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【カメラレッスン】卒園式を思い出いっぱいの写真で残そう!

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3月は卒園のシーズンですね。入園した時は泣いてたな、お友達と上手に遊べるようになったな、ここまでの成長を感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな思い出いっぱいの保育園や幼稚園での卒園式、親としてはしっかり写真を残してあげたいですよね。

今回は、卒園式での撮影のコツやポイントをご紹介したいと思います。

 

目次

  • 1 暗い室内で明るくブレずに撮る方法
    • 1.1 ブレないために、「シャッタースピード優先モード」 を使ってみよう!
    • 1.2 露出補正を使って明るくしてみよう!
    • 1.3 早めに会場に行って、ベストの場所を確保しよう
  • 2 校舎と子ども、どちらも魅力的に撮る方法
  • 3 お子さんの笑顔を遊びながら引き出す!

暗い室内で明るくブレずに撮る方法

ホールは外と比べて暗く、「明るく撮れない!」「明るくなるけどブレてしまう!」そんなお悩みをよく耳にします。そんな時のために、簡単にカメラのこと、明るくする方法などをお伝えします。

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写真は「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」という三つの要素がバランスを取りながら明るさを決めます。

ブレてしまうことと関係してくるのが「シャッタースピード」です。シャッタースピードが遅い方が明るく、早い方が暗くなります。ただ、シャッタースピードが遅いとブレる可能性が増えます。

暗い場所だと、出来る限り光を取り込もうとするので、シャッタースピードが遅くなります。

よって、室内はブレやすくなるのです。

 

ブレないために、「シャッタースピード優先モード」 を使ってみよう!

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「シャッタースピード」を固定にできる「シャッタースピード優先モード」(S,Tvモードとかいてあるもの)にします。下の写真の丸印がついているところです。

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ここを、1/125~1/250秒を目安に設定してみてください。それでブレる場合は1/320、1/400ともっと速くしてみましょう。ご自分のお子さんの出番の前に試し撮りしながら数値を変更してみてください。
あとは、脇をしめてしっかりカメラを固定してあげてくださいね。それだけで手ブレを軽減することができますよ。

 

露出補正を使って明るくしてみよう!

次に、ブレなくなったけど、写真が暗いと感じた時に簡単に明るくする方法をお伝えします。

「露出補正」という便利な機能がどのカメラにもついています。

露出補正とは、カメラが「これくらいの明るさが基準」と設定している明るさを、「もっと明るくしてね」「もっと暗くしてね」とこちら側の好みに設定することです。

「+/-」と書いてある露出補正ボタンを探してみてください。

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このボタンを押しながら、ダイヤルを右に回すと、「0」の表示から「+0.7」になりました。

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プラスになると明るく、マイナスになると暗くすることができます。

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機種によって操作の仕方は違いますが、コンパクトデジカメにも一眼レフカメラにもついている機能ですので活用してみてください。

 

早めに会場に行って、ベストの場所を確保しよう

写真を撮るベストの場所は、子どもが証書をもらってくる瞬間ですよね。

顔が見えるのでいい場所の可能性大です。少し早めに行ってベストの場所をチェックしてみましょう。

 

校舎と子ども、どちらも魅力的に撮る方法

ホールから次は外へ。

思い出いっぱいの校舎や遊具。お子さんと一緒に撮りたいですよね。

ついつい、こんな感じで撮ってしまいませんか?

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よくあるこちらの写真。背景にうつる造形物の全体の様子がわかってよいのですが、肝心のお子さんが小さく、表情もわかりにくいです。

後ろの造形物からお子さんも、カメラを持つ私たちももっと手前に離れてみましょう。

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どうでしょうか?お子さんの表情も背景の建物もはっきりとわかります。人が多い場所も、手前に立ってもらうことで後ろの方にいる人達を隠してすっきり見える効果もあります。

ついつい、建物の近くに立ってもらって撮影しがちですが、是非離れて撮影してみてください。

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お子さんの笑顔を遊びながら引き出す!

小学校は別々になってしまうお友達もいますよね。仲の良かったお友達との写真も残してあげたいもの。ただ、人数が増えると楽しくなっちゃったり遊びたくなっちゃったりと、みんながこちらを向いた写真は難しい時があります。

そんな時におススメなのが、「じゃんけんやクイズを出してみる」ことです。結構、みんな楽しそうにやってくれます。ふざけたり、なかなかカメラの方を見なかったりすると「ほら!写真撮るんだからちゃんとしなさい!」なんて言いたくなりますよね。そこでヘソを曲げられてムスッとした写真になってしまったら、お互いに嬉しくないはず。

一緒になって楽しみましょう!

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いかがでしたか?

  • ブレてしまうようであれば、シャッター速度優先で1/125以上(1/200、1/320・・・)にする
  • 明るくするには「露出補正」を+にする
  • 建物の真下ではなく、すこし離れた場所に立ってもらって撮影する
  • 子どもたちとじゃんけんやクイズを出しながら撮影してみる

以上のコツやポイントをおさえて、たくさんの思い出を残してあげてください。入園式や入学式にも参考になるかと思うので、是非ご活用くださいね!

本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。

2017年3月3日 ひださとこ 写真撮影 写真, 季節

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4歳の女児の母のフォトグラファー。今まで1400組以上のお子さまやご家族のお写真を撮影してきました。 以前はスタジオマリオで店長として勤務。 結婚と同時に退職し、後に長女を出産し一児のママに。 自分と家族のライフスタイルに合った働き方をしたいと思い、フォトグラファーとして活動を始めました。 同じママとして「明日、育児も仕事も頑張ろう」と思える写真を残す、お手伝いをさせて頂いています。 定期的にベビママ教室の撮影会での撮影や、写真教室を開催。料理コラムの写真撮影やインタビュー記事、お教室の様子などの写真撮影をしています。
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