いよいよ始まった新年度。生活の変化があったご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな中、もっと家事をパパにやってもらいたい、と思っているママも多いと思います。
今回は、パパが快く家事をしてくれるようになる、「お願いコミュニケーション術」をお伝えします!
目次
パパに家事をお願いすると、途端に不機嫌に!それはなぜ?
「ねぇ、TV見てるんだったらちょっと片付け手伝ってよ!」
「お皿洗うって言ってくれてたけど、いつ洗ってくれるの?」
色々と言い方はありますが、そんな一言でお互い口論になってしまった。そんな話はよく聞きます。
何よりもママが腹立たしいのは、パパが「やっとくよー」と自分から言ったくせにいつまで経ってもやる気配がない時ではないでしょうか。そんな時は、ついついせっついてしまいたくなりますよね。
でも、なんで「やらない」のでしょうか?
「せっかくTV見てるのに、何でそっちの都合で俺が片付けしなくちゃいけないんだよ」
「いま食べ終わったばっかりだから、もう少ししてから洗うのに、うるさいな」
言われた方はきっとこんな気持ちです。
夫婦の家事に関する言い合いで一番多くて厄介なのが「タイミング」のすれ違い。家事を主体でやっている人と、そうでない人では、家事タスクに対しての時間軸が全然違うのです。
家事フローVS自分フロー
家事を主体で行っている方は、家事フローの時間軸で物事を考えています。
【家事フローの時間軸とは】
ごはんをつくった→食べ終わった→片付け→洗い物→ゆっくりできる!
つまり家事が完結した段階ではじめて自分の時間が生まれるのです。
でも、家事を言われてやる人は自分フローの時間軸で動いています。
【自分フローの時間軸とは】
ごはんができた→食べ終わった→ゆっくり→洗い物
家事が完結していなくても「ゆっくり」が平気で割り込んできます(笑)。
これは休日にTVを見ている時に片付けを頼まれた時なども同じ。自分のやりたい事の間に家事タスクが入ってくるのです。
言われた夫がなぜ怒り出すのか?それは自分の時間軸の中に、場当たり的にタスクをねじ込まれる感覚になるからなのです!
どっちの言い分が正しいか、を突き詰めるよりも、こうしたすれ違いを少しでもなくしていくことがコミュニケーションの大きな役割になるのです。
パパに上手にお願いするためのコミュニケーションのコツ!
わが家で実践中の2つのコミュニケーション方法をご紹介します。
一度決めたら相手に任せる!権限委譲コミュニケーション
権限委譲とは相手に権限を委ねてしまうこと。
さっきの洗い物だったら「パパのタイミングで(ただし他の家族に迷惑にならない範囲で)洗い終わればOK」とします。
朝まで洗わなかったら、翌朝困るので当然それまでには終わらせなくてはいけません。または、「お風呂に入るまでに洗い物は終わらせる」などパパと話し合ってタイミングを決めるのもありです(わが家はそうしてます)。
ポイントは、一度決めてたらそのボーダーラインを超えない限り文句を言わない事。
あくまでも相手のタイミングに委ねるのです。
事前に予定を抑える!アポイント型コミュニケーション
原因の中で触れたように、誰だって場当たり的に突然お願いされると腹が立つものです。なので事前に相手の時間を仮押さえしておきます。
「明日の朝は部屋の掃除をしたいから、その間にトイレ掃除お願いね」
というように。
アクションの起動は「自分も何か家事をスタートさせるから」というところ。間違っても「わたしは明日の朝、お出かけしてくるからその間に掃除しておいてね」なんて頼み方はしないこと!
言われた方は、やっぱり面白くありません。
なんで言われた方がイラッとしてしまうのか。その原因を知ると、それだけでも言い方を変えることができます。
色々と察しながら相手に動いてもらうと言うのは難しいもの。だからこそ、言い方を工夫しながらお願いするだけでお互いが気持ちよく家事に取り組むことができるのです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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