春は模様替えの季節。
ママが育休から復帰する、子どもが幼稚園や学校に通い始めるなど、新生活が始まるこの時期は暮らし方を一新するのに最適な時期です。
今回はそんな模様替えで絶対失敗しないための夫婦コミュニケーションのポイントをお伝えします。
模様替え、何から始める?
模様替えというと「このソファが素敵だから買い換えよう!」とか「新生活に向けて書類や本が増えるから本棚か収納棚を買い足さなくちゃ」みたいなことが多いでしょう。
そんな時、ママはついつい「この家具買ってもいい?」みたいな話しだけをパパにしてしまいがち。それだとパパにしてみたら「お金を出すか出さないか」という話しでしかありません。
そうではなくて、まずは一緒になって模様替えをする理由や目的について考えてみましょう。
「なぜ模様替えしたいのか」
「どんなふうにしたいのか」
例えば、「子どもが自発的にお片付けするようにしたい!」「子ども部屋を作りたい!」「朝の支度をパパも一緒にできるようにしたい!」「洗濯の動線を効率化させたい!」などなど。
模様替えは、家族の希望や日頃不便だと感じていることなどを出し合い、共有することから始めるのがポイントです。
模様替えの「テーマ」を決めよう!
家族の希望を全て叶えることができればいいですが、現実はなかなかそうもいきません。なので、家具の移動や買い替えを始める前にこの模様替えで実現したい「テーマ」を決めましょう。「テーマ」は模様替えをする上で最優先にする約束事です。
そのためには譲らなくてはいけないことも出てくることでしょう。
「子どもが自発的にお片付けするようにしたい!」はずなのに、「オモチャが見えているのは嫌だから、オモチャを片付ける場所を扉の奥にする、大人しか手が届かない高い所にする」などは本質的ではないかもしれません。
「子ども部屋を作りたい!」けれど、「パパの書斎スペースは絶対に譲れない」では子ども部屋を確保するのは難しいかもしれません。
「物が見えないようにしたい!」「アジアンテイストにしたい!」など、大人なりにこうしたいという希望もあるかもしれませんが、子育て家庭の模様替えは子どもも含めた家族みんなの暮らし方がより良くなることが大切。できれば子どもの成長に合わせて「テーマ」を考えられるといいですね。
模様替えの「テーマ」が決まったら、家具の移動や買い替えは全てその「テーマ」に添って行います。
期限を決めてスピード勝負で終わらせる!
模様替えはじっくり時間をかけて取り組むと、全然進みません。途中停滞したまま数ヶ月が過ぎる、なんてことはザラに起こります。
模様替えを始めてから、終わらせるまで、中だるみせずに進められる理想の期間は2ヶ月。
家具の納期などもあるのでピッタリ2ヶ月というわけにはいかないかもしれませんが、2ヶ月を目安に終わらせることを目指すのがお勧めです。
模様替えで新生活を気持ちよく!
模様替えは、場当たり的に家具を増やしていくと、なんだか使いづらく、かえってゴチャゴチャしてしまった、なんてことになりがちです。模様替えは家具を増やすことではなく、家族みんながより暮らしやすくなることが一番の目的。だからこそ「テーマ」を決めて、そこからブレずに模様替えをすることが大切です。
家族みんなで取り組む模様替えは、終わった時の達成感がたまりません。そして暮らしやすいわが家で新生活をスタートさせるのは気持ちがいいものです。
ぜひ、この春に家族みんなで模様替えに取り組んでみて下さい!
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