みなさんは、どのくらいの期間、育休を取られていましたか?
3ヶ月?6ヶ月?1年?それ以上?
産まれた直後は、子育てに精一杯でも育休が明ける日が近づいてくると、ホントに仕事に復帰できるかどうか不安になってきますよね。
まして、一旦、離職してしまうと復職活動に対する不安は更にふくらむばかり。
・37.5度以上の発熱で保育園からお迎えコールがかかってきたら、、、
・あたしの仕事、ちゃんと残っているんだろうか?
・家庭と仕事の両立ってできるのだろうか?
そんな不安を解消するためにも、まずは準備が大切。復職に向けて準備しておくべき3つのポイントを紹介します。
復職を考えたときに、不安や心配なことは・・・・
人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」が、小学校3年生以下の子どもがいる専業主婦100名を対象に出産後の就業に関する調査で、「今後、就業・復職したいという意思や予定はありますか?」という質問に対し、82%が「ある」と回答しました。
また、「復職することを考えた時に、不安なことや心配なことがあるとしたら、どのようなことか教えてください」に対しは、80%が「職場の理解を得られるか」、71%が「子どもの急病や行事による休みは取得できるか」と回答しており、2大不安要素と言っていいでしょう。
これらの心配事がなくなることはないでしょう。このような事実にどのように向き合って、事前に準備できるかがポイントになってきます。
復職する前におさえておく3つのポイント
- パパと話し合いをしましょう
家事の役割分担だけでなく、保育園の送り迎えの分担、そして、最も大きな問題となるのが病時の対応です。
「どうも元気がないのでお熱を測ってみたら、37.5度以上あるので、お迎えにきてもらえますか?」という保育園からの電話って、ホントに怖いですよね。大事な打合せに欠席し、アポイントをリスケした経験がある人も多いと思います。
パパの働き方自体を変えることは難しいかもしれません。でも、その時にどのような気持ちになるのか、どのようにフォローして欲しいのかをしっかりと伝えておきましょう。
- 子どもが病気になった時のサポート体制
仕事をしていく上でハードルになるのは、緊急呼び出しだけでなく、その後日の対応です。病気になった場合は、1日や2日で保育園に行けるようになるわけではありません。1週間以上かかることもあるでしょう。
そのような時に、仕事を1週間も休めるような状態の方って少ないと思います。両親が来てもらえるような場合は、両親に頼めばいいのですが、難しい場合は、どこかに預けなければいけません。
お住まいのエリアの病児保育施設を調べておきましょう。それぞれ予約の方法があり複雑な場合もあります。また、色々なルールもあるので、場所、予約方法、預けるときのルールなど覚えておく必要があります。
- 職場の根回しをする
復職前に同僚や上司に連絡をとりランチなどしておきましょう。仕事内容が少なからず変化することもあるかと思いますが、事業や体制の変化、上司の考え方の変化など復職前に聞いておくことで、少しでも心の準備ができるかと思います。
まとめ
以前、ワークショップで、復職できないまま子どもも小学生の高学年になり、これからの人生どうしよう?というママに会いました。
家計的に働かなくても良い環境だったようですが、ファイナンシャルプランナーの資格を持っているにも関わらず、もう復職に対する自信をすっかり失くしてしるようでした。一度、仕事から離れてしまうと復職にはすごく勇気がいるものです。
そんな時、不安を少しでも減らすことが一歩踏み出すことにつながるといいですよね。
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斎藤 哲
