5分も一緒にいれば親友が出来ちゃうコミュニケーション上手なママたちと違ってなかなか子育て友達ができないと言われるパパたち。しかし!そんなパパたちの中でもコミュニティを作って、互いに楽しみながら育児をしている人たちもいます。
「パパコミュニティ紹介」では、全国にある様々なパパコミュニティの情報、さらには、そんなコミュニティを支えている様々な先輩パパたちの声を届けていきます。
今回は「練馬イクメンパパプロジェクト」通称「ねりパパ」で代表を務める森健也さんにお話を聞きました!
<ねりパパ 基本情報>
■結成 2010年
■メンバー 100人以上(最近数えていない・・・)
■参加資格 特になし
■主な活動内容 練馬区内の児童館で読み聞かせ、手遊び、バルーン、ネリマックスショーなどのイベントを毎月開催
年間120回!?イベントをたくさん行うコツは?
元々は仕事大好き、数字大好きだったという森さん、現在暮らしている練馬へ引っ越したことをきっかけに地域のことを考えるようになったそうです。そして、一念発起して仲間と「ねりパパ」を結成。すでに7年以上が経っていますが、こちらのコミュニティの注目すべき点は何より、年間120回以上というイベントの多さです。メンバーが100人以上いるとはいえ、これだけの回数をこなすのは大変だと思うのですが、実際はどうなんでしょうか?
「よく言われるんですけど、大変なことは何もないですよ。(笑)そもそも代表の僕も全部のイベントに行くわけでもないですし。これだけの数になっているのは理由があるんです。練馬区には今、17か所児童館があるのですが、その内、10か所には、担当メンバーがいるんです。そして、それぞれが毎月イベントを行っています。そうなると自動的に回数が増えて、結果的に120回を超えてしまった感じですね。もちろん他にもこどもまつりなど大きいイベントもありますが、あくまで自由参加です。」
規模の大きさを考えると、バリバリやっているようなイメージがありましたが、どうやらそういうことではないようです。
ワークライフねりパパバランスを大事に
非常に肩の力が抜けた雰囲気で話す森さん。とはいえ、運営については大事にしていることがあるそうです。
「コミュニティの中の雰囲気作りは、大事にしています。何よりも“やらなきゃいけない”ではなく“やりたいことがかなう”ということです。頑張りすぎると、どこかで良くない影響も出てしまうので“ワークライフねりパパバランス”つまり、ねりパパを優先するのではなく、1に家族、2に仕事、3に地域で4にねりパパくらいがちょうどよいと思います。あくまでも家族が第一!これだけは忘れないようにしていますね。実は代表をやってはいるものの、パパだけの飲み会には参加したことはないです。子どもが二十歳になるまではね。子どもが一緒の昼間のものは行ってますよ。」
パパ友を増やそう、とは思っていない
仕事人間からイクメンに転身した森さん。コミュニティを通じて知り合ったパパ友たちについてはどのような思いがあるのでしょうか?
「そもそものところはパパ友よりも娘の友達を増やしたいという思いの方が強いんです。本当の目的はやっぱり家族のためですから。だからこそ、パパ友にねりパパに入ってって誘うことはないです。楽しそうなことをやっていて、そこに自然に人が集まってくる方が続くと感じているので。ねりパパは人数こそ多いですけど、全員自転車で集まれる距離に住んでいるので、そういう意味で地域を通じた絆はあると思います。ずいぶん先の話になりますけど、最終的には定年退職した後の飲み友達づくりになればいいなと思って、ゆるくやってますよ。」
周りにあるパパコミュニティのことを知っても“なんだか入ったら大変そうだな”と思う人も多いと聞きます。しかし、こんなにゆるさを極めようとしている方が代表のコミュニティもあるんですね。人数もイベント回数も多いねりパパの魅力の本質はこのゆるさなのかもしれません。
ねりパパブログ http://blog.livedoor.jp/neripapa/
(画像は「ねりパパブログ」「練馬観光協会」より)
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杉山ジョージ

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