秋の運動会シーズン。かけっこが速くなりたい、一番になってヒーローになりたいと思っているお子さんも多いことでしょう。
パパもママも、子どもがかけっこで一番になったら嬉しいですよね。でも、どうやって練習すればいいのか?どうすれば、速く走れるのか教えられるという方っていらっしゃいますか?
もし、教えてあげることができたとしても飽きっぽい子どもに楽しく教えてあげることって、なかなか難しいですよね。
「そうなんだよ。せっかく、ネットで走り方を調べても、子どもがちゃんと練習してくれなくって」という声が聞こえてきそう(笑)
そんな家庭におススメなのがストライダーです。
実は、ストライダーが速くなると、かけっこも速くなる可能性が高まるのです。それは、ストライダーのフォームと正しいかけっこの姿勢に類似点が多いから。
今回、子どもたちを対象としたかけっこ教室を運営するスタートラインの永野先生にストライダージャパンでお話を聞いた記事を引用させていただき、そのポイントについて迫りたいと思います。
「ストライダーなら楽しく乗ってくれる!!」と思ったら、最後まで読んでくださいね。
ストライダーを楽しみながら、かけっこも速くなる。更に、パパだったら休日に子どもと一緒に遊びに連れて行けば、奥さんにも自由の時間をプレゼントできて一石三鳥です!!
今度の週末、ストライダーを持ってかけっこの練習をしましょう!
かけっこが速くなる一番のヒケツは前傾姿勢と蹴りだした足の引き付け
まず、短距離選手の理想的 フォームと、ストライダーで速く 走った場合のフォームを比較して みましょう。似ているとは思いませんか?驚くべきは、このストライダーの走行フォームは誰かに教えられたものではなく、子どもがストライダーに乗るうちに自然と身に付けたフォームだということです。なぜストライダーに乗るとこのようなフォームが身に着くのでしょうか?子どもたちを対象としたかけっこ教室を運営するスタートラインの永野先生にストライダージャパンでお話を伺いました。
── ずばり聞きます(笑)、 ストライダーに乗るとかけっこは速くなりますか?
僕の教室にもストライダーキッズがたくさん通っていますが、実際にかけっこが速い子がとても多い印象です。
── かけっこが速くなるために一番大事なことはなんでしょうか?
それは姿勢です。 上半身が前傾し、頭から足までが一直線になっていることが理想なんですが、この理想的なフォームがストライダーに乗る 子どもたちはしっかり身に付いていることが多いんです。
── それはなぜでしょうか?
理由は二つあると思います。ひとつは、ストライダーの場合、速く走ろうとすると、必然的に後ろに足を蹴りあげる動作が強く大きくなります。かけっこの時よりその動作はとても大きくなるんです。そうすると自然と上半身が前傾になり、その姿勢をキープできるんです。
── なるほど。前傾姿勢がつくりやすいんですね。もうひとつの理由はなんでしょうか?
小さな子供にかけっこさせると、どうしても上半身の動きが無駄にブレてしまうんです。ところが、ストライダーはシートに座ることによってまずお尻の位置が固定されますよね。加えて両手はハンドルを握ることによって、上半身の動きに制限がかかります。自然と意識は下半身の動きに集中できているように思います。
── 上半身の動きに制限がかかることによって、下半身に意識が向き、ブレにくい姿勢が自然とつくられるということでしょうか?
そう言えると思います。かけっこの場合、子どもはどうしても上半身に力が入ってしまいがちなんですが、上半身が固くなってしまうと速く走ることはできません。
── 足の動きはかけっことストライダーに乗るときとでは同じなのでしょうか?
とても似ていますね。とくにかけっこでは大きく後ろに蹴りだした足を引き付けて戻す力、つまり足を前に出す力が重要になってくるのですが、この足を前に出す動作がストライダーに乗りなれた子は非常に優れていることが多いですね。
── 自転車に乗る時の足の動きとは全く違うものでしょうか?
全く違います。使う筋肉も全く違います。自転車でトレーニングしてもかけっこのトレーニングにはならないと思います。
── ストライダーキッズをみていて、他に気づくことはありますか?
あとはやはり、スピードに慣れている子が多いですね。自分でこれくらいのスピー ドが出せるはずというイメージが出来上がっているんでしょうね。
── イメージやメンタル部分も、かけっこでは重要なのでしょうか?
重要です!すべてのスポーツにおいてメンタルはものすごく重要ですね。ストライダーカップのレースを見たことがありますが、あれは絶対にメンタルが強くなりますよ!あれだけの大観衆の中で、ひとりひとり名前を読み上げられて、しっかり選手扱いされていますよね?運動会のかけっことは比べ物にならないくらい緊張すると思いますよ(笑)。
ストライダーはとにかく軽いので、特に2歳~3歳の子どもにとってこの軽さは 一番のメリットだと思います。
── 重いよりも軽いほうがかけっこの練習になりますか?
そうですね。やはりかけっこは瞬発力が大事ですから、軽いほうが全然いいですね。
── なにより、軽いほうが楽しいですからね(笑)。
=引用はここまで=
我が家にも4歳の男の子がおり、かけっこはいつも良いところまではいくんですが、1番にはなったことがないんですよねー。
これは、この週末、練習に行くしかないですよね!
ストライダージャパン公式サイト
https://www.strider.jp/
ストライダーの練習に行こう
公道では乗ることができないストライダー。思いっきり練習するには、大きな公園や「ストライダーエンジョイパーク」に行くのが良いでしょう。更に、広い芝生エリアがあれば安心ですよね。
ストライダーエンジョイパーク としまえん
『ストライダーエンジョイパーク としまえん』は、都内唯一の公認コース。
愛用のストライダーを持ち込むのもアリですが、ストライダーもヘルメット、エルボー&二―パッドなどもレンタルできるので、体ひとつで行くことがおススメ。だって、ストライダーを楽しんだあとは遊園地でめいっぱい遊びたいですよね。※ストライダーエンジョイパーク以外ではストライダーには乗れませんので、ご注意ください。
http://www.toshimaen.co.jp/atraction/strider.html
代々木公園
代々木公園には、大きな芝生はもちろんサイクリングコースもあるのでストライダーの練習には最適。サイクリングコースにも、「練習用コース」「幼児用コース」「一般コース」と別れているので、「練習用コース」「幼児用コース」で練習しましょう。
代々木公園のサイクリングコースは持込もできますが、補助輪・ペダルのないストライダーのような足こぎ自転車のレンタルもできますよ。
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/facilities039.html
都内でも、砧公園、光が丘公園、葛西臨海公園などなど広い芝生広場がある公園っていくつかありますよね。周りの人に気を付けながら練習してください。
ただ、子どもと一緒にストライダーの練習をしても、それだけで一日が終わるということはないですよね。少し練習をしたら、大きな遊具などで遊びたいと思うのが子どもゴコロです。広い芝生広場があって、大きな遊具もある公園で練習しましょう!
楽しい運動会の思い出を作るために、ストライダーの練習を!
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斎藤 哲
