今は結婚してファミリーカーですけど、息子を車好きになるよう洗脳中です(笑) あとは昔から新しいもの好きですね。家電やパソコン、いろんな機器やネットサービスなど、新しいものが出るととりあえず触って買ってしまう。これはもう昔から変わりません。いわゆる“ガジェッター”ですね。あとゲームも好きでPS, Wii, DSやXboxなど一通り買ってます。」
―「じゃあ、子どもと一緒にゲームをすることもあるんですか?」
井「子どもは本当に食いつきますよね(笑)今、息子は小学校2年生でダンスに夢中なんですけど、やっぱりそこは男の共通の話題というか、同じ目線で楽しめるツールにもなっています」
―「最近では、どんなものが気になっていますか?」
井「いろいろありますけど、今の仕事の関係もあり、写真や動画系のものにハマってます。スムーズな動画が取れるDJI Osmoとかのスタビライザーや、360度の写真が取れるカメラとか。まだ買えていないけどドローンとかも興味あります。
子供が生まれた時って、みんなカメラやビデオを買ってたくさん記録するんですが、子供が大きくなるに連れてだんだん頻度減るじゃないですか。あと2人目、3人目とか特に(笑)この前実家に帰った時に自分と弟のアルバムを改めて見ると気づいて。。こういった新しく面白い機器を使うことでモチベーションも戻りますし、うちのソフトウェアで編集してあげると、すごく楽しいし喜んでもらえるんです。うちの会社では“メモリーキーパー”って言ったりするんですけど、こういった写真や動画で記憶を残していくのってパパの大きな役割でもあると思うんですよね。」
―「井上さんにとって子育てってどうですか?あと外資系って忙しそうですが、しっかり子供との時間は持てていますか?」
井「単純に子供と接する時間は自分にとっての癒しであり、仕事をバリバリやるためのリラックスの素でもあります。あと、色々未知の世界なので純粋に学びが多くて楽しいですね。
確かに仕事は忙しいですし、正直、共働きの妻にかなり頼っているところが多いですが、子育てに理解のある上司達が多いのと、外資系の場合だと働き方や時間は自分でコントロールできるので助かってます。」
―「そういう中で、息子さんをこういう風に育てたい、みたいな思いはありますか?」
井「自分自身は割と放任で育てられながら今に至ったんですけど、子供にも何か夢中になるものを色々見つけて、好きに生きてほしいですね。
あとはまわりに流されず、ちゃんと自分で考えて判断できる子に育って欲しいという思いはありますね。そのために色々な経験与えて、挨拶や人に優しくする考え方を伝えるようにしています。」
―「思った通りにいってますか?」
井「難しいですね(笑)今までにない経験ですし、常に反応を見ながら、その結果を見て、次の施策を考える。この辺はマーケティングの仕事に通じるものがあります。
ただ、楽しんではいます。感覚的には面白いゲームをやっているような」
―「ここでもゲーム!」
井「確かに!キーワードは“ゲーム”かもしれませんね。仕事でもなんでも、頭の中に常にあるのが“ゲーム的ポジティブシンキング”
いろいろ難しく、嫌なことにぶつかった時でもゲームをクリアするような感覚で楽しんで臨んでいくような意識なんです」
―「へー!」
井「現実はなかなかテレビゲームのようにはいきませんけどね(笑)」
実は、初対面が苦手なんです
―「さて、肩書はどうしますか?」
井「これも考えたんですけどね…どうなんだろう?」
―「何か候補はあるんですか?」
井「はい。でもな…」
―「とりあえず聞かせてくれませんか?」
井「わかりました。えーっと…“たまにしか関西弁が出ない神戸出身。今はファミリーカーだけどスポーツ車好き。新しいモノ好きのガジェッター。小学2年生のダンサー息子を持つ外資マーケター自称イクメンパパ“という感じです」
―「長い!というか、先程話してきたこと全部じゃないですか。」
井「もちろんあえてなんですけどね(笑)まあ仕事ではそうでもないんですけど、プライベートでは初対面の人と話すのが苦手なんですよ」
―「全然そんな感じしないですけど」
井「共通の話題があると大丈夫なんです。むしろ、そういう時は話し出すと止まらない方なんですけど、その共通の話題を探すまでのところが大変。全然何を
話せばいいかわからなくて。だから、思い切って共通点を探すきっかけになりそうなことを全部肩書に入れちゃったらいいじゃないかと思って」
―「なるほど。これ見たら絶対にツッコミたくなりますね(笑)」
井「もちろんそれも狙いで(笑)」
―「わかりました!じゃあコレでいきましょう!」
井「はい!よろしくお願いします!うちのイラストレーターで作ってくださいね!(笑)」
―「そこはしっかり宣伝するんですね(笑)」
穏やかでいつもニコニコしている井上さん。その裏側にはこんな思いがあったんですね。そんな井上さんのこと表現しつつも、ちゃんとコミュニケーションのきっかけになるようにと考えて作った名刺のデザインがこちらです!
いかがですか?
あなたもこんな素敵なパパ名刺を作ってパパ友を増やしてください!
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杉山ジョージ

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