こんにちは、ママフォトグラファーのひださとこです。
夏休みに入りましたね!お友達同士や親戚同士など大人数で集まる機会が増えてくるのではないでしょうか?人が集まると、「せっかく集まったし、みんなで集合写真を撮ろう!」ということになりますよね。
そこで、今回は集合写真の失敗しない撮り方のコツをお伝えします。
写真に映る距離感と実際の距離感の違いを意識する
「集合写真を撮りますよ~!並んでくださいね。」
そう声をかけると、こんな風になります。
写真を見て、隣の人との距離を感じませんか?でも実際自分が同じ現場で並んでみると、隣の人とそんなに離れていない感覚になります。それは、実際に感じる距離感と、写真で見た時の距離感の感覚が違うからです。
せっかくの集合写真は、みんなで仲良く楽しい様子を写したいので、カメラマン役は一言、「肩と肩が触れあうくらい近くに寄ってくださいね」と声をかけてみましょう。
どうですか?それだけで、距離感の近いまとまった写真が撮れるようになります。
子どもがたくさんなど大人数の際は「上から」「声かけ」がおススメ!
人数が多いと、列が増えて、前列の人が座ったり中腰になったりしても後ろの人が映らないということもありますよね。
そんな時は、カメラマンが椅子に乗って高い位置から撮ることをおススメします。
結婚式で、カメラマンの人がはしごや2階へ上がって撮るのと同じイメージです。上から撮るので、全員の顔がよく映りますよ。そしてママには嬉しい、小顔効果も♪
しかし、赤ちゃんなどは下の方で映りにくくなってしまいますので、抱っこしてあげるなど工夫してあげましょう。
また、人数が増えれば、子ども達が全員カメラの方を向く、ということが難しくなってきます。 その時は、カメラの上でぬいぐるみを持って声をかけてみたり、指の数当てクイズをしたりとコミュニケーションをとりながら撮影すると、カメラ目線の写真が撮れやすくなりますよ! 是非お試しください。
セルフタイマーを使って、カメラマンも一緒に写真撮影!
カメラマン役もいれて、全員で写真に写りたい!そんな時に役立つのがセルフタイマーです。
このマークがセルフタイマーです。
マークの横に数字が書いてある場合がありますが、これはシャッターボタンを押してからシャッターが実際に切れるまでの時間を指しています。セルフタイマーを選択して、シャッターボタンを押すとカメラの正面の部分にあるランプが点滅します。点滅が終わるとシャッターが切れる仕組みです。
(タイマーのボタンの場所は機種によって違うので、ご確認ください。)
カメラの設置の仕方は、三脚があれば使えばいいのですが、もしなければ、机の上や椅子の上に置いて撮ります。カメラを置く台が低かった場合におススメなのが、レンズの下にタオルをかませて高さを調整する方法です。タオルにより、レンズの向きを変えられるので、困った場合はぜひお使いください。
次に、撮影!一眼レフカメラを持っている人は、通常はスマホやコンパクトデジカメ、ミラーレスカメラと違って、液晶画面を見ながらではなく、ファインダーを覗きながらの撮影となります。しかし、集合写真を撮るときにカメラの置く位置によっては覗きにくくなります。そんな時に便利なのが、ライブビュー機能です。
「Lv」と書いてあるボタンがあると思います。このボタンを押すと、液晶画面にレンズ先の映像が映ります。
ピントは前列の人に合うようにすると後ろの人にもピントが合いやすくなります。逆にすると、前列の人がボケてしまう事があるので、意識してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
基本的には、下記を意識することが大事となります。
- 顔が重ならないようにする
- 人と人との距離感
そのためには、
- 背が小さい人(子ども)、赤ちゃんを抱っこしている人が前に来る
- 前の列の、人と人の間に立つ
- 前の列の人が椅子に座って後ろの人は立つなど、高低差をつける
- カメラマン役が、椅子などに乗って上から撮る
- 隣の人との距離を狭くするために、声かけをする
以上のことをやってみてください。
最後に重要なのが、写真を撮られるということに緊張してしまう人が多いので、「撮る前に肩を回してリラックスしましょう!」「みなさんいい笑顔ですよー!もう1枚、今よりもっといい笑顔でいきましょう!」など声かけをすること。表情も体もリラックスして撮れると思います。
楽しみながら、大切な人たちとの写真を素敵に残してくださいね!
●使用機種 Nikon D750
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