こんにちは、ママフォトグラファーのひださとこです。今年、お子さんが七五三を迎えるパパママ、おめでとうございます。
七五三は、江戸時代に定着し始めたもので、子どもの成長を氏神さまにご報告し、これからの成長を祈願する行事です。
七五三の記念写真を写真館でお参り当日より前に済ませた方も多いとは思いますが当日の写真もしっかり残したいものですよね。今回は、七五三当日のお写真を上手く撮る方法をお伝えいたします。
七五三当日は、子供が疲れない工夫を
普段、着慣れない着物や、草履を履くことがストレスになる子どもも少なくありません。「可愛いね」「かっこいいね」と言われて喜ぶ子もいますが、そんな子も長時間のお参りは疲れてしまうものです。七五三と言われても、それはいったい何なのか、何をするのか、よくわからないまま歩かされるとモチベーションも下がってしまいますので、当日の朝「“今日は〇〇が大きくなりました、ありがとうございます”と神様に伝えに行くよ」と声をかけてあげてください。
年齢によって理解力や反応は様々だと思いますが、今日の予定を伝えてあげることが大事だと私は思っています。「終わったらお菓子食べようね。みんなでご飯を食べに行こうね。」などワクワクすることを用意してあげてもいいと思います。
また、履きなれない草履は疲れやすい原因にもなりますので、途中までは履きなれたサンダルを履かせてあげたり、かかとのところにガムテープを貼ってあげると脱げにくくなり、疲れにくくなりますよ。男の子の袴も、落ちてこないように羽織の下にサスペンダーをつけてあげるという方法もあります。
主役のお子さんが疲れないように、気にかけてあげてくださいね。
七五三写真で当時を思い出すために、自然な姿や神社の様子も写そう!
七五三だけに限らないのですが、ついつい子どもの写真ばかり撮ってしまうということはありませんか?
もちろんメインの子どもは必ず撮っておきたいところです。しかし、あとでアルバムにしたり、フォトブックにしたりしたときに人ばかりの写真ではなんだか窮屈な感じになります。そこで、風景や小物の写真も撮っておくとバランスがよくなりますよ。
「あぁ、ここの神社はこんなところだったね」「お天気が良かったんだよなぁ」などその時の空気を思い出すことができます。
木や空を意識的に撮っておくことをおススメします!
また、決まったポーズだけではなく、何気ない時の姿も残してみてください。
後で写真を見返した時に、声が聞こえてきそうな写真になると思います!
七五三写真のポイント!神殿の正面にこだわらない!
神殿は南向きか東向きに作ってあることが多く、日中は神殿を背景に写真を撮ろうとすると直射日光を浴びることになって眩しい顔になってしまう、ということがあります。
そんな時は、正面にこだわらず、まぶしくない角度に並んでもらって撮るといいですよ。
左の写真は正面から撮った写真、右の写真は斜め左側に移動してもらって撮った写真です。
影の角度を見ていただくと角度が変わったことがお判りでしょうか。この時は太陽の位置が正面ではなかったのでどちらもまぶしくて目があけられない!といったことはないのですが、角度が変わっても、背景にはばっちり神殿が映っています。
これは、光だけの問題ではなく神殿の周りに人がたくさん並んでしまったときにも使えます。少し斜めから撮ることで、人を避けて写真を撮ることができますし、並ぶ時間も短縮できます。是非試してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
今まで書いてきたことをまとめますね。
1.主役の子どもが疲れない工夫を♪
①七五三とはなにか、今日は何をするのか伝えておく
②終わった後のワクワクすることを作ってあげる
③疲れないようにサンダルやサスペンダーを用意してあげる
2.その時を思い出す、自然な姿や神社の様子も写そう!
①境内の建物や景色も撮っておく
②ポーズを決めた写真ではなく、何気ない時の姿も撮っておく
3.神殿の正面にこだわらない!
①太陽の位置を意識して、まぶしくない角度で撮影する
②人が多いところは避けて、撮影する
親にも子どもにも大事な七五三詣り。家族みんなの負担にならないように、でもしっかり思い出を残せますように!
本記事に掲載されている情報において、その正確性や有益性などを保証するものではありません。この記事の情報から行う全ての行動については、読者の責任によって行ってください。「すいっち」では、その責任を一切負うことはできません。また、記事に掲載される金額やサイトURLなどは時期によって異なる場合などがありますので、詳細な情報は必ずリンク先でご確認ください。
このライターの他の記事を読む

ひださとこ

最新記事 by ひださとこ (全て見る)
- 入園・入学という人生の節目に!子供のポートレート写真を撮ってみよう - 2018年3月7日
- 子どもの写真を使って年賀状作りを楽しもう! - 2017年12月15日
- 赤ちゃん-0歳児の時に撮っておきたい「幸せ」を感じる写真 - 2017年12月1日