ビジネスの現場では、挨拶に欠かすことが出来ない名刺。それはパパ友を作る時にも非常に有効なアイテムなのです!しかもそれが、ビジネスのことではなくパパとしてのプロフィールがまとまっているものであれば、より素晴らしいコミュニケーションアイテムになります。
「はじめまして、私こういうパパでございます。」では、パパ友が欲しい!という皆さんがどんな名刺を作ったらよいか?そのヒントにしていただきたい“パパ名刺作り”のプロセスをお伝えしていきます。
今回は、医療系企業に勤める田澤悟郎さんのパパ名刺作りをレポートします!
昔は子どもに敬語を使ってた
―「よろしくお願いします!」
田澤(以下、田)「よろしくお願いします!」
―「今、お子さんは二人でしたよね?」
田「小学校5年生の男の子と、年中の女の子です」
―「やっぱり男同士の方がいっぱい遊びますか?」
田「さすがに5年生にもなると、そこまででもないですけど、振り返るとやっぱり息子との思い出がほとんどかもしれないですね。娘の前だとあえてボケ役に回って突っ込まれることを楽しんでいますね。」
―「もともと子どもが好きだったんですか?」
田「全然そんなことないですよ。友達の子どもに敬語を使うほどでした」
―「なぜ敬語??」
田「どう接していいかわからなくて(笑)」
―「それがいつ変わったんですか?」
田「息子が生まれてすぐに変わったわけでもなくて、仕事が変わったのがきっかけかもしれない。コンサル業から医療系の仕事についたときに家族もいるし、ちょっと世の中のためになることを考えないと、というところからいろいろ考えるようにはなりました」
息子は子分、もしくは弟子
―「家族や子どものことを考えるようになってから、すぐに変われました?」
田「実際に楽しめるようになったのは、3歳くらいの時ですかね?レゴとかを一緒に作るようになったら楽しくて。なんて言ったらいいんでしょうかね…
すごく言うことを聞く友達?いや、それよりは子分みたいな感じですね。もしくは弟子」
―「親子というより師弟関係なんですね?」
田「そうですね(笑)いつも二人で一緒に遊びに行って“おいお前アレやれ!”みたいな」
―「自分が子どものころもそうやってお父さんと遊んだんですか?」
田「一緒に遊んで楽しかった思い出は多いですね。森に行って木を拾って何かを作ったり、確かに、今の親子関係に近いかもしれないですね」
―「師弟関係ではあるけれど、頭ごなしに押さえつける師匠ではないんですよね?」
田「まあ、頭ごなしに言えるほど、自分に何かあるわけでもないですから。目線は近くでいるようにしています。ちゃんと子どもの話を聞いて、二人で一緒に正しいかどうか考えてみる。
僕が子どもだったとき、すごくいろいろな人に頭ごなしに怒られたんですね。お前はろくなヤツにならない、とか言われました。
でも、今、そうでもない(笑)自分で言うのもなんですけど。
そう考えると、その時に頭ごなしに言われたことって、今考えても本当に正しいのかなと思うんです。
だから息子に対して頭ごなしに言う気にはどうしてもならない」
―「時にはバカなことも一緒にやったり?」
田「当たり前にやりますよ(笑)本気で」
―「本気でやるんですね?」
田「もちろんです。大人の本気を見せます。わざと負けたりしません。
それで、やっぱりパパはすごい!って思われるようにします」
―「大人気ない(笑)」
田「まあ、それもありでしょう」
パパのダメなところはちゃんと見せる
―「子育てで気を付けていることはどんなことですか?」
田「なんでしょうね~、ただ本気で臨むことは大切にしていますが」
―「例えば、息子さんに対してこういうことをちゃんと伝えたいとかありますか?」
田「あ、去年息子と二人で京都に旅行に行ったんですけど、その時はガッツリ話ました。
僕が生きてきた道のりについて、運動とか、勉強とか。例えば、僕は中学まで野球をやっていたんですけどそれほどうまくはなれなかったんですね。でも、高校でラグビーをやったらちゃんと活躍できた。それは運動能力が上がったのかもしれないけど、そういうことでもないかもしれない。
今、まさに息子は野球をやっていて、活躍はあまりできていないんですけど、それでも人生どうなるかわからない。今がすべてじゃないよって」
―「それを聞いて息子さんはどんな反応でした?」
田「驚いてましたよ。息子はずっと僕がなんでもできるすごい人だと思ってたからパパもそんなダメだったの?って。でも、そういうのがわかる年になったと
思ったから話したんですけどね」
―「自分のダメなところを見せたりすることに抵抗はなかったですか?」
田「全然。カッコつける気なんてさらさらないし、カッコつける理由もわからない。本気で向き合えば、普通のことだと思います」
―「“本気”は田澤さんのキーワードですね?」
田「あんまり意識してなかったですけど、そうかもしれないですね」
―「その“本気”が伝わる名刺にしましょう!他にはどんなものが入れたいですか?」
田「携帯の番号とLINE、あと、話のネタになりそうな“最近の僕の流行り”」
―「何が流行ってるんですか??」
田「自転車、ボルダリング、キャンプやアウトドア、それからお酒」
―「いっぱいありますね~」
田「あと、忘れちゃいけないPTA活動。今は息子の小学校でPTA会長をしています」
―「大変じゃないですか?」
田「いやいや、それも本気で楽しんでますから(笑)」
―「恐れ入りました。」
息子さんの話をするとき、本当にキラキラした目で語ってくれる姿が印象的な田澤さん。ご自身が子どものような純粋さを持っているからこそ、息子さんと本気向き合っていけるのだと感じました。そんな熱血漢な田澤さんの名刺のデザインがこちらです!
いかがですか?
あなたもこんな素敵なパパ名刺を作ってパパ友を増やしてください!
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杉山ジョージ

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