梅雨の季節になりましたね。雨が続くと、外遊びが充分にできないのが、困りもの。子どもたちも、遊び足りない気持ちから、いつもよりちょっと駄々をこねたり、大人たちも、何となく気持ちがむしゃくしゃしたり・・・。
そんな時におススメ!今回は、簡単だけど盛り上がる家の中での楽しい遊びをご紹介します。雨の日は、お家にあるものを工夫して気軽に楽しみましょう!
人形を使った「室内宝さがし」
これは名前の通り、お部屋の中に、何か「タカラモノ」を隠して、それを探す遊びです。
ポイントは場所と探すもの。まず隠す場所は、子ども達の部屋か寝室など、どこか1部屋と決めておきます。1人が隠すあいだ、見つける人は他の部屋で待ち、隠したら室内に入って探します。
探すものは、家族が「タカラモノ」だと思うものならば、何でもいいのですが、おススメは、「プチ人形」。薬局のおまけでもらった人形、ゲームの景品でもらった人形、お土産のキーホルダーなど、小さな人形が2つ3つ、おもちゃ箱の中に転がっていませんか?
その人形たちを隠して、探します。人形をおススメする理由は、かくれんぼみたいで、隠す方も探す方も盛り上がりやすいから。
手頃な人形がない場合は、お子さんの写真を切って、消しゴムなどに貼ったものを使ってもいいですよ。これもまた作ると楽しいです。
段ボールで自分だけの「ヒミツ基地」
荷物が届いた時、その段ボールがちょっと大きいサイズ(子どもが入れるサイズ)だったら、捨てないでください。お休みの日、大きな段ボールがあれば、いつもとは違う遊びが広がります。
大きな段ボールを見たら、まずは入ってみたくなるもの。(ちょっと狭いところって、落ち着くんですよね。)しばらく箱の中に入ったり出たりして遊んでいるうちに、「この段ボールを何かにしたい」という気持ちが湧いてくるかもしれません。その時がチャンス。お子さんのアイディアをぜひ実現させてみましょう。
お家やお店、乗り物(バスや車など)に見立てた遊びが始まったら、どんな風に遊びを膨らませていくのかを、大人があまり口出ししないことがおススメです。段ボールの中に自分の大事なものを運び込むことに夢中になるお子さんもいれば、段ボールのお店よりも、そこで売る品物作りに没頭するお子さんもいます。
せっかく、特別な素材を用意したのに、と感じてしまうかもしれませんが、それは結果の部分。「段ボール」といういつもと違うアイテムから始まったからこそ、いつもとは違う風に遊びが展開していくものです。
「旬の料理」を楽しみ、おいしいものをもっとおいしく!
ご飯作りのお手伝いも、子どもにとっては楽しい室内遊びになります。
例えば、この時期、旬の豆の皮むきなんてどうでしょう?
子どもが大好きなのが「そらまめ」。豆を守るクッションが本当に「お布団」のようで、初めてむくと「わぁー!」と声があがります。
一方、さやをパカッと割る瞬間が楽しいのは「いんげん豆(グリーンピース)」。
2つ以上の豆をむいて、比べてみてもいいですね。
自分でお料理に関わったものは、子どもは本当に良く食べます。
旬の料理に限らず、お母さんが大変にならない範囲で、一緒に料理を楽しんでみてくださいね。
いかがでしたか?
雨が続くと、なかなか外に遊びに行けない、と思いがち。でも発想を変えて見たら、普段、家の中ではできない遊びも、たっぷりの時間をかけて存分にできるチャンスでもあるんです。「雨の日は退屈」なんて決めつけないで、雨だからこその楽しみを味わってみてください。
雨が小降りになったら、長靴とレインコートで、出かけるのだって、いいですよ。
では楽しい雨の日を。
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しみずみえ

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