最近ではイクメンならぬ、カジメンという言葉まで存在するようですね。どちらにしても、ママにとってはありがたいことに変わりありません。
今回は一児のひとりのママから見て、「パパに対する想い」「夫婦パートナーシップ」について考えてみました。
面と向かって、ママの本当の気持ちを聞けないパパは、ぜひ読んでみて下さいね。
そもそもイクメン、カジメンの違いって?
イクメンというと、「育児をすごい頑張っているパパ」っていうイメージが定着していると思います。
我が家では1歳9ヶ月の息子を、1歳になった頃から保育園の一時預かりを利用するようになったのですが送り迎えは私の担当です。よくスーツを着たパパがお子さんを送り迎えしてる姿を見ます。その時「イクメンだなぁ…」と感心しながら見てはいますが、主人が〈イクメンではない〉にはならない。もちろん「イクメンです!!」と声を大にして言えるほどのイクメンではないかもしれませんが、イクメンなほうだと私は勝手に思ってます。だって、仕事をしながらパートナーとして頑張る姿はいつも見ているのですから。
ところで、カジメンって聞いたことありますか?
私の勝手なイメージは「家事を積極的に手伝うパパ」というかんじ。育児にはそれほど熱心ではないけれど、家事は結構な割合でしてくれる、そういったパパのことをカジメンと呼ぶのかな、と。
カジメンも立派なイクメン
思うに、カジメンも立派なイクメンだと。要するにママができない家事を積極的に手伝ってやってくれるのだから、ママにとっては育児に専念できるし、とってもありがたいことに変わりありません。
ただ、子育てって各家庭の考え方があります。仕事や育児に対する考え方も様々ですし、両親との関係や住んでいる場所によって家族という形は様々なものだと思います。ママによっては「パパにももっと育児を手伝ってほしいな」って願望があったりするかもしれません。でもカジメンだって、もしも離乳食を作れたらすごいと思いませんか?それができるパパがいるとしたらすごいなって思います。
ママが本当に求めてること
子どもが大きくなっていくにつれて、苦労していたことが楽になったり、その反対も出来たりしますが、成長と共に我が子がどんどん可愛く思えてくる、これはパパもママも共通していたら嬉しいことですね。
でも普段一人の時間がなかなか持てないママにとって、一人の時間ってすごく大切。子どもは可愛いけれど、自分の時間も大事です。これは例えば手帳をつけたり、家計簿をつけたり、お友達に連絡をする…などの大切な時間であったりもするからです。中には勉強中のママだっているかもしれません。
ただ、一人の時間を作ってくれるパパに感謝しつつも、パパが不満を抱いていないかなって不安に思うときがあるんです。パパは不満がなければ「一人の時間を作ってることに罪悪感を覚えないでね」とママを安心させてほしいなって思うんです。もしも不満があれば正直に話してほしいなって。そのほうが、夫婦としての絆や成長に繋がると思うんです。
一人の時間を持てないママにだって、「もう少し手伝ってほしいな」と気軽に言える関係性、雰囲気が持てるといいなと思います。
お互いがパートナーの幸せを意識しながら会話をし、気遣ってあげられると「結婚して良かったなぁ」と感じられるんでしょうね。
育児の在り方として思うこと
子育てを始めて1年と9ヶ月。
まだまだこれからだと思っていますが、赤ちゃんの頃は「可愛い」より、むしろ「守らなきゃ」の気持ちが強かったです。だんだん子どもが成長するにつれ、「可愛いな」と感じる面が多くなりました。この「可愛い」って思える気持ち、実はすごく大事だと思っていて。可愛いって思えるから育児も頑張れるし楽しい。同じように、パパともこの可愛いを共有したいです。主人は息子をとても可愛がっています。それこそ毎日可愛い、可愛いと言っています。この言葉こそ魔法です。本当に可愛いよね、ってなる。単純だけどすごいこと。育児はいつもこの「可愛い」を毎日感じることが在り方かなと思います。
おわりに
イクメン、カジメン、何もしない人、ちょっと手伝う人、それぞれだと思いますが、不満を抱いたり、不満はなくても日頃の育児話を伝えられるような雰囲気作りができたらいいなと思い、記事を書きました。お役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。
このライターの他の記事を読む

田原尚子

最新記事 by 田原尚子 (全て見る)
- 赤ちゃんはいつまでも赤ちゃんじゃない〜育児奮闘中のパパ・ママへ - 2019年5月21日
- 夫婦パートナーシップのコツはママの気持ちを知ること - 2019年3月7日
- 乳幼児の子どもを事故から守るために知っておきたいこと - 2018年8月27日