ビジネスの現場では、挨拶に欠かすことが出来ない名刺。それはパパ友を作る時にも非常に有効なアイテムなのです!しかもそれが、ビジネスのことではなくパパとしてのプロフィールがまとまっているものであれば、より素晴らしいコミュニケーションアイテムになります。「はじめまして、私こういうパパでございます。」では、パパ友が欲しい!という皆さんがどんな名刺を作ったらよいか?そのヒントにしていただきたい“パパ名刺作り”のプロセスをお伝えしていきます。
今回は東レ株式会社で生産管理の仕事をされている茂木昌司さんのパパ名刺作りをレポートします!
ついに来た!モテキ!?
―「よろしくお願いします!」
茂木(以降、茂)「よろしくお願いします!」
―「まず、お名前の読み方なんですけど・・・」
茂「“モテキ”です。“モギ”でも“モテギ”でもなくモテモテな方の(笑)」
―「覚えやすいですね~」
茂「岐阜から東京に転勤してきたときに実感しました(笑)自分が好きなものに関わる人たちと出会うようになったんですけど、その度に名前をいじっていただいて」
―「正直、僕もいじりたいです」
茂「どうぞどうぞ」
―「好きなものに関わる人ってどういう人たちですか?」
茂「日本酒が好きで“日本酒の会”の人たちとか、“人狼”というゲームの会とか」
―「いろいろなコミュニティに参加されているんですね。そういうところには、あまり抵抗なく入れるタイプなんですか?」
茂「そうですね。コミュニティがあれば入るし、なければ自分で作ったり」
―「積極的!しかも多趣味!」
茂「そうなんですよ。挙げていくと結構ありますね。日本酒、ウィスキー、もつ焼き、立飲み、野球、ゴルフ、麻雀、落語…本当に雑多ですね」
―「話題のとっかかりとしては最高ですね」
茂「ひっかかった人にはぜひ誘ってほしい(笑)」
―「誘いたくなりますよ、これだけあれば。ただ、どれもあまり子どもには関係ない気がしますけど」
茂「ですね(笑)」
―「今、お子さんは何歳ですか?」
茂「10歳のお兄ちゃんと8歳の妹です」
―「お子さんの年齢は名刺に入れますか?」
茂「そうですね、これも話のとっかかりになりますからね」
―「お子さんとの接し方で意識していることはありますか?」
茂「とにかく話を聞くようにはしています。特にお兄ちゃんは僕とは違うタイプなので」
―「どう違うんですか?」
茂「僕は子どもの頃から割と器用なタイプで、いろんなことをやるとだいたいできちゃうところがあったんですね。でも、お兄ちゃんはちょっと不器用で苦手なことが多い」
―「そういうのを見てイライラしちゃったりはしなかったんですか?」
茂「うーん、あまり。(笑)特に会社の研修で異文化コミュニケーションに関するものがあったんですけど、その時に実感したんです。違う人間とちゃんとコミュニケーションを取るためには話を聞くことが重要だって」
―「お子さんも自分とは違う人間だと」
茂「そうですね。そう思って尊重しています」
―「茂木さん、そもそも怒りそうなイメージない」
茂「よく言われます。確かに怒らないですし、昔から“ゆるキャラ”的なポジションでした」
―「わかる気がします(笑)」
信条は「足知者富」
―「好きな言葉とか、大事にしている言葉はありますか?」
茂「足知者富。“足ることを知る者は富む”という言葉です」
―「うーん、難しそうな言葉ですね…どういう意味なんでしょうか?」
茂「中国の老子の言葉なんですけど、足りること、つまりは満足することを知っている人は、豊かな人生をおくることができるということなんですけど、自分的にな解釈としては常に上の満足を目指してガツガツいかないでも、いろいろな幸せはあって、それをちゃんと知ることが大事だととらえています。要は“上じゃなくて横にも幸せはある”というか」
―「深い考えですね」
茂「勉強ができないとダメってことではないと思うんですよね。それぞれ得意不得意があって。子どもたちも同じで。ただ、その得意なものを一緒に探すために
親としていろいろなことに積極的に取り組める環境は作ってあげたいと思っています。例えば、僕は昔から野球をやってきて、お兄ちゃんにもやらせたけど、本人はあんまり楽しくないみたい。まあそれでもいいじゃないと。
自分の得意なものを見つけられれば、と思っています」
―「根気がいることですよね?」
茂「まあそもそも僕も昔からガツガツしていたタイプじゃくて気は長いので大丈夫です」
―「その辺もゆるキャラっぽい(笑)」
茂「なんか最近よくそういうことは言われますね。優しいとか包容力があるとか」
―「そういう茂木さんの名刺ですけど、色のイメージはありますか?」
茂「好きな色は…薄い緑かな。目に優しい色」
―「もう、どこまでも優しいですね」
茂「偶然ですよ(笑)」
―「じゃあ、とにかく優しくて温かい雰囲気の名刺でいきましょう」
茂「あ、じゃあそんな感じで」
―「出来上がり、楽しみにしていてください!」
茂「よろしくお願いします!」
“上じゃなくて横にも幸せはある”とても印象に残る言葉でした。まさに最近多くのところで言われる“ダイバーシティ=多様性”を優しい目で見つめてくれているようなゆるキャラパパ、茂木さん。そんな雰囲気が詰まった名刺のデザインがこちらです!
いかがですか?
あなたもこんな素敵なパパ名刺を作ってパパ友を増やしてください!
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杉山ジョージ

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