こんにちは!親子フォトの伝道師、えがお先生です。
今回は「構図」についてお話したいと思います。プロっぽい写真を撮るためには何が必要だと思いますか?先に正解を伝えますが、それは「構図」です。今回は普通の記録写真を脱して、プロっぽい写真に近づいていくためのステップについてお伝えします。
構図は、写真の中で人物や背景をどこに配置するのかで決まります。こうした配置を意識して撮ってみたことはありますか?「構図」と聞くと、ちょっと難しそうと思われるかもしれません。しかし、今日は簡単にポイントを掴めるよう、3つの構図についてお伝えします。今回の知識を活かせば、SNS上の「いいね!」の数も格段に上がっていくでしょう。
子どもの可愛さをより際立たせることができる構図
まず、日本の国旗を思い出してみてください。
ちょうど真ん中に赤い丸がありますよね。このように、ちょうど真ん中に被写体が来るような構図を「日の丸構図」と言います。
この構図で撮影すると、被写体の表情を際立たせ、存在感を強めてくれます。子どもの可愛らしい表情を強調したい時にピッタリです。
もしかしたら、「え?こんなの簡単じゃん」と思われるパパママがいるかもしれません。しかし子どもが動き回っている時にちょうど真ん中に来るように撮影するのは意外と難しいんです。まずは、、食事や花などの動かない被写体を見つけ、ちょうど真ん中で撮影する練習をしてみましょう。そのコツが掴めてきたら、動く子どもを撮影する時にもしっかりと真ん中でシャッターを押せるようになるでしょう。
子どものいる情景をより伝えられる構図
子どもが道路で楽しそうに自転車を乗っている場面があったとしましょう。真っすぐに伸びた道の風景を表現する時には、三分割構図がオススメです。下の図をご覧ください。
三分割構図とは図の通り、三分割にして9つのマスに分かれるようにします。そして、その線上もしくは交わる点に被写体が来るようにします。そうすることにより、周りの風景に広がりが出るのです。写真を見てもらうと、画面の左部分に余白があることで奥行きも出て、空間に広がりが出ています。この構図を使えば、写真を見る人のイメージを広げ、よりその場の情景を伝えられるようになります。旅行に行った時にもピッタリです。
公園に行くと、ブランコ、シーソー、すべり台と楽しい遊びがたくさんあり、子どもは走り回りますよね。こうした動きのある場面でオススメなのが、対角構図です。下の図をご覧ください。
対角線上に線が結ばれていますが、この線上に被写体が来るようにします。普段は縦か横に構えているカメラを思い切って斜めにしてみましょう。子どもを斜めに写し、思い切ってバランスを崩すことで、写真から躍動感が感じることができます。子どもの動きを写真で表現するためにあえて崩すというのが対角構図です。動きのあるシーンではぜひ活用してみてください。
いかがだったでしょうか?普段なんとなく撮っていた写真が、構図を意識するだけで格段にプロっぽい写真になります。魅力的な写真を表現できれば、撮影する喜びも増していくものです。構図を考えたプロっぽい写真を撮って、身近な人に写真を見せてみてはいかがでしょうか?きっと、今までとは違った反応が周囲から返ってくると思いますよ。
それでは親子のフォトライフに幸あれ。えがお先生でした!
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