母親として、子どもと共に過ごし、子どもの成長に出会える日々。大変なこともあるけれど、幸せがぎゅっと詰まったかけがえのない時間ですよね。
でも同時に、今はまだ子どもが小さいからと「自分自身」が何かしたい、っていう気持ちを後回しにしていること、ありませんか?
子どもが自分なりの時間を少しずつ過ごすようになり、自分も時間や気持ちの余裕を取り戻していくと、自分の中に、「夢を実現したい」という想いが見えてくるかもしれません。そんな想いに気づいたときこそ、新しいチャレンジに向けて行動を起こす時!
「新しいチャレンジ」には、習い事を始める、地域のボランティアに参加する、就職する等々、無数の方法がありますね。
ここでは、新しい挑戦として「仕事をしたい」と考えている方に向けて、「やりたいことを自分の仕事にする」という選択肢についてお話していきます。
家庭と仕事を両立したい人こそ「自分らしい仕事を自分で創る」選択肢を!
理想は、家族との時間を大切にし、家庭のことも切り盛りしながらも、納得のいく仕事をすること。でも、家庭と仕事の両立が難しい。小さな子どもがいると企業の中で存分に活躍することが難しい。こういった声も多く聞こえるようになってきました。
果たして、小さな子を持つ母親が仕事をすることは、困難ばかりがつきものなのでしょうか。
もし、企業などの組織に自分を当てはめていくのではなく、働き方を自ら選ぶことができるとしたら、理想にぐっと近づけるはず。
そのためには、自分が起業をすること。それも、活き活きと仕事をするために「自分がやりたいこと」を生業にすることが、これからのメインストリームになってくるのではないでしょうか。
起業をするには何から始めたらいいの?最初の一歩を踏み出すには?
今は、気軽に始められるネットショップの仕組みがあったり、SNSなどを使ってクチコミで宣伝したりと、自分のやりたいことを仕事にするための環境は、随分と整っています。かつてよりも低コストでスピーディに、自分が発信したいことを、届けたい相手に届けやすい社会になりつつあります。
まず「自分が関心をもっている領域で、どんなビジネスがあるのか」を、インターネットなどで調べてみること。そこからヒントを得ながら、自分だったらどんなことをやってみたいか想像を膨らませることから始めてみても良いでしょう。
集客についても、自分に合ったやり方を伝授するサイトや書籍など、探せば実にいろいろなきっかけが見つかるほど、情報も増えてきています。子どもがいる母親で起業されている実例も多く見られるようになり、SNSを通してそういった方のリアルタイムな情報を入手し学ぶことも容易になってきました。
とはいえ、インターネットやSNSを通して情報を得たり、起業するのも実感がわかない…という方もいるかもしれません。そういう方には、実際に対面の講座を受けてみることおススメです。
「社会起業大学」という起業家を育成するビジネススクールでは、2016年1月から「やりたいことで稼ぐ 昼間コース」という講座が開講されます。その名の通り、自分のやりたいことを仕事にすることを目指して、実践中心に学ぶものです。希望者は有料で託児を付けることもでき、昼間なら出かけやすい「母」たちが通いやすい工夫がされています。
この講座は、「自分にはやりたいことがある!母親だからと言って諦めたり先延ばしにするのではなく、こどもと一緒にやりたいことを実現させたい」という主催者メンバー1人の想いがきっかけになっています。彼女自身、1歳の息子と共に、自分のやりたいことを実践しています。その中では、「子育てが終わってからやればいいのに」「育児が中途半端になるんじゃないの」なんて言葉をかけられるなどの、苦い経験もしてきました。
でも子育てに、終わりや完璧なんてありませんよね。子どもがいても活き活きと活動することはできるはずだし、そんな風に活躍したい女性がいるならば、その人の背中を押して応援したい、そう考えて生まれた講座です。
(c) .foto project
育児か仕事かという二者択一の時間の使い方ではなく、子どもとの生活の中で生まれたすきま時間を使って、自分なりのペースでやりたいことを仕事にするという選択肢が、多くの方にとって現実的なものとなってきました。
母親だからといって、全てをあきらめるたりホールドするのではなく、活き活きとした魅力的な母親であり続けるために、自分なりのチャレンジを起業という形で選ぶことも考えてみてくださいね。
『やりたいことで稼ぐ 昼間コース』
http://socialvalue.jp/short/wb/
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斎藤 哲

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