こんにちは、ママフォトグラファーのひださとこです。
寒い日もまだ続いていますが、暖かい日も増えてきましたね。
お友達や家族の中でお花見の話が出たり、もう日程を決められた方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、子どもと一緒のお花見で「こんな写真を撮りたい!」を叶える写真撮影のコツをご紹介します!
ふわっとした、柔らかい印象の写真を撮りたい!
木陰や、逆光で撮ってみる
今日は天気がいいなぁ、明るいからいい写真が撮れるはず!
そう思ってシャッターを切ったら、「人の顔が真っ白!」そんな経験はありませんか?
これは「順光」という、日の光がまっすぐ顔に当たっている状態です。
順光で撮ると、確かに光が顔に当たるので顔が明るく撮れるのですが、影もくっきり出てしまいます。こんな時は、木陰に入るか、逆光で顔に直接光が当たらないようにしてみてください。
「でも、木陰や逆光で撮ると暗くなってしまうのでは?」と思いますよね。その時は、露出補正をして明るくしてあげます。
暗かったら「露出補正」と「フラッシュ」を使う
露出補正をすると、下の写真のように明るさを簡単に変更することができます。
露出補正のやり方はこちら。(説明の使用機種:Canon SX700HS)
※機種によってボタンの場所や操作法が変わります。わからない場合は取扱説明書にて確認してみてください。
赤い〇のところに+/-と書いてあるボタンがあります。ここを一度押すと、画面下部分に
「 2..1..0..1..2 」 とこのような表示が出てきます。
写真の親指のところにダイヤルがあるので、このダイヤルを右に回すと明るく(例 +1)、左に回すと暗くなります(例 -1)。黄色の〇に「+1」や「-1」などと表示されます。
ボタン一つで簡単に明るさを変えられるので、是非覚えていてくださいね。
露出補正をしても顔が暗い場合は、フラッシュを焚いてみましょう。
この写真は、木陰に入ってもらって、露出補正で明るくした後にフラッシュを焚きました。
フラッシュを焚くのは夜!と思うかもしれませんが、日中でも顔が暗いと感じた時に積極的に使ってみてくださいね。
- 木陰や、逆光で撮ってみる
- 暗かったら「露出補正」と「フラッシュ」を使う
このコツをうまく使って撮影してみてくださいね!
楽しみながら、子供と桜が映える写真を撮りたい!
次は、子どもをどの位置で撮るのがいいか、また子どもが楽しく笑顔で撮りやすい方法を具体的にご紹介します。
構図としては、背が低い桜なら子どもと一緒に撮りやすいのですが、高い桜だと一緒に撮るのが難しいですよね。そんな時、パパかママにお子さんを高い高いをして調整しましょう!
高い高いをすることで、楽しく、そしてカメラを下から上へ向けるので、子どもも桜も青空も撮ることができます。
この時の注意ですが、一番上のところで「ピタッ!」と止めてもらうこと。
ついつい、勢いをつけてしまいがちですが、止めることでぶれにくくなります。そしてここでも顔が暗くなりがちなので、先ほど出た露出補正も活用してください。
また、いないいないばぁも楽しく写真を撮るのにおすすめです。子どもに、「名前を呼んだら出てきてね」と伝え、木の幹の後ろに隠れてもらいます。「〇〇ちゃーん!」「はーい!」パシャ!
楽しみながらなので、笑顔の写真が撮りやすいです!兄弟がいる場合は、右と左に別れて出てもらったり、二人で同じ方向から顔だけ出してもらったり、相談しながら決めるとワクワク感が増すと思います。
その他にも、
落ちた桜の花びらを集めて上からかけてあげたり、自分で集めさせたりすることでその場にとどまってもらいながら写真を撮ることができます。この写真は、にらめっこをしてもらいました。
クイズを出したり、じゃんけんをしたりするのもおすすめなので、是非やってみてくださいね。
「高い高い」や「いないいないばぁ」など楽しく遊びながら、どのような動きで子どもの動きを「ピタッ!」と止めて撮影できるか工夫してみましょう!
子どもも大人も楽しむのがポイントです♪
いかがでしたか?
これらのコツやポイントをおさえて、これからのお花見シーズン、きれいな桜と元気いっぱいの子ども達の写真をたくさん残してあげてくださいね!
(使用機種NikonD750、Canon SX700HS)
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